この写真から場所を特定するのは簡単ではないはず、
最近では人気も高まっているそうですが・・・。
眼下に広がる鏡が裏(館山湾)、遠くに伊豆大島も。
堂前から絶景が一望できるのですが、
こちらは大福寺という真言宗智山派の寺院、
広がる墓地には注目されませぬように。
船形山の絶壁に飛騨匠の作という舞台造りの
崖に埋もれるような、張りつくような
「観音堂」建てられており、そこから撮影しました。
このような階段を百段以上は上ることになりますが、
山形県の立石寺(山寺)や鳥取県の三徳山三佛寺投入堂に
比べると楽勝ではないかと思います。
観光バスでやってきた方々もご覧の通り、
参拝よりも記念撮影に余念がないようでした。
717年、海上安全と豊漁を祈願して、山肌の自然石に
「十一面観音」が刻まれたのが起源とされています。
火災、大豪雨、大震災などにより焼失、倒壊、都度再建、
2016年に現在の姿に改修されたそうです。
病気平癒・財福授与・勝利などのご利益があるとか。
これは参拝したくなるというものです。
館山市と言っても北部ですし、
首都圏から日帰りで充分な距離です。
千葉県館山市船形835
2022.6.30
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます