創建は鎌倉から室町にかけてと伝えられる
高山稲荷神社は、五穀豊穣、海上安全、
商売繁盛の神様として青森県第一の
霊験あらたかな神社です。
赤穂藩主の江戸城中での刃傷事件による藩取り潰しの際、
赤穂城内に祀っていた稲荷大神の御霊代を
藩士の寺坂三五郎が奉戴し、その後その子孫が
高山の霊地に祀れとのお告げにより遷し祀ったと伝えられる
Wikipediaより
老朽化が進んでいる千本鳥居の建て替えを進めています。
ここでしか見ることのできない朱塗りの千本鳥居は、
インパクトがあり一見の価値があります。
幾重に連なる朱色の鳥居、
その美しさにも魅かれ、頂上を目指します。
千本鳥居の横は水が流れる日本庭園のようで、
散策することが可能です。
それにしても青森県は凄い!!
自然の風景もインパクトがありますが、
神社もまた凄かったのです。
周囲の緑と見事に調和し、朱色と緑が交互に連なる
美しさは独特の世界観ともいえそうで、
「ねぶた祭り」のパワーを思い出し、
圧倒されるような衝撃をも感じました。
ここの信仰には農業・商業・工業・漁業・
家内安全・病気平癒・道中守護・
憑物落とし等多様多彩のものがあるとか。
自然の恵みと共に生き、神に守られ、
暮らしてきた歴史を感じられるでしょう。
青森県つがる市牛潟町鷲野沢147-1
2022.9.14