goo blog サービス終了のお知らせ 

まるみのあっちこっち巡り

ー33,000枚を超える写真とともに綴るお出かけブログー

日本100名城 金沢城

2023-04-27 00:29:35 | 日本100名城



加賀一向一揆の拠点である金沢御坊の跡地に
織田信長の家臣佐久間盛政が
築城したのが始まりです。







その後、1583年に前田利家が入城して大改造をおこない、
1599年頃には難攻不落の金沢城がほぼ完成したとか。
几帳面な利家の性格が反映され、金箔瓦を備え、
華麗な城郭は加賀職人の巧の技が随所にあったようです。







度重なる火災、1759年の金沢城下大火災では、
城内ほぼ全域焼失し、本丸から二の丸中心の城へと変化。
1808年にも大火に見舞われますが、
その都度再建され、明治期まで存続しました。







2001年、菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓が
資料に基づき史実を尊重し、
1809年に再建された形に復元され、
金沢城の新たなシンボルとなっています。

その後も河北門、いもり堀、橋爪門二の門を復元、
金沢城の整備復元計画は進められています。







落雷で焼失してしまった金箔瓦の天守を持つ頃の金沢城は、
徳川家康に唯一対抗しうると目された前田利家の居城、
資金と高い技術力の粋をつくした加賀百万石の大城、
燦然と輝く城は、人々の誇りであったでしょう。

種別:平山城
築城者:佐久間盛政、前田利家
築城年:1580年

石川県金沢市

訪問日:2016年5月3日
コメント