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まるみのあっちこっち巡り

ー33,000枚を超える写真とともに綴るお出かけブログー

廃線になった十和田湖観光電鉄

2012-05-21 00:29:30 | 日本の鉄道・交通

この線路は、2012年4月1日付けで廃線になった
十和田湖観光電鉄のものです。





営業は3月31日までしていたので、
この日はこの線路を走っていたのでした。





三沢駅から十和田市駅14、7kmを結ぶ
十和田湖観光電鉄は、三沢駅と十和田市駅以外は無人駅でした。





東日本大震災の影響で、鉄道事業の赤字を補填していた
同社のホテルやバス事業の収入が減ったので、
自治体に補填を要求したものの受け入れられず、
廃線することとなったのです。

今回のツアーは、十和田湖観光電鉄の
観光バスを利用したのですが、
運転手さんもガイドさんも良い方でした。





廃線になる1週間前の写真を撮ることに
とりあえず成功しました。





地方の鉄道がまた一つ消えていく、残念です。

2012.3.23
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復興のシンボル・三陸鉄道

2012-05-18 00:56:22 | 日本の鉄道・交通

「さんてつ」という愛称もある三陸鉄道。

南リアス線は、現在も全線運休ですが、
北リアス線は、宮古~小本、田野畑~久慈の間を
4月1日から運行しています。





今回乗車するのは、この陸中野田駅からです。

道の駅にもなっていて、かつて利用したこともあり、
変わっていないことに安堵しました。





まだ、残雪が…





復興支援列車と呼ばれていたのは、
3月31日まででした。





車内は、観光客と高校生で座席は埋まっています。

地元に愛された復興のシンボルともなっていますが、
海岸沿いを走ることに反対の住民も多かったと
新聞の記事を読んだこともあります。





それでも心をひとつに頑張っています。





終点の久慈駅に到着しました。
バスは先回りして、私達を迎えてくれます。
ツアーの良さといえるでしょう。





JR久慈駅は隣接しています。

久慈といえば、「北限の海女」の町、
世界有数のコハクの採掘産地、
国家地下石油備蓄基地もある久慈を後にして、
宿泊地の三沢市へと向かいます。

岩手県野田村・久慈市

2012.3.23
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関東の駅百選 JR深谷駅

2011-12-06 00:10:13 | 日本の鉄道・交通

1883年開業のJR高崎線深谷駅は、
関東の駅百選の一つとなっています。
JR上野駅から72.7km。
毎年、夏になると暑さで話題の熊谷市と隣接しています。





駅舎は見覚えがあるようなとお思いのかたも多いはず、
東京駅をモチーフにした造りとなっています。
平成8年8月、2年の歳月を費やして立替られました。
(煉瓦調のパネルで造られています。)





東京駅丸の内口駅舎を建築する際、
深谷市にあった日本煉瓦製造が製造した
煉瓦を使用したことにちなみ造られました。





ホームは15両編成に対応、2面3線です。
橋上駅となっています。





一日の平均乗客数は1万400人程度(H22年)
駅には市内を走るくるりんバスが停車していました。
こちらは北口です。

幕末から大正初期にかけて活躍し、
日本近代産業の指導者、日本の資本主義の父と呼ばれた
偉大な実業家・渋沢栄一氏のゆかりの地が深谷です。





日本煉瓦製造会社を設立したのが
渋沢栄一氏で北口に像が鎮座しています。
この地には、歴史の息吹を感じさせる観光スポットが点在。
古代の遺跡も見つかっています。

埼玉県深谷市

2011.11.26
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京成スカイライナー

2011-10-25 00:43:04 | 日本の鉄道・交通

昨年7月にデビューした京成スカイライナー。
成田空港第2ビルと日暮里駅を最速36分で結びます。
以前の京成本線経由の51分から15分短縮。
時速は160kmと日本の在来線では最速





車内のコンセプトは「凜」
荷物スペースを客室から見えるようにし、
荷物スペースやデッキは防犯カメラを設置。





座席もゆったりで快適。
成田って近かったのねと思えます。
料金は2400円です。

近く感じるのは速さだけでなく、成田アクセス線を使うから
どんなところを走っているかというと…





写真は千葉県の印旛沼です。
この時はまだ工事中でしたが、
車で成田から戻った時に撮影したものです。
早く乗りたいと思いながらマイカーやリムジンを利用、
やっと乗ることが出来ました。

2011.8.6
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オホーツク海に一番近い駅 北浜駅

2011-07-02 00:45:31 | 日本の鉄道・交通

太平洋と日本海を眺めながら橋る景勝路線は数多いのですが、
オホーツク海沿岸を走るとなると唯一の鉄道路線が
釧網(せんもう)線の網走~知床斜里間が
オホーツク海沿岸鉄道となります。





かつては多くの鉄道がこの沿岸を走っていました。
天北線、興浜北線、興浜南線、名寄本線、湧網線です。

過疎化による大赤字路線で80年代後半までに
次々と廃線となっていきました。
(残念ながらどれにも乗車していません)





こちら「北浜駅」は、ホームの目の前が駅で、
「オホーツク海に一番近い駅」と紹介されている
単線の線路にホームが一本だけの小さな駅です。





網走駅からは4つ目、流氷が接岸する時期には、
「流氷ノロッコ号」が走ります。

お隣は、花咲く季節限定の原生花園駅(臨)です。





時刻表の周りにも記念の名刺がたくさん飾られています。
この北浜駅に来るのは2度目なのですが、
前回は時間がなくて寄れなかった場所へ行こうと思います。

北海道網走市

2006.7.5


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のと鉄道

2011-05-04 00:36:16 | 日本の鉄道・交通

石川県などが出資する第三セクターの鉄道であるのと鉄道。
七尾駅から穴水駅までの33.1kmを結び、
一日に上下34本を運行しています。

車両はNT200形で、8つの駅で停車し、
コトコトンコトコトンと走ります。





穴水駅は、朝市や千枚田の輪島市、
見附島の珠洲市などへ向かう路線バスの発着駅です。

穴水駅の売店で、平成22年9月18日に限定500個で販売された
「恋路ゆき」のキーホルダーを購入しました。
学生時代にその名に惹かれて、途中下車した駅です。

多くのカップルが訪れて賑わったこの駅も
営業廃止となって6年が経ちました。





ボタンを押してドアを開け、乗車します。
ワンマン運転で車内には、バスのような料金表示があり、
全線乗車すると料金は810円です。





一番印象に残った駅は、能登中島駅。
演劇ロマン駅の愛称がある駅で、
「無名塾」が合宿に来ている演劇の町の玄関口。

構内に留置されている青い車両は郵便車の「オユ10」
全国各地を郵便物を車内で仕分けしながら走りましたが、
鉄道郵便が廃止された昭和61年に全車が引退しました。

製造された72両のうち保存された
2両のうちの1つという貴重なものです。





車窓からは、海越しに北アルプスの山並みが浮かび上がります。
道路と並行して走っている区間があまりなく、
海を間近に見られる列車として、嬉しさもひとしおの路線。
七尾駅まではあっという間の40分でした。

2011.3.28
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