札幌のテレビ局、HTB。
あの「旅番組」だったり、黄色く丸い宇宙人(知りませんでしたが、「パレード星人」らしいです)で有名ですが、この度、南平岸から札幌のど真ん中、大通公園近くにお引越し。
で、その空いた旧社屋を丸ごと使い、テレビ局を舞台にしたドラマを撮ろう…と言うのですから、さすがあのヒゲのディレクターさんや、鹿と縁深いディレクターさんのいらっしゃるテレビ局。死角のない攻め口です。
このドラマ、開局50周年記念として製作されるビッグプロジェクト。
原作は、札幌在住で「おたんこナース」や「動物のお医者さん」などでも有名な漫画家、佐々木倫子さんが描いた「チャンネルはそのまま!」(元々、HTBが舞台のモデルになっていたそうですね)。
総監督は、あの「踊る大捜査線」などで有名すぎるほど有名な、本広克行監督!
脇を固める監督陣には、ご存知、藤村忠寿氏も名を連ね、テーマ曲は北海道が世界に誇るジャズサックスプレイヤー、寺久保エレナさん(個人的にもファンです)が作曲、プロデューサー陣には嬉野雅道氏も。
そして…
その撮影現場のケータリングには、あの"ススキノで支持率0%居酒屋"、「本気食聡咲」が参入!!!!!
………したんです。ご存知の方もいらっしゃるかと。
いくつかのお店が入れ替わりで担当したそうですが、こちらもビッグプロジェクト。
…ご苦労も絶えなかったようです。
σ(^_^;)
しかしその甲斐もあり、供されたお料理やサービスは絶賛だったと伺っております。
本広克行監督のインスタグラムに料理や、打ち上げの時のとある「サプライズ」の写真がアップされていたのは、その証拠のひとつなのではないかと。
マスターを始め、ケータリングスタッフとして参加された皆様、本当にお疲れ様でした。
そのドラマ、北海道では来年3月に地上波で放送されるとか。楽しみです。
ドラマの内容が気になるところですが…聡咲のケータリングの内容も気になっておりました。
すると、実際に現場で提供された料理を、一晩だけお店でも味わえると。
行かないわけには参りません。
そんな訳で今回は、その再現メニューをご紹介。
まずはお刺身。
マグロに、キビナゴにキンキ。安定の新鮮さ。
続いては野菜料理。
「北海道産野菜のピクルス、十勝製乳製品のソース」。
様々な野菜が細かく刻まれ、チーズやヨーグルトを使ったソースで和えてあります。さっぱりしつつもコクのある味わい。北海道総動員、とも言える前菜ですね。
「日高産真鱈のタラコ餡」。
揚げた鱈にタラコの餡かけですから、親子丼的な相性の良さ。
「知床鶏のカレークリーム煮」。
知床鶏はお店でもよく登場する食材。それを滑らかなクリームで煮て、この時は笹の葉で包まれてました。
その葉を解くと、ほんのり笹の香りが。
クリームの優しい味わいと、スパイシーなカレーの風味は、撮影で疲れた皆さんの食欲を掻き立てたのでは。
「にせモノカニサラダ」。
…現場では「わぁ、カニだぁ」と、喜んだ方も多かったようです。
σ(^_^;)
いえ、味は充分素敵ですよ。はい。ホンモノのイクラも載ってますし。
「辛さを控えても本格麻婆豆腐」。
確かに控えめ。味のバランスが辛さよりも、甘さと旨味に寄っていて、これはご飯に合う事を主眼にした麻婆豆腐ですね。ケータリング故の配慮なのでしょうか。
「士別市生ラムロースの冷製、余市のリンゴ添え」。
士別市のラムに、余市町のリンゴという、北海道の名産のタッグ。そして実は…北海道ならではの調味料も使われてます。
リンゴの下にある、ジュレ状のもの。
これは、発売から60年は経つという、とあるメーカーのジンギスカンのタレ。それをジュレにしてるんですね。道民が子供の頃から食べている味で、まさにソウルフードと言えるもの。
で、ジンギスカンを食べる時には、確かにこのジンギスカンのタレに磨り下ろしたリンゴを混ぜて食べる事も。僕が子供の頃、自宅でジンギスカンをやる時は、リンゴを磨り下ろすのが役目でした(笑)。リンゴを入れると、実にまろやかな甘みと爽やかな香りが加わり、肉の旨さを引き立てます。
見た目は洋食のようですが、実は道民が昔から親しんでいるジンギスカンの食べ方をケータリングで再現してるんですね。…きっと。これは技あり。お見事です。
「道産あいびき肉の煮込みハンバーグ」。
聡咲と言えばハンバーグ、と言っても過言ではありません。野菜もたっぷりなのも、いつものお店の味。
「一口、二口の五目あんかけご飯」。
量的にはさっとお腹を満たすにはちょうどよく、腹持ちも良いであろう、具材たっぷりの五目あんかけご飯。
最後はケータリングでは提供されなかった料理ながら、聡咲の最新メニュー。
ローストポークが「サービス」として付きました。
これはマスターが編み出した、「とある機械」を駆使した製法で作られたローストポークなのですが、まるでシルクのようなきめ細かい食感が素晴らしい。
このローストポークは、もしかすると今後もメニューに登場するかも知れませんね。
それにしても今回のケータリングメニュー。
随所に北海道ならではの素材や味、食べ方までもを組み入れてるのは、素敵な料理を提供するのはもちろん、特に本州から来ているキャストやスタッフさんも多いので、そうした方々も含めて、皆さんに北海道ならではの味を少しでも満喫して欲しいという、マスターの心意気なのではないかと。
このメニューを食べた皆さんが作り上げたドラマが、一体どんな作品になったのか。
本当に楽しみです。
あの「旅番組」だったり、黄色く丸い宇宙人(知りませんでしたが、「パレード星人」らしいです)で有名ですが、この度、南平岸から札幌のど真ん中、大通公園近くにお引越し。
で、その空いた旧社屋を丸ごと使い、テレビ局を舞台にしたドラマを撮ろう…と言うのですから、さすがあのヒゲのディレクターさんや、鹿と縁深いディレクターさんのいらっしゃるテレビ局。死角のない攻め口です。
このドラマ、開局50周年記念として製作されるビッグプロジェクト。
原作は、札幌在住で「おたんこナース」や「動物のお医者さん」などでも有名な漫画家、佐々木倫子さんが描いた「チャンネルはそのまま!」(元々、HTBが舞台のモデルになっていたそうですね)。
総監督は、あの「踊る大捜査線」などで有名すぎるほど有名な、本広克行監督!
脇を固める監督陣には、ご存知、藤村忠寿氏も名を連ね、テーマ曲は北海道が世界に誇るジャズサックスプレイヤー、寺久保エレナさん(個人的にもファンです)が作曲、プロデューサー陣には嬉野雅道氏も。
そして…
その撮影現場のケータリングには、あの"ススキノで支持率0%居酒屋"、「本気食聡咲」が参入!!!!!
………したんです。ご存知の方もいらっしゃるかと。
いくつかのお店が入れ替わりで担当したそうですが、こちらもビッグプロジェクト。
…ご苦労も絶えなかったようです。
σ(^_^;)
しかしその甲斐もあり、供されたお料理やサービスは絶賛だったと伺っております。
本広克行監督のインスタグラムに料理や、打ち上げの時のとある「サプライズ」の写真がアップされていたのは、その証拠のひとつなのではないかと。
マスターを始め、ケータリングスタッフとして参加された皆様、本当にお疲れ様でした。
そのドラマ、北海道では来年3月に地上波で放送されるとか。楽しみです。
ドラマの内容が気になるところですが…聡咲のケータリングの内容も気になっておりました。
すると、実際に現場で提供された料理を、一晩だけお店でも味わえると。
行かないわけには参りません。
そんな訳で今回は、その再現メニューをご紹介。
まずはお刺身。
マグロに、キビナゴにキンキ。安定の新鮮さ。
続いては野菜料理。
「北海道産野菜のピクルス、十勝製乳製品のソース」。
様々な野菜が細かく刻まれ、チーズやヨーグルトを使ったソースで和えてあります。さっぱりしつつもコクのある味わい。北海道総動員、とも言える前菜ですね。
「日高産真鱈のタラコ餡」。
揚げた鱈にタラコの餡かけですから、親子丼的な相性の良さ。
「知床鶏のカレークリーム煮」。
知床鶏はお店でもよく登場する食材。それを滑らかなクリームで煮て、この時は笹の葉で包まれてました。
その葉を解くと、ほんのり笹の香りが。
クリームの優しい味わいと、スパイシーなカレーの風味は、撮影で疲れた皆さんの食欲を掻き立てたのでは。
「にせモノカニサラダ」。
…現場では「わぁ、カニだぁ」と、喜んだ方も多かったようです。
σ(^_^;)
いえ、味は充分素敵ですよ。はい。ホンモノのイクラも載ってますし。
「辛さを控えても本格麻婆豆腐」。
確かに控えめ。味のバランスが辛さよりも、甘さと旨味に寄っていて、これはご飯に合う事を主眼にした麻婆豆腐ですね。ケータリング故の配慮なのでしょうか。
「士別市生ラムロースの冷製、余市のリンゴ添え」。
士別市のラムに、余市町のリンゴという、北海道の名産のタッグ。そして実は…北海道ならではの調味料も使われてます。
リンゴの下にある、ジュレ状のもの。
これは、発売から60年は経つという、とあるメーカーのジンギスカンのタレ。それをジュレにしてるんですね。道民が子供の頃から食べている味で、まさにソウルフードと言えるもの。
で、ジンギスカンを食べる時には、確かにこのジンギスカンのタレに磨り下ろしたリンゴを混ぜて食べる事も。僕が子供の頃、自宅でジンギスカンをやる時は、リンゴを磨り下ろすのが役目でした(笑)。リンゴを入れると、実にまろやかな甘みと爽やかな香りが加わり、肉の旨さを引き立てます。
見た目は洋食のようですが、実は道民が昔から親しんでいるジンギスカンの食べ方をケータリングで再現してるんですね。…きっと。これは技あり。お見事です。
「道産あいびき肉の煮込みハンバーグ」。
聡咲と言えばハンバーグ、と言っても過言ではありません。野菜もたっぷりなのも、いつものお店の味。
「一口、二口の五目あんかけご飯」。
量的にはさっとお腹を満たすにはちょうどよく、腹持ちも良いであろう、具材たっぷりの五目あんかけご飯。
最後はケータリングでは提供されなかった料理ながら、聡咲の最新メニュー。
ローストポークが「サービス」として付きました。
これはマスターが編み出した、「とある機械」を駆使した製法で作られたローストポークなのですが、まるでシルクのようなきめ細かい食感が素晴らしい。
このローストポークは、もしかすると今後もメニューに登場するかも知れませんね。
それにしても今回のケータリングメニュー。
随所に北海道ならではの素材や味、食べ方までもを組み入れてるのは、素敵な料理を提供するのはもちろん、特に本州から来ているキャストやスタッフさんも多いので、そうした方々も含めて、皆さんに北海道ならではの味を少しでも満喫して欲しいという、マスターの心意気なのではないかと。
このメニューを食べた皆さんが作り上げたドラマが、一体どんな作品になったのか。
本当に楽しみです。