じゃ、僕の話をします。

『本気食聡咲』の記事は「居酒屋・和食」カテゴリーよりご覧下さい。/※各掲載店の閉店情報等は基本的に追記しておりません。

最近の「聡咲」~2011・冬~

2011-12-18 | 居酒屋・和食
何とも見事なハンバーグ。

これが居酒屋で出るんだから、相変わらずの凄さです。最初からミンチになった肉ではなく、塊の肉を包丁で叩いてミンチ状にしてるとか。

「近くのコンビニで買ってきた冷凍物なんですよ」なんてマスターは言います。でも、注文したらハンバーグを成形する、見事な音がパチパチ聞こえてきたりするんですけどね(笑)

そんなわけで、ススキノの「聡咲」です。

マスターからも「通いすぎです(笑)」と言われるくらい通ってますね。
(^_^;)

ここの洋食が専門店レベルなのはもちろんなんですが…

このハンバーグ、目玉焼きがまた泣かせます。こうしたツボを突きまくった料理が次々出てきます。

この店のメニューは完全に日替わり。同じメニューに次いつ会えるかはわかりません。

で、最近巡り会ったメニューをいくつか挙げますと…

汁だくのカツ丼です。

まず、この卵のトロトロ加減が何とも素敵。卵の混ぜ具合が絶妙です。カツもちゃんと所々サクサクしてて、その食感が嬉しい。

で、たっぷりの出汁がご飯にかかってます。

しっかりとした風味の良い出汁で、比較的あっさりした味付けなので、最初は通常のカツ丼のように食べられるんですが、最終的にはお茶漬けのようにサラサラ食べられます。

この感覚は斬新でした。

一般的なカツ丼の出汁だと味が濃すぎて、こんな食べ方したらくどくなるはず。計算づくです。

続いて…

海鮮太巻寿司。

マグロ、カニ、ホタテを巻いて、ウニとイクラをトッピングと言う、これ以上ないであろう組み合わせ。

シャリも良いお米を使ってるのが分かります。

隣に居たお客さんが、米の生産地の出身だったようで、シャリの味わいに感動してましたよ。

焼きそば。

王道的な焼きそばですが、例えば、上には鰹節ではなく鮭節がかかってたりします。

焼きそばも丁寧に作ると、こういう味になるのかと唸りながら食べてました。

お刺身。

食べると、明らかに良いネタを使っているのが私の舌でもすぐに分かります。

メニューにある値段を見ると、ススキノの他の店ならこの倍は取られるよな~、と思ってしまいました。

エビフライ。

横にタバコの箱でもあれば良かったんですが、かなりデカイ。頭からバリバリ食べてしまう快感。

タルタルソースも、一般的に使う具材とはちょっと違ってたりして、細かな工夫を感じます。

オムレツ。

やはり、芸術的に美しい。この写真を見たら、味や食感は容易に想像できると思うんですが、食べれば思った通り。

で、運良く再会できたのが…

カツサンドです。

使われてるのは小麦の風味豊かな、ふんわりしつつも、もっちりとした噛み応えのパン。

かぶりつくと、新鮮な野菜のシャキシャキ感を感じ、次にカツの肉汁と旨味を感じ、噛み続けるとそれらとソースやバターの風味が渾然一体となって…

何せ、具材のバランスが素晴らしい。再会できて嬉しかったです。

この店のカウンターに座っていると、周りのお客さんが「何を頼んでも美味しい」と言っているのをよく聞きます。

それを聞くと自分も何故か嬉しくなります。

どの料理も丁寧に作って戴いてるのを感じる料理です。

そして、美味しいものを食べてもらいたいと言う心意気を感じます。

この店は、ぐる○びや食○ログなんかで見つけてくるのではなくて…

本当に客同士、人間同士の実際の繋がりを通じた口コミで広がってほしい店です。

僕もこの店を知ったのは、とある方から「是非、この店で食べて欲しい」と教えていただいたのがきっかけですし、同じように僕も、この店を気に入ってくれそうだなと思った人だけにこっそり教えてます。

で、教えると必ず気に入ってくれて、その教えた相手は家族を連れてきたり、大切な友人にまたこっそり教えたりするわけです。

いい店の「口コミ」の広がり方は、本来こう言った形なんでしょうね。

なので…

運良く、この店の口コミを耳にしたら是非足を運んでみてくださいね。
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