札幌を象徴する花、ライラックもその盛りを過ぎてきました。
北国の短い夏の始まりを告げる花ですが、桜同様、例年よりかなり早い開花でした。
今年は果たして、猛暑になるのか冷夏になるのか。いずれにしても、暑さに弱い北国育ちには試練の季節が始まります。
その暑さに打ち勝つべく、この店でスタミナをつけております。
お馴染み、札幌ススキノ「本気食聡咲(まじしょく・そうさく)」であります。
今回も、こちらで最近いただいたお料理をご紹介。
一枚目の写真はおまかせ定食。開店から時間限定で供されていたのですが、この時はトロや甘エビ、シャコなどの刺し盛、毛蟹、餃子、あら汁といった内容。これにドリンクが一杯ついて千円。
最近では数種類の晩酌セット的なものも登場。こうしたセットメニューが増えてきているんですが、ただ、どんなセットになるかは、相変わらずマスターのその日の気分次第です。
(^_^;)
ときこ。
時不知(ときしらず)の筋子。だから、ときこ。時不知は春先に獲れる若い鮭。だから筋子も小さいのですが、その分、味も濃厚。そして、当然希少価値の高い珍味。なかなかお目にかかれません。日本酒のアテにはこの上ない。
…それを、物凄く親しみやすいお値段で提供するマスター。たぶん、他の店ならとんでもない値段でしょうし、そもそもメニューに載りません。
(^_^;)
高いものを頼んで、食べて美味しかったけど本当に普通に高かった…ではなく、まずは北海道の良い食材をとにかく知ってほしいと言う、マスターの美学と言うか男気を感じますね。
アスパラを二皿。
パンチェッタと共に炒めていただいたものと、オーブン焼きにしていただいたもの。
ボイルや天ぷらも素敵ですが、個人的にこの食べ方がおすすめ。オーブン焼きは特に、味わいがギュッと濃縮されますよ。
鴨ロースト。
他の店のローストは変に水っぽかったりするんですが、こちらのはしっとり柔らかで、噛み締めるヨロコビに溢れる味わい。濃厚ながらも臭みはないと言う絶妙さは、どうやら焼き方に秘密があるようです。
更級蕎麦とカツ丼のセット。
蕎麦がメニューにあったので「蕎麦屋さんのランチっぽく」とお願いしたら、この上なくイメージ通りの蕎麦セットが。
しかも。
カツ丼は牛カツ&トロロ丼。マスターは常に、客の想像以上の着地点を目指します。
(^_^;)
「牛タンとトロロが合うなら、この組み合わせも合うはず」と言う発想だったそうですが、その計算は素晴らしく大正解でありました。ありがたや。
ソイ茶漬け。
鯛茶ならぬ、ソイ茶。熱い出汁をかけることで半生状態のソイの切り身は、プリプリ感が官能的。ネギや白ゴマなどの薬味が、さらにその食感を弾ませます。
余市沖ヒラメの梅ダレ薄造り。
この食材を、まるでサラダのように使う贅沢。カルパッチョより、やはり口に馴染みのある梅風味なのが嬉しい。あらゆるお酒に合いますね。
ここで念のため、別の記事でも載せましたが…
こういう、昭和世代にはたまらない肉もでます、と言うことで(笑)。
このお店に来た方の中には「他の人に教えたくない!!」と、思う方も多いようで、そのお気持ちは私もよ~く解ります(笑)。
そもそも、入り口からして入りづらいですし。
(^_^;)
勇気を振り絞ってたどり着いた隠れ家を、易々と他人に教えたくないのは人情。
でも、少なくともどうか本当に大切な人には是非教えていただきたい。
僕も、とある方が「あ太郎さんには、絶対にここの料理を食べて欲しい!!」と、熱い情熱と共に紹介してくださったのがきっかけで、この聡咲を知ったんですよね。
そのお陰で今回の「ときこ」のように、他のお店では体験できないような食材や、食べて幸せになれる料理との出会いを沢山果たしているわけで、その紹介してくださった方にはもちろん今も感謝しています。
むやみやたらと不用意に、他人に紹介するのは無論、別として…
何より、マスターの作るお料理を独り占めするのはもったいなさ過ぎる。
…と、僕は思うのですが…
どうでしょう?
(^_^;)
北国の短い夏の始まりを告げる花ですが、桜同様、例年よりかなり早い開花でした。
今年は果たして、猛暑になるのか冷夏になるのか。いずれにしても、暑さに弱い北国育ちには試練の季節が始まります。
その暑さに打ち勝つべく、この店でスタミナをつけております。
お馴染み、札幌ススキノ「本気食聡咲(まじしょく・そうさく)」であります。
今回も、こちらで最近いただいたお料理をご紹介。
一枚目の写真はおまかせ定食。開店から時間限定で供されていたのですが、この時はトロや甘エビ、シャコなどの刺し盛、毛蟹、餃子、あら汁といった内容。これにドリンクが一杯ついて千円。
最近では数種類の晩酌セット的なものも登場。こうしたセットメニューが増えてきているんですが、ただ、どんなセットになるかは、相変わらずマスターのその日の気分次第です。
(^_^;)
ときこ。
時不知(ときしらず)の筋子。だから、ときこ。時不知は春先に獲れる若い鮭。だから筋子も小さいのですが、その分、味も濃厚。そして、当然希少価値の高い珍味。なかなかお目にかかれません。日本酒のアテにはこの上ない。
…それを、物凄く親しみやすいお値段で提供するマスター。たぶん、他の店ならとんでもない値段でしょうし、そもそもメニューに載りません。
(^_^;)
高いものを頼んで、食べて美味しかったけど本当に普通に高かった…ではなく、まずは北海道の良い食材をとにかく知ってほしいと言う、マスターの美学と言うか男気を感じますね。
アスパラを二皿。
パンチェッタと共に炒めていただいたものと、オーブン焼きにしていただいたもの。
ボイルや天ぷらも素敵ですが、個人的にこの食べ方がおすすめ。オーブン焼きは特に、味わいがギュッと濃縮されますよ。
鴨ロースト。
他の店のローストは変に水っぽかったりするんですが、こちらのはしっとり柔らかで、噛み締めるヨロコビに溢れる味わい。濃厚ながらも臭みはないと言う絶妙さは、どうやら焼き方に秘密があるようです。
更級蕎麦とカツ丼のセット。
蕎麦がメニューにあったので「蕎麦屋さんのランチっぽく」とお願いしたら、この上なくイメージ通りの蕎麦セットが。
しかも。
カツ丼は牛カツ&トロロ丼。マスターは常に、客の想像以上の着地点を目指します。
(^_^;)
「牛タンとトロロが合うなら、この組み合わせも合うはず」と言う発想だったそうですが、その計算は素晴らしく大正解でありました。ありがたや。
ソイ茶漬け。
鯛茶ならぬ、ソイ茶。熱い出汁をかけることで半生状態のソイの切り身は、プリプリ感が官能的。ネギや白ゴマなどの薬味が、さらにその食感を弾ませます。
余市沖ヒラメの梅ダレ薄造り。
この食材を、まるでサラダのように使う贅沢。カルパッチョより、やはり口に馴染みのある梅風味なのが嬉しい。あらゆるお酒に合いますね。
ここで念のため、別の記事でも載せましたが…
こういう、昭和世代にはたまらない肉もでます、と言うことで(笑)。
このお店に来た方の中には「他の人に教えたくない!!」と、思う方も多いようで、そのお気持ちは私もよ~く解ります(笑)。
そもそも、入り口からして入りづらいですし。
(^_^;)
勇気を振り絞ってたどり着いた隠れ家を、易々と他人に教えたくないのは人情。
でも、少なくともどうか本当に大切な人には是非教えていただきたい。
僕も、とある方が「あ太郎さんには、絶対にここの料理を食べて欲しい!!」と、熱い情熱と共に紹介してくださったのがきっかけで、この聡咲を知ったんですよね。
そのお陰で今回の「ときこ」のように、他のお店では体験できないような食材や、食べて幸せになれる料理との出会いを沢山果たしているわけで、その紹介してくださった方にはもちろん今も感謝しています。
むやみやたらと不用意に、他人に紹介するのは無論、別として…
何より、マスターの作るお料理を独り占めするのはもったいなさ過ぎる。
…と、僕は思うのですが…
どうでしょう?
(^_^;)