’97/05/05 もう道路には雪がなかったので夏タイヤで出かけた。
白銀荘への道を上がると、そこには雪が残っていた。
目の前の斜面は、溶けて凍ってを繰り返し硬くなっていた。
いつもは見えないハイマツが今日は行く手を遮っていた。
ハイマツや低木をかき分けて登った。
傾斜が急な1500m付近では雪ではなく氷のハーフパイプ状となり、転倒すればどこまでも滑落する状況で危険であった。
3月は吹雪で視界がなくて撤退、今回は天候は良いが斜面が氷の山となりスキーでは登れないのでここで登るのを中止し、下山することにした。
登る時右手に山が見えたところで証拠写真を撮る。
あれは富良野岳だろうか。
下山後、白銀荘で温泉につかり汗を流した。
さて帰ろうと車を駐車場から出そうとするのだが、タイヤの下が完全な氷になっていてシュルシュルと音を出すだけ。
ここで、また汗を掻くことになった。
それ以来ゴールデンウィークを過ぎるまでは、夏タイヤにはしないことにしている。
オリンパス35DC