冷たい腕

きのうの朝、わたしの父親が心停止したとの連絡が入り、母とともに病院にに駆けつける。病院に着くと、挿管して、人工呼吸器つける処置をやってもらっているところだった。いちお落ちついて、あと胸のレントゲン取ったり、血を採ったり…。

…肺炎になっているらしいんだが、蘇生直後よりいろんな数値は落ちついていて、「家族はどう対応したらいいですか。」という母の問いに院長先生は、「普通にしていてください。」と言われたんで、すぐにすぐ死ぬような事もなさそうな気がしたのだが…こればっかりは、まあわからない。おばあちゃんが死んだ時は、挿管してから半月だったなあ…と。

CO2ナルコーシスだったのだろう…ということだ。前の夜、呼吸が苦しそうだったので酸素を吸わせてくれたそうで、それで身体がこんなに酸素があるんだ、もう息しなくても良いんだ…と勘違いして、呼吸が止まり、そして二酸化炭素が溜まり、それで心停止に至ったのだろう…ということだった。調べたら、CO2ナルコーシスの時は、それまでの苦しさから解放されて気持ちいい…らしい。そんな情報も読んだ。…気持ち良かったならよかったかな、なんて、少し救われた気もした。


で、今日は、母は、朝昼夕と３回病院に行って様子を見ていた。夕方に行く時に、わたしもついていったのだが、体温がなかなか上がらないとのことだった。全身にじっとり冷や汗をかいていて、それがクーラーで冷されているのか、はっきり書こう…死人のように冷たかった。触っていても、どんどんこちらの手のひらの熱が奪われていく感じだ。

やっぱし、きのう、三途の川を渡りかけてたところをひきもどされちゃったのかなあ…いやいや、このひとクリスチャンだからローマ法王の帽子を触りかけていたときに…待って、ローマ法王ってカトリックだよね、お父さんはプロテスタントだからちゃうんじゃない、いや、似たようなものでしょ…なんて母親と、家の台所でバカ話をしていたのだが、実際、あまりにつめたくて…ほんとうに、死ぬべきところをひきもどしてしまったのかも、なんて、心をよぎる。でも、病院では、出来るだけの処置はしてくれるわけで。

母は、できるなら挿管はして欲しくない主義で、できるだけ自然死に近い形を望んでいる。「苦しそうだから、かわいそう。気の毒だ。」と母は言う。(それでも彼女は、夫が入院して２年半、毎日通い続けた。休んだのはただ１日だけだったという。)
だが、今の時代、病院で挿管しない…というのは手をこまねいているのと同じなのだろうから、しないわけにはいかない感じがする。おばあちゃんの時も、そんな印象だった。ここではない別の病院だったが、母が「挿管はしないでください。」と事前に頼んでいたのだが、やはり祖母の呼吸が止まったのを看護婦さんが見つけて、よってたかって挿管されちゃった…という感じ。やめてくれとも言えず、家族はドアの外に出されて、待たされたっけ。

人工呼吸器で生き長らえている人はゴマンといるわけで…。だから、このまま、また父の命が尽きるまで、見守るのがスジなのかとも思う。

わたしは、病院に来た時は、冷たいようだが、その人の痛みから自分を切り離すことに慣れている。その痛みや苦しみをまともに自分に投影してしまったら、立っていられないからだ。

父にかけていた何枚かのフェイスタオルと、大判バスタオルは、もう汗で湿っていたので、全部取り替える。それから、母は、ぬるま湯で絞ったタオルで、彼の顔と頭を拭いた。そばで人工呼吸器がプーカプーカ言っている。時折、自発呼吸が出ているのを知らせるランプがつく。

父親の、冷たい手足。まだ、この手にその感触が残る。
「死ぬまで生きるのが、いちばん大切な仕事なのよ…」というＴＯＮＯさんのまんがの中の言葉でしめくくってみる。

ごはんのこと

きのうのばんごはんのメニューは、割に夏らしかったのでメモ。
ゴーヤと豚肉のミンチの炒め物。揚げナスの生姜じょうゆひたし。これは冷してたべました。あと、コロッケとひき肉のそぼろ。千切り（ひも切り…）キャベツ。
ゴーヤは、いただきものです。濃い翡翠色でタイヘンに美しかったです。あと、ナスも１本はもらった長ナス、もう１本はうちのナスを使いました。

今朝のあさごはんは、なぜか白いおにぎりとたくわんのことばかりベッドで考えていたので、その通りにしました。これで魚肉ソーセージが会ったらハチクロメニューだけど、なかったのでハムを食べました。めずらしくにどまりさんが起きていたのでいっしょに食べました。

ブルー

いちごのかき氷用の蜜といっしょに、ブルーっていうの買ってみた。ラムネ味だと書いてあるが…。

家に帰って、さっそく氷をかく。かき氷って、食べると冷たいのに、かく方はどうして熱くなるのでしょうハアハア…。まあ、それはいいんですけども、ブルー。ガリガリ君のソーダ味とそっくりな味だ！ なんだかトクした気分…。

サドル

そうそう、きのう、スプリングの折れたサドルとっかえました。いままでブラウンだったけど、今度は濃い目のグレイ。自転車屋のおじさんがすぐに付け替えてくれて、…またがってみると、すぐにしりになじみました。けっこうイイ！たくさん漕いでも、おしりいたくならないような感じがする。

入稿前夜

原稿、３回くらい確認してビニール袋に入れた。表紙データの入ったＭＯもプチプチで包んだ。出力見本よし、発注書（本文のと表紙のとで２枚）よし、直接搬入申し込み書よし。
ちょうどいいサイズのアマゾンの箱があったから、これに詰めて送ることにした。ガムテよし。

明日、郵便局に行って、宛名ラベルを書いて、窓口に出します。無事、完成してよかった。

自転車のこと、いろいろ

…ところで、毎日暑すぎるよう。暑さには良く慣れてきた方だと思うのですが、ひ、日差しが…。岡山の太陽あなどれんよう。

自転車に幌かぶせて…みたいなことできませんかのう。あれって、道路交通法違反になるんだっけ？ピザの宅配屋さんのバイクみたいな感じをイメージしているんだけど。風にあおられるかなあ…。

ＮＰＯ法人が、倉敷美観地区のあたりを自転車タクシー走らせているって、前話題になっていたんですが、それって公道びゅんびゅんっていうのとは違うしなあ。

はっ、そんなのんきな事考えるよりも、わたしの自転車のサドルのスプリング、こないだぱっきり折れたのでした…。ショックでした…。ど、どうせ重かったんでしょうよ。金属疲労ですよね。と、取りかえるかなあ…。でも、その前、後ろのタイヤのスポークも１０何本折れていたんですよね…。全体的に大丈夫なのかなあ…。１１年選手なんですよね。

時をかける少女（２回目）

やあやあ、やっぱりアニメ版時かけは、夏に観るのが一番じゃね？

小学生ふたりといっしょにお部屋で観ました…。下の子はちょっと途中で退屈してしまったみたいですが、上の子はけっこう観てたなあ。

わたしは、これを観るの二度目なので、ちゃんとお話を追いかけられて、よかったです。しかし、ほんとうにずっとずっと走っているねえ、真琴ちゃん…。ほんとうにのびやかでいい絵だよなあ。何度観てもいいなあ。そして、今回も観たあと元気出ましたよ。そこがなによりいいんだよな。

すげえ…って思っちゃって、実際すごくて打ちのめされる作品は多々あれど、時かけは、すんごくいいんだけど、コンプレックスなんかは感じなくて、ほんと、爽快感と、「よし、あたしもがんばる！」って感じが残るのがいいです。

ソフトバンク

うちの最寄りの、ソフトバンクの建物、通りがかりにふと見たら、「入居者募集中」の看板が出てるやんけ。ここが、まだボーダフォンだったとき、わし、携帯電話申し込んだんだよね。
そんで…ボーダフォンの赤い看板が、ソフトバンクの白い看板に替わり、なんかさびしかったんだけど、今回、それに輪をかけてさびしい事に…。っーちゅうか、ケータイになんかあったときどうしたらいいんでしょう。何処に行けば良いんでしょう。
こないだ、第２世代の携帯はサービスを終了させていただきます…とかいうイヤンな感じのハガキが来てましたが…。まだ、間があるので、ギリギリまで今の使っちゃうんだからもう。ＮＴＴだって、今だって黒電話使えるみたいでしょ？（さすがに新規の契約はさせてくれないだろうけど）

よくわかんないけど、あんだけ儲けてるっぽいのに、あたしの町の店舗はつぶしちゃうんですね…。…そりゃ、いつ行ってもヒマそうな店だったですが…。

蝉時雨

朝から、蝉の声がすごいなあ…。時雨と名づけた昔の人はすごいなあ。ほんとうに雨のようだ。うちの金木犀の木の下にも蝉の出てきた穴がいっぱいです。
でも、この蝉が生まれた７年前の夏より、今年の夏の方が暑いんじゃないかなあ…。蝉はびっくりしているんじゃないかなあ。そんなことかまっちゃいられねえ…かもしれない。暑いのは大好きかもしれない。

…つーか、蝉時雨は全然止まないなあ。降りっぱなしか…。

そうだ、切符…

東京行きの、のぞみ早割切符、買えたのでメモ。
…しかし、発売と同時にほぼ売り切れだったらしく、思っていた時間のあたりの席は全滅…。そして午前９時以降の指定席自体が満席だというのじゃ。
夜遅くにひとつ、早朝にひとつ空いてるとのことだったので…まあ、早朝かなあ…涼しいうちがいいかなあ…ていうことで、それを買う。帰りはいつもの時間のが取れた。
はあ、ヤバかったですな。みなさん、素早いわね。
わたしは駅までとことこ行って買ったのですが、みんなネット予約とかしてるんだろうなあ…。あれ、クレジットカードが要るんだよなあ…。