いや、薬用石鹸の話ではなくて、ゲージツの神様の話。
…わたしは、まんが描くのに、比較的たくさん時間が使えて、だめだと思ったらやめちゃうことも出来る同人屋さんなので、プロの方はもっともっとタイヘンなんだろうなあ…ってわかっているんですが、まあ、こういう話スキなんで…。そして、プロフェッショナルにもアマチュアにもスランプは訪れると思うんで…。
みなさん、モチベーションあげるのに、どんなことなさってますか?
…わたしは、もう言っちゃうけど、恋愛リビドーとか割とそのまま使います。禁欲はうーん、してもしなくても関係ないかな。手が震えるほどいろいろ激しいことをやってはいかんと思うんですが、とにかく、性欲だだ漏れっていうときの方が、創作の方も調子いいです…って、うわあ、身もフタもなさすぎ…。
昔、にどまりに、結婚してしあわせになっちゃったら、創作が出来なくなる、なんて言って悲しい気持ちにさせたことがあったんですが…そうでもないですね。むしろ、にどまりがそばにいたから思いついたネタとかもありましたし、オチとか考えてもらうのはしょっちゅうですし…。あと、にどまりの外見が割と好きなので…腕とか、身体の線とか見てるだけでもムッハーってこと、あります…。(大丈夫か…っていうか、そこまでぬけぬけと書くか…。)
それから、やっぱり、絵の上手なおともだちに会うと、燃えますね。あと何か、目指しているひととか。自分がもういい歳だっていうのもあるけど、自分より若い方が多くて、綺麗な格好して、ぴちぴちしてるの見るだけでもうれしい…。あら、なんだか年寄りっぽい発言だわげほごほ。
そんで、ひと歳取ったせいか、焦りとか嫉妬心がほとんど消えたのが、自分的にはラクです…。もう、焦ったってしかたないもんね。残された時間で、出来ることをするしかないもの。
ミューズが現れたみたいに、魔法みたいにうまくいく…そういうの味わったことのある、才能ある方がいらっしゃるかもしれないけれど、わたしは、わたしの小さな世界の中で、好きなひとたちに出会いながら、少しずつ前に進めたらいいな…と思っています。
5月は、やはり美しい季節だと思います。
今、戦っている人からしたら、とても甘いことを言っているように思われるかもしれませんが、この世界の美しさを見逃したなら、わたしは、もう描くことを失ってしまうと思う。溢れる光と風が、閉めきられた部屋の中で、がんばっているすべての人に、どうか届きますように。この世界に、ミューズは、満ち満ちていることを、信じたいのです。