あすきなまこブログ

七宝焼を焼いています。

お父さんとぼうけん

2009-04-16 23:20:34 | 児童文学
「お父さんは猫大将」…児童文学にならないかなあ…とちょっと考え中です…。
だったら「お父さんはねこ大将」の方が、かわいいかんじかな?

えーと、お父さんが夜中に猫集会に出かけるのを、息子が見てしまって…。
でも、どんなぼうけんさせたらいいのかわかんにゃいの…。
やっぱ、お父さんというからには、息子も巻き込まれなくちゃダメよね。

猫集会では、お父さんが仕切ってて、「さかなやさんのおさかなはとっちゃいけないよ。」とか「どこででもうんこしちゃだめだよ。」なんていろいろ人間とねこの平和のために諭しているらしいが…。

お母さんは…いるのかな。父子家庭の方がドラマになりやすいかしら。でもでも、お母さんの名は、またたび子とか言って、お父さん、めろめろというのもおもしろいかな…と思った。つーか、お母さんはとても綺麗なめすねこというのもありかなあ。

…と思いつくままにメモ。夜の中を走り抜ける、ねこ大将とその息子、そしてたくさんのねこたち。
…どこにいくのかなあ…。

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こんとあき

2009-04-08 06:38:27 | 児童文学
昨日はまた、にどまりのメンクリ行きについていった。ドライブが楽しいので、趣味でついていっているだけなんですけどね。スパゲッティ用のミートソースを仕込んでから出かけた。ほんとはカレーにしようかと思ったんだけどルーが足りなくて、買出しに行く時間はないし…ていう感じで。

車の中で、にどまりが「こんとあき」という絵本の話をしてくれた。NHKの「私の一冊」という番組で紹介されていたものらしい。

こんは、おばあちゃんがつくったきつねのぬいぐるみで、あきが赤ちゃんのときからずっとそばにいるらしい。…そして古びてきて、腕のところがほつれちゃう。おばあちゃんに直してもらいにいくことにして、あきとふたりで、さきゅうまちにむかう。あわわわわ、小さな女の子の一人旅かね。(ぬいぐるみといっしょとは言え)やばいよやばいよ。
とちゅうで、こんがホームにお弁当を買いにいってくれて、(最後尾にぬいぐるみが並んでても、誰も不審に思ってない様子…)戻ってくるときにドアにしっぽはさまれちゃったり…。でも「おべんとう、まだあったかいよ。」って言ってあきちゃんに食べさせたり。…砂丘では、こんが野良犬にくわえられてどこかに持っていかれたり…。あきちゃんおいかける。にどまりは、ここらへんで、ど、どうなっちゃうんだろうどうなっちゃうんだろう…と思ったらしい。…で、犬が他のたからもののがらくたといっしょに、こんを埋めちゃってて、それを掘り出して…。
「で、どうなんの。おばあちゃんには会えるのかいな。ムキー。」「いや、そこまでは紹介されてなくて。」

つーわけで、彼がメンクリに行ってる間に、近くの本屋さんに行って、「こんとあき」買っちゃいましたよ。だって、いろいろヤバイし、心配じゃないですか。本屋さんの人に聞いて、探してもらっているときににどまりから診察が終わった連絡が入り、彼にも本屋に来てもらいました。そしたら、にどまりが買ってくれたよ。わーいわーい。脳内で話聞いてビジュアル化していたのより、こんがぬいぐるみっぽかったよ。こんの型紙まで載ってるよ!

おうちに帰って読むとですね、急行の車掌さんが、こんのはさまれたしっぽに包帯巻いてくれてました。親切です。つーか、車掌さん、いろいろ気ィ揉まれたことでしょう。お仕事おつかれさまでっす。

…ふたりの旅路がしんぱいになったあなたは、ぜひ一読を…。

「あんたのくまちゃんじゃないけど、なんかそういうのってあるよね。」とにどまりがいいました。そうです、あたしのくまちゃんもずっとそばにいてくれましたよ。詰め物ぼろぼろこぼしつつ…。


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にいさん

2008-10-25 14:22:13 | 児童文学
その絵本には、ひまわりを抱く少年の絵が表紙に描かれていた。左側の黄色の地に「にいさん」というタイトル。

…なまこのJUNEアンテナが反応。

手にとってみると、ゴッホとテオの物語だった。センチメンタルと思えるほどの透明感の有る、それでいて簡潔な文章に、美しい色彩の絵がついている。

もきゅー。

もちろんエロではないのだが、とうさんみたいになりたかったゴッホと、にいさんみたいになりたかったテオと、画家の孤独と、彷徨う魂と。

作者の方の心をずっと離れなかったという、兄の死後、テオがオランダの母に宛てた手紙のなかのことば 「にいさんは、ぼくのすべて、ぼくだけのにいさんだったのです。」

往年のJUNESTなら、買いです。頭悪そうなレビューですんません。

にいさん  いせひでこ著

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