オヤジィ、海を渡る！？

えーと、オヤジィ１６巻セットを、ヤフオクに代行で出品してもらったんですが、落札したのも代行業者さんで、海外のクライアントの代行落札をしている会社らしくて、な、なんかオヤジィ、異人さんのところに行くみたいですよ！？
そ、そりゃ、コミケにだってもう異人さんいっぱい来てますし、オー、ジャパニーズドージンシングルアイガール…てなもんでしょうが、な、なんかびっくりしたの。どんなひとのところにお嫁に行くのでしょうか。かわいがってもらえるといいなあ。

みやこへ捧ぐ唄

「どうか
あなたのおそばにおいてください」
少女はかすかなこえでささやきました。
けれどそういうわけには
いかないのです
わたしはそっとくびをふりました
少女のひとみは
かなしみのいろをたたえて
ふるえているようにみえました
「それならせめて
わたしをわすれないでいてください
そしてときどき
おもいだしてください」
少女はわたしのこころのなかに
すみたいとねがったのです
しかし
ひろくてせまいこころのなかに
彼女のいる場所があるでしょうか
いつのまにか
やわらかなひかりのように
きえてしまうかもしれません
それはなにより
さびしいことです

ほんとうはなにもかもすてて
彼女といっしょに
どこかとおいところへ
いってしまうことができたら
どんなにいいでしょう
少女のひとみから
なみだがこぼれました。

わたしが彼女を愛していたことを
彼女はしっていたでしょうか
なにもあたえることなく
うばうことすらできなかった
わたしが

彼女を愛していたことを



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇



ひきだしの整理をしていたら、本にし損ないっぱなしの原稿が出てきました。
小説本のさわりで使えたら良いなと思って書いていた、詩のようなものです。
ちょっと恥ずかしいけど、ここに載せてしまいましょう。
１０年前の日付がついていました。

昨日はコミティア

行ってまいりました日帰りコミティア。夜も明けないうちから出かけました。空にはオリオン座が輝いておりました。秋も深まり、空気も澄んでいるのでしょう。
このごろすっかり朝型になっているので、始発ののぞみだってヨユーでございます。
新幹線の中で夜明けを見ました。富士山も見ました。

会場に着くと、割と混雑していました。ああ、このひとたちみんなオリジナルのひとなんだよなあ、すごいなあ…。

えーと、見本誌提出のところで、やっぱパロディえほんは販売禁止ちゅうことになってしまいました。てへ。「著作権が切れてたらいいんですが…。」とスタッフの方。いや、切れてまへん。まだ佐野洋子さん生きていらっしゃいますよね。

ちょっぴりしか持っていってなかったのですが、地蔵ちゃん本が完売したのはよかったかな。委託しているコミコミスタジオのＨＰで見つけて、気になって来て下さったという方や、カタログで見て来て下さった方もいました。それから、かなり昔からの常連さんのお顔もありました。ずっと続けていらっしゃるのですね。
あと、昔の１００円同人誌がちらほら出ました。

出張編集部もたくさん来ていて、持ち込みするひとの行列が！はわあ、ドキドキするなあ…。み、みんながんばってね。（傍観）

全部は見てまわれなかったのですが、お買い物もしましたよ。オーブン陶土製のヤモリとオオサンショウウオや、素朴でいいかんじのキャラの出てる本とか…。絵を描いていこうとしている少女の話で真摯なかんじのする本でした。あと、ねこの一筆箋も買いました。

午後からは、ミクシィでお友達になった女性が来てくださって、スペース内でずっと楽しくおしゃべりしました。はうん、素敵な方でした。

ＮＡＧＩＳＡ

村上もとかの「ＮＡＧＩＳＡ」というまんがが好きだ。１９９０年刊。

湘南を舞台に、なぎさという少女の成長がきめこまかく描かれている。
身体の弱い少年との淡い恋。ひとつ年上の美しい同性の同級生との、くちづけ。ベトナム戦争へ行かなければならない日本育ちのハーフの青年との心の交流。バイク青年の熱い身体。初老の画家との秘密の打ち明け合い。カメラマン志望の活動家という噂のクラスメート。美大受験、母の恋、憧れていた画塾の講師の運命。

記憶はさだかでないんだけれど、たしか古本屋でかなり前に入手したんだったと思う。何度も何度も読み返した。あんまり好き過ぎて、あんまりひとに言えないくらい好きだった。完璧なんだもん。
いつか、あんなまんが描けたらなあ…と、読み返すたびに思っていた。今も、読むと心が騒ぐ。

秋の夜

むー、またアレなコメントがついていた…。なんでだろ。特定の日記にばっかりつくのはなんでだろう。やばそうな単語も差し換えたのになあ…。


メモですが、昨日、クロネコでコミティア用の荷物、発送しました。大きな箱があれば一個で行けそうな量だったのですが、ちょうど空いてるのがなかったので、２個口にしました。

荷物作りのついでに、お部屋の模様替えになだれ込んでしまって、本棚を動かしたり、昔の手紙なども出て来たりして。もう亡くなった友人から同人用の原稿をもらったときの封筒と手紙などを見て、感慨にふけったりしました。まだ、彼女が商業誌で描いていたころのもので、それに関連した悩みなどが綴られていました。
彼女が亡くなってから、もうすぐ３年目の秋です。彼女の作品の載った同人誌を今もまだ売っています。コミティアでも売ります。

彼女が去った時、この世界に残されたものとして、もう少しがんばらなくちゃ…と強く思ったのですが、落ち込む夜もありますね。

告知ページ

あ、なまこ部屋の方に「１００万回ヤったねこ」の告知ページが出来ています。
よかったら見てやってくださいね。
あすきなまこの部屋(新企画発動中のところからどうぞ)

コミックマーケット７３ 配置情報

こっ、コミケ取れちゃいました…。

１２月３０日(日曜日）コミックマーケット７３
　西地区「ぬ」ブロック－１８ｂ（西１ホール）「水族館」です。
わたしには、初めての西館です。よろしくおねがいします。

…えーと、えーとこのままでは、新刊は「１００万回ヤったねこ」のみになってしまいます…。じ、地蔵ちゃん本を出さなければ…。
でも、カラーの本って思いのほか楽しいことがわかったんで、またプリンタでカラーの手作り本いってみようか、みたいな話になっています。カラーならではの可愛い本が作れたら良いなと思います。

オヤジィの在庫も、ちみちみ売って行きたいし、もちろん行くしかないのです。
すーはーすーはー。（←深呼吸）ああ、なにかドキドキしているのです。

なまこ製本所

再発動せねば…。追加が刷りあがってきて、あたしの机の上に積まれてます…。
深まる秋のせいか、このごろすっかり早寝なので、夜なべ仕事がもう全然…。(汗)

「電波の男(ひと)よ」

新しくなった岡山駅の駅ビル内の三省堂書店で西炯子を買いました。タイトルは「電波の男(ひと)よ」です。やー、面白かった。
それについていた帯に「ＳＴＡＹ－ああ今年の夏も何もなかったわ－」がＤＶＤになったという情報がのっていました。わあわあ。山王さんがどんな感じになってるのかしら。気になるう。


それはそうと、その三省堂書店のすぐ横にひとつかふたつだけ自動改札がついてて、すぐ駅構内に入れるようになってて便利でした。しかし、岡山駅も様変わりしましたなあ。どこの都会の駅か…と思っちゃう。綺麗になってて、とてもいいんだけど、旅の情緒とかどうなのよ。降り立った駅がどこもかしこも似通っているのってどうなんだろ。
岡山ってもっと田舎だと思われてるよ？昔、東京から来た客人が「岡山にもビルがあるんだ…。」とか言うてたもん。(がく)
あー、でも山陽本線下りの、けっこうひなびた駅でも、自動改札になっていたなあ。時代は流れるのな。宇野線の無人駅は、無人駅のままでしたが…。切符はワンマンカーの電車の中で、箱の中に回収されてました。

ちょっと悩む

このブログね、トラックバックは受けつけてないんだけど、時々エ／ロ／いコメントがついて、リンク先をうっかり開くとたいへんなことになったりして、めんどくせーなと思いつつ、さっくり削除削除…していたのですが。ちょっと前の「ネーム丸ボツちゃん」によくへんなコメントがついていたので、なんでかなあと思っていたのですが、今日、その日記の中のとある単語の存在にハタと気付きまして、編集してみました。特定の単語を検索して、自動的にエ／ロコメントをつけられるのかしら…。(で、検索防止に／を入れてみたりしたのですが…うーん。いかんな。言葉をこんなふうにバラバラにするのは趣味じゃないなあ…。どうしよう。