時間の問題

欲しいまんがメモ。

吾妻ひでお「逃亡日記」（「失踪日記」は名作でした…。）
谷川史子「積極」…ちょっと前に出ていたらしいので、まだ本屋さんにあると良いのですが。
それから田中圭一「神罰」…今日、図書館で読んだ本の中でその存在を知り…ちょっと怖いけど（汗・笑）興味が湧いたのでした。…アマゾンで買っちゃおうかな…。

そうそう、図書館行って来たのでした。ひとりで行くの久しぶりです。
土門拳さんの仏像写真集を見てみたくて行ったのですが、なんだか上手く探し出せず「仏像のひみつ」（ジュニア向け？)と竹熊健太郎さんの「マンガ原稿料はどうして安いのか？」を読んで帰りました。はー、おもしろかった。サルまん制作秘話とかも載ってました。

その本の中で、「タルコフスキーは『映画は時間の彫刻である』と言った。」…と書かれていたのですが、わー、さすがタルさん上手いことおっしゃるわあ、と思いました。（「惑星ソラリス」も観ていないのにタルさん呼ばわりしてすみません）
つまんない映画をうっかり映画館で見ちゃった時の、あの「オレの時間を返せ～！！！」という心の叫びの訳がわかりました。そう、たとえばわたしが×××監督の「×××××××」を見にいった時に、もう最後の方苦痛で苦痛で…。でも、おカネ返せ！というよりも、時間返せ！！って思ったのでした。いや、あんま映画見ない方なのでいいんですけど。うん、でも、映画とか音楽とかって、観賞する側も確実に自分の時間を捧げなければならないものなんだなあ…とあらためて思いました。どうなんだろ、作り手としては、受け手の時間を支配するって、快感なんだろうか？


２／２追記：「逃亡日記」は、まんがはちょっぴりのインタビュー集でしたね。吾妻先生の現在の写真がのっていました。大昔、「マンガの描き方」っていう本でお姿を見たきりだったので、拝見できてよかったです。

単位の話

また、読みかじり中の仏教の本に出てきた話です。落語の「寿限無寿限無五劫のすりきれ…」ってありますが、あの「五劫」ってとてもとても長ーい時間のことだそうですね。これも、初めて知りました。
なんですか、巨大な石があって、その上に百年に一度のペースで天女が舞い降りて、羽衣で石の表面をさっとなでる。これを繰り返して、その巨大な石がすりへってなくなるくらいの時間が一劫、その五倍が五劫だそうな。ひょえー。ビクーリ。なんか、ものすごいですねー。その例えがまた面白いなあ。羽衣で石をなでるのんかー。百年に一度なのかー。


…ちなみに、にどまりさんはたいへんに酔いやすい性質で、いつか新幹線で名古屋に行った時、ゲーしてました。つまり、岡山から名古屋までの距離は、「１ゲロ」往復だと「２ゲロ」です。そして、そのときは親戚の結婚式で、ちゃんとネクタイ締めていっていたので、ゲーするときにネクタイが汚れないようにと、よけて肩にかけるので、そのネクタイが擦り切れるまでの時間が…。(もうええって)


…失礼しました。(泣)

ブログはじめました。

はじめましてです。あすきなまこと申します。
同人誌のことや、読んだ本のこととか、書いていくつもりです。

今は、ちょっと訳あって、仏像関係の本を読みあさっています。
全然知らないジャンルだったので面白いです。びっくりしたのは、仏の守護神になっているという天部の鎧の肩当のことです。革の鎧だそうなのですが、まず獣の首をはねて皮をはぎ、首の切り口のところから片腕を差しこみ、口のところから出すとのことです。ひょえー。四天王の像の、半袖くらいの位置に、確かに獣の顔が！ひょえー。

今日は、次の同人誌用の原稿を一枚描きました。森の中の絵です。
ここ１０年くらい、ずっと「オヤジィｖオヤジィ」という、ゲゲゲの鬼太郎の目玉おやじが、なぜかあのスイートｖロマン少女まんがの主人公になってだいかつやく！というパロディ同人誌をひとりで(とっきどきゲストさんが来てくださいましたが)描いていたのですが、次のは、久々に合同本です。

にどまりいちろうさんが４コマまんがや、解説つきまんがを描いてくれる予定です。
にどまりさんのまんがは久しぶりなので、楽しみなのです。彼の、昔の読者の方のお手元にも届くといいなあ…なんて、わたしは勝手に思っているのですが、にどまり自身は、「昔のジャンルと全然違うから…。」などと言っています。
わたしは、ストーリーまんがやイラストを描くつもりです。
編集するのも、今から楽しみなのです。オヤジィは、表紙のレイアウトがほとんど決まっていたので、タイトル文字、どこに入れようかなー…なんて考えるだけで、ワクワクしています。(笑)

詳しい内容は、まだ未定なのですが、本が形になってきたら、またご紹介しますね。

インテックス大阪

コミックシティｉｎ大阪に行ってきました。にぎやかでした！

インテックス大阪でスペースにご来場下さった方々、ありがとうございました。（…また、本の持ち込み数の目算、誤っててすみません。ほんと読めないんです…。あんまし売れ残りが出るのも悲しいものなので…。）

午後１０時ごろ自宅に帰りつきました。
そして、つるはらさん、なつきさん、しょうこさん、うるりこさん、ありがとうございました。