去る9月27日の朝、急に思い立って、ばーちゃんと二人、笠岡市立竹喬美術館にでかけました。新聞に、山口華楊展をやっていると書いてあったからです。・・とは言っても、どんな絵を描く人なのか、ぜんぜん知らなかったんですが、なんか面白そうだから行くことにしたのだ。
電車に乗って笠岡駅まで行きました。 駅の前の案内板を見て・・・目的の美術館まで、なんとか歩けそうな距離だったので、そっちのほうに向かって歩いていったのですが・・・なんか迷った。
この山を、思い切って登って向こう側まで行けばよかったみたいなんだけど、鬱蒼としてて、迷ったらこわいなあと思ったので、引き返したのでした。
なんかすごい木があった。ハンモックでも吊って住みたいわ・・・。
山の上からの笠岡の眺め・・・。海が見えるのがいいですね。
それから、もうちょっとさまよって、お船が泊めてあるところとか歩いてみましたが・・・。
結局、それからタクシーを拾って、美術館までいきました。はあ・・。駅から乗っていけば早かったんですが、まあさんぽ出来たからいいや・・ということで。
山口華楊って、ちょっと前までは、すっごく人気のある日本画家さんだったそうな。動物画が多くて、かわいくてよかったです。(パンフのきつねもすてきです・・・)ほのぼの・・・。椿とか、鶏頭の絵もありました。日本画って、すっきりしてていいですね。
従軍画家として南の方にもいっていらしたそうな。そのころのスケッチも展示してありました。
笠岡での展示は10月21日までで、そのあとは京都に行くそうです。
帰りは、なんとなく道もわかったので、てくてく歩いて帰りました。
途中の笠岡グラントホテルの二階の「ブランカ」というレストランでごはんを食べました。ランチコース・・お肉もお魚もついてて、かなりボリュームがあったのに840円は安い!と思いましたよ。
ばーちゃんと二人旅もひさしぶりでした。ばーちゃんは思ったことをすぐ口に出すので、いろいろ珍道中になりました。(たとえば、こっちに向かってとことこ横断歩道を歩いてくる人に「あっ、あのひと赤信号なのに道渡ってる。」とか言ってた。聞こえますって・・・。でもあんまり車が通ってないところだった。)
平日だったせいか、しずかな町だなあと思いました。