はい、またコツコツと七宝焼を焼く生活に戻っております・・。
今日は、図鑑を見ながら、カワラヒワを焼いてみました。実物とまったく同じではないのですが・・、七宝釉薬には、ヒワ色とか金茶とか充実しているので、そのあたりを使ってみました・・。透明色メインで仕上げています。
実物はもっとスマートな感じですが、寒くてふくらんでるっていうことにしておこう・・。
10月20日に、岡山の石山公園で開催された「おひさまアートバザールvol.8」に参加してきました。
アート系イベント参加は二回目、そして野外ははじめてという、まだまだ駆け出しのわしらです。
この日のために、会議用長机と直径2mのガーデンパラソルを買って備えていたなまこでしたが・・なんと雨模様。でも前日に、主催者さんから、昼には雨が上がりそうとのことで、決行のお知らせがありまして・・。パラソル大丈夫かな・・これって日傘なんだよな・・と思いつつ、雨対策にポリ袋をたくさん持って、タオルも２本持って出かけました。
にどまり（夫です）の車の中に、後ろのドアから助手席に向かって、斜めに長机をぶっこむ。イーゼルもぶっこむ。丸椅子は三つ持ち込むことにして、トランクへ。パラソルも、8kgのパラソルベースもトランクへ・・。わたしは、なんとか後ろの席に座り、作品の入った箱は風呂敷に包んでひざの上に・・。七宝焼はあんまりかさばらないから、その点はいいなあ・・。
そして車は岡山へ・・。途中で、羊毛フェルトの萌葱さんからお電話入る。いや、この時点でかなりの降りだったんです。いっしょに参加する予定だったのですが、羊毛フェルトは、さすがに濡れたらヤバいよね・・などと相談の上、彼女は自宅待機に。
そして、石山公園に着き、まず受付を済ませます。名前を言ったら、主催者さんの作って下さった貼り出し用の参加者カードをいただきました。おお、こんなの初めてだ。
そして、にどまりといっしょに雨の中の設営です・・。えーと・・こんな雨の中、何かを絶対しなくちゃいけないのって、小学校以来ではないでしょうか・・。そういうわけで、わたし、カッパを着るという選択肢をすっかり忘れていました。傘を差していては机は運べません・・。むむむ・・・。濡れて参ろう・・。車を、けっこう遠くに止めたので、荷物をもっての何往復かが、けっこういい運動に・・。ていうか机もパラソルベースも重い。・・・しかし、ほらあれですよ、同人誌の詰まったダンボール箱（たぶん15kgくらい）を運ぶことに比べれば・・などと思い出しながら、自分を慰める・・。（でも、そのときは台車使ってたよね・・・）
でも、周りでも、ターフを持ってきてる人は、雨などものともせずに設営しておられるよ・・。慣れているのかな・・。
一方、晴れ待ちのひともいるみたいでした。ご自分のブースあたりで傘差して待ってる・・。
雨の中の机・・。（カメラ忘れたから携帯で撮影です。）おお、向こうの人はコンパクトで完全防備っぽいよ!（後で聞いてみたら、ひとりで電車ですべての器材を運ばれたそうな・・・。それもすごい!!）
ね、けっこう降ってるでしょ。
ひとつずつやってたら、なんとか設営できたよ!
さて、なんやかんやで一時間半しか眠れてなかったにどまりは、びっしょり濡れて家に帰って仮眠です。嵐になっても、もう５時まで迎えはこないよーん・・。（泣）ちなみにわたしは、髪の毛は濡れたけど、フリース着てたんで水をはじいていたらしく、服の中まで雨が染み透る・・てなことはありませんでした。
そして、おひさまアートバザールvol.8がはじまりました。（↓画像は、主催者さんのフェイスブックから頂いてきました。）
さて・・こんな天気だし、あまり・・というかほとんど期待していなかったのですが、割とお客さんがいらっしゃいましたのです。
後楽園からのお散歩コースになってるっぽいし、たまに修学旅行生っぽい集団が傘をさして通ったり・・。ステージ前の場所だったので、それもよかったのかもしれません。
そうこうしているうちに、雨が止んできて、空も明るくなっているではありませんか。
よし、萌葱さんに電話だ!
そしたら、電話してすぐに家を出てくれたそうで、しばらくして萌葱さん到着。
羊毛フェルトの鳥さんが加わって、ブースもにぎやかになりました!
ふたりだと心強いですし・・。
しかし、また雨が降りはじめ・・。主催者さんが大きなポリ袋を配ってくれたので、パラソルにつけてみると、あっ、これはかなり違うよ。このあと、持参のポリ袋を裂いて一枚にして、継ぎ足したりしました。下まであると、これまたぐっと違うし。もうわたし、ここに住む。（おい）
そして、５時近くまでねばりまして、迎えが来たので、片付けて帰りました。帰りの片付けは、車も比較的近くに止められて、段差の上から、荷物を受け渡したりして、能率よくいきました。机は、萌葱さんとともに、てくてく運びました・・。
全部、丁寧に見て回ることは出来なかったのですが、駆け足でいくつかかわいいものも買えたし、楽しかったです。
買い物してたら、お店の方から、「あそこのブースの方でしょう?早くから設営されてたので、目立ってました。」って声をかけられたり・・。きゃっ、見られてた!???（ていうか、雨の中、大きなピンクの物体が動いてるなあ・・と思われていたのだと思う・・。）
かわいいものはこちら・・・。↓
旭川のそばというロケーションもよかったなあ・・・。晴れてたらより素晴らしかったと思いますが、川のそばってスキなんです。
一日中、おひさまを見ることのなかった、おひさまアートバザールでしたが、おひさまは、みんなの心の中に・・・
なんて言ってみたり・・・
。野外イベントの厳しさと楽しさを知りました。また、参加していきたいと思っています。
久しぶりに少し、羊毛フェルトをちくちくしました。
また、ちと中二病的な、使い魔的カラスちゃんをつくってみたよ。
カラスですが、手乗りサイズだ。
ストラップがついています。
首にはチェーンと鍵をかけてみたよ。ひみつの扉の鍵かしら・・とか言ってみたり。
それと、めじろをつくりました。これは、かなり強めにフェルティングしてあるので、固いです。
正面。
あっ、手ぶれしたわ・・。片手でシャッター押すのつらく・・。
おなかです。
10月20日の、「おひさまアートバザール」vol.8（in 石山公園）に連れて行く所存であります。
うちのブースは、ステージの近くの27番に決まりました。
秋の日曜日、お近くの方は、岡山市民会館隣りの石山公園におさんぽがてら、いらしてくださいませ。
はい、また例によって、フリットをちりばめてあります。
釉薬よりもフリットの方が溶けにくいので、角だけまるく溶ける感じで面白い効果が出ます。
もちろん、もっと長く焼くと全部とろんと溶けてしまいますが・・。
花の周りは、濃ローズ色です。
落ち葉かなあ・・それとも羽根かなあ・・・という感じで。
はじめは、そのまんま銀杏のつもりだったんですけど、銀杏に見えないって言われたので、秋のおとしものである何か・・ということにしました。
妖精の羽・しずくっぽいやつ・・。
これは、下引き白を書き割りの後、メルヘンブルーの淡いのと濃いのとで仕上げました。フリットも散らしてあります。
それから、いつものマトリョーシカ。でも赤いのかぶってるのははじめてかな。
七宝釉薬の赤は、焼き直しが利かないので、一発焼きのデザインを・・・と心がけて慎重になっておりました。
あっさりしあげました。小さめです。
冬には、赤い椿をたくさん焼きたいです。
いちごミルク的色彩の八つ星です。
これもペンダントにしてみました。
ガラスのかけらや、ビーズをちりばめてあります。
技法的には、先日の「ガラスの菊」と同じですね。このピンク系のフリット、まだかなりあるので、まだまだ作ろうと思います。
直射日光の下で一枚。
・・・・ひろったというのは嘘（すいません、ちょっと中2病ぽいこと言ってみたかったんです）で、ほんとは、七宝焼で拵えました。
これは、はじめに銅版素地をかなづちでぶったたいて、槌目を入れてあるのですが・・・写真ではわかりにくいかも。
それから、メルヘンブルー・濃紺水・濃ローズなどの釉薬をのせて焼きました。フリットもちりばめてあります。
羽の筋の線は書き割って、またその上にメルヘンブルーの釉薬をのせて焼いて出しました。
すりガラスの窓からの自然光だとこんな感じ・・。
白い斑点のような部分は、最後に銅白をのせて、その上にまたフリットをのせてあります。
今回は、ペンダントにしてみました。
はっ、そろそろイベント告知をしなければ・・。
2013年10月20日（日）に行われる、おひさまアートバザール8に参加します。
時間は、10:00～17:00 ※雨天の場合は27日
場所は、石山公園（岡山市民会館となり）です。
パンフ画像など・・。
はじめて申し込んだのでよくわからなくて、あすきなまこの名前で出ていますが、羊毛フェルトの萌葱さんも、いっしょに参加してくれる予定です。
岡山で野外のアートイベントなので、たぶん、まったりと秋の日曜日を過ごせるのではないかしら・・と思っています。
わたしは、例によって七宝焼を出品します。また、ちょっと本気出して焼き足していかねば・・と思っています。
いや、それもなんだけど、この日のために長い折りたたみ机（会議用みたいなの）とガーデンパラソルを買ったのですが、机が車に入るのかどうか早く確かめねば・・・。うしろのドアから、助手席にむけてつっこむつもりなのですが・・180cmあるんですよね・・。あっ、椅子も忘れないようにしなくちゃ・・。
そして、机が入らなかったらどうするのかしらなまりん・・。
いろいろ抜かりあるかんじですが・・・お近くの方でお時間のある方は、どうぞ当日、いらしてくださいませ。
お絵かき教室で恒例のカレンダー作ってます。学年によって大きさやレイアウトはいろいろなんですが・・。
今年はちょっとわたしも描いてみました。
トールペイント用のアクリルえのぐで描きました。カレンダー部分は、同じ大きさに揃えた方がよかったかな・・。まあいいか。
自分で使おうっと。（笑）
深紅のコスモスを焼きました。花びらがややギザギザしているので、握るとちょっと痛い・・。
窓からの自然光で一枚。
こっちは、蛍光灯の下でフラッシュを焚いたものです。
これは、何度も炉に入れてつくりました。
初めに花白と花びらの端にピンクの釉薬をのせて、花びらの間を書き割り、まん中にミルフィオリとビーズをのせて焼成。
酸洗いの後、書き割って銅板が出ているところと花びらのまわりに濃ローズの釉薬をのせて焼成。
・・炉から出して様子を見て、なんとなく、全部濃ローズにしたほうがいいかな・・と思い、そのようにして、花びらの線を書き割って下地の花白の線を出し、中心部にも黄色・茶色の釉薬を足して、黄色のフリットも少しのせて、焼成。
・・そして、まわりをやすりで整えて、完成・・ということにしました。
試行錯誤の後、うまくいくと、気持ちがいいですね。ほっ。
あとは、またこねこを焼いておきました。
これは、ほとんど不透明釉薬でまとめてみました。目に青竹色のフリットを使ってあるのですが、透明色はそれのみです。
