読書と映画をめぐるプロムナード

読書、映画に関する感想、啓示を受けたこと、派生して考えたことなどを、勉強しながら綴っています。

女優さんと結婚するには相当の覚悟がいります、「僕の妻はシャルロット・ゲンズブール」(仏/2001)

2008-01-04 06:46:18 | 映画;洋画
原題:Ma femme est une actrice
監督:イヴァン・アタル
脚本:イヴァン・アタル
音楽:ブラッド・メルドー
出演者:シャルロット・ゲンズブール 、イヴァン・アタル 、テレンス・スタンプ

「パリに住む35歳のスポーツ記者イヴァンは、妻が一般人でないために日々の生活で悩まされ続けている。彼女は有名女優のシャルロット。2人で外出すると、イヴァンは彼女がサインや写真をせがまれるところを目の当たりにする。彼らは、深く愛し合っていながら落ち着いて出歩くこともままならなかった。そんな中、シャルロットが新作の撮影でロンドンへ経つことに。その共演相手が名うてのプレイボーイ、ジョンと知ってますます気が気でないイヴァンは、週末を利用してロンドンへ飛び、シャルロットの撮影現場を訪れるのだが…」。(yahoo映画)

私とは関係ない世界だとは言え、人気女優を恋人、妻に持つ男性というのは辛いでしょうね。「ノッティングヒルの恋人」(ダンカン・ケンワーシー監督/1999)でのジュリア・ロバーツに対するヒュー・グラントのクールさは、よく知らないからというだけで済む話ではありませんよね。日本でも、監督とトップクラスの女優さんとしては、大島渚監督と小山明子さん、篠田正浩監督と岩下志麻さん、高橋伴明監督と高橋惠子(関根恵子)が思い浮かびます。昨年の藤原紀香さんを妻としたお笑いタレントの陣内智則さんの心労はいかばかりか・・・。

この映画の中でベッドシーンを求められるシャルロットの抵抗に監督が考えた秘策が笑わせるシーンがありますが、つくづく役者さんも大変だと思わせます。

さて、役者としては、「ザ・インタープリター」(シドニー・ポラック監督/2005)、「ミュンヘン」(スティーヴン・スピルバーグ監督/2005)、「ラッシュアワー3」(ブレット・ラトナー監督/2007)に脇役ではありますが、引っ張りだこなのが、本作監督のイヴァン・アタル。

イヴァン・アタル(Yvan Attal、1965年1月4日-)は、「フランスの映画監督、俳優、脚本家。イスラエル・テルアビブ出身。両親はアルジェリア系のユダヤ人。アル・パチーノに憧れて演劇学校で学び、舞台に立つようになる。1989年の映画デビュー作『愛さずにいられない』でセザール賞を受賞。1991年の『愛を止めないで』で共演した女優のシャルロット・ゲンスブールと1997年に結婚。二人の間には息子と娘が一人づついる」。

<イヴァン・アタル - Wikipedia>
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%82%BF%E3%83%AB

主演で、監督の実際の妻であるシャルロット。個人的には「フェリックとローラ」(パトリス・ルコント監督/2000)が印象的でした。

シャルロット・ゲンズブール(Charlotte Gainsbourg、1971年7月21日-)は、「フランスの女優、歌手。イギリス・ロンドンにて、シャルロット・ルーシー・ゲンズブール(Charlotte Lucy Gainsbourg)として生まれる。父親は音楽プロデューサーのセルジュ・ゲンズブール、母親は女優のジェーン・バーキン。母の出演映画の現場で早くから注目され、『残火』(1984年)でカトリーヌ・ドヌーヴの娘役に抜擢され、映画デビュー」。

「1986年にクロード・ミレール監督の『なまいきシャルロット』でセザール賞の有望若手女優賞を受賞。2000年にダニエル・トンプソン監督の『ブッシュ・ド・ノエル』で最優秀助演女優賞を受賞。自分と縁故関係のある人物が監督する映画に出演していることでも知られる。実父であるセルジュや夫であるイヴァン以外にも、母ジェーンの再々婚相手であるジャック・ドワイヨンや母方叔父であるアンドリュー・バーキンによるものがそれである」。(以上、ウィキペディア)

<シャルロット・ゲンズブール- Wikipedia>
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AB%E3%83%AD%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%B2%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%96%E3%83%BC%E3%83%AB


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