にゃんのキッチン

塩分・蛋白質制限も創意工夫があれば関係なし!料理大好き!慢性腎不全と共存する僕の食事日記です(旧・食読日記)。

青森に行ってきました:前編

2009年04月25日 | 旅行
青森に行ってきました・前編

週末を使って青森に行ってきました。
桜前線もまだだし、祭があるってわけでもないこの中途半端な時期になんでまたって感じなのですが、実は姫様の叔父上が還暦を迎えることになり、姫様が「せっかくだからお祝いしに行きたい!」と盛り上がった結果、義妹を巻き込んで3人で2泊3日のハードな小旅行と相成りました。3人で行くのは第1回サンフランシスコグルメツアー以来!



なんとなく察しは付くでしょうが、食い意地の張った3人だけに、青森の新鮮な魚介類がかなり主役を張ってる感じの小旅行でした(笑)

さてさて出発は金曜の夜。
仕事が終ってから3人でアタフタと東京駅に向かい、東北新幹線「はやて」で一路八戸へ。
せっかく青森に行くのであれば、美味いものを食べなくては!と意気込んで到着した八戸は金曜の夜なのに結構寂しい感じでして...



寒いし疲れてるしで結局そこらの居酒屋に入ってしまいました。出てきた桜海老のお刺身です。なんでやねん。

翌朝、朝食を食べるため、本八戸から八戸線に乗って陸奥湊へ向かいます。



八戸といえば市内の八食センターが有名なんですが、せっかくなのでもうちょっとコアなところを狙って、雑誌で読んだ陸奥湊の「魚菜市場」を目指します。



こんな感じの外見で、かなり年季の入った建物です。



中はこんな感じ。観光客など一人もいないような、本当に地元に密着した魚市場でして、当然僕たちは浮きまくるわけなんですが、そんな売場のおばちゃんたちの好奇の視線を受け止めつつ、市場の奥にあるエリアでご飯と味噌汁を注文。市場内で買ってきた刺身や惣菜を並べて朝早くから新鮮な朝食を楽しみます。



平目の刺身200円、鶏の唐揚げ200円、鮪の刺身500円、イカの刺身200円。ご飯3膳に味噌汁一杯で400円。しめて1500円で3人が満腹になれたら何も文句はありません。
なんでこんなところまで来て唐揚げかっていえばそりゃすげぇ美味そうだったから。実際美味かったし。



味噌汁はホタテの小さいのが3個入って100円。



鮪は本鮪の安いところ。筋が多いからか500円。でも脂が乗っててなかなか美味い。奥のカレイはさすがに美味でした。
実は市場だからって感動的に美味いかというと決してそうでもないのですが、とにかくこの場の雰囲気が楽しくてすっかり堪能してしまいました。



ここでご飯を注文。頼めば簡単なおかずも作ってくれます。



隣でおばあちゃん二人が食べていた目玉焼き定食です。



キャベツたっぷりの上に乗った目玉焼きが美味そう。
ただの目玉焼きなのになんだろう、この魅力。



お惣菜はやたらと種類豊富です。
味が濃そうだったのでちょっと腰が引けちゃいましたが。



丸々太った鰯が5匹で200円。つーかでかいよ、鰯。



腹ごなしにちょっと散歩。



街のあらゆるところで作られていたカレイの干物です。



そしてさすが東北!新鮮なホヤが文字通り山盛りです。
今でこそ味を知ってるからなんとも思わないけど、よくこれを食おうと思ったよな、という形状ですよね。



手前の大きなナメタガレイが美味そうでした。
そしてその隣の鮫がちょっとグロい。



とにかく魚臭さがほとんどなく、すごく新鮮な潮の香りがするんですよね。これまで何カ国かで魚市場を見たことあるけど、こういう匂いの魚市場って日本だけだと思います。



小ぶり(幅20センチぐらい)とはいえ、アンコウが1本500円!
驚愕の安さです。



こっちの巨大なアンコウもたったの2000円。
肝が!肝が!



日本屈指のイカの水揚高を誇る八戸だけにスルメも大量にありました。



トロ箱いっぱいのカレイがあちこちで無造作に転がっています。



こんな渋い旅館/食堂もありました。
ここの定食も美味しそうだった!!



店先で黙々と作業するおばあちゃん。
何をしてるかってアンコウの吊るし切りやってるんです。
見てるとあっという間にアンコウが解体されてって、そのあまりに鮮やかな手つきに思わず笑っちゃった。



北の魚といえばこれ、八角です。あっさりしてるけど味が深くて美味いんだよな~。



そして青森といえば鮪。
普通にそこらに転がしてあるだけの雑な扱いでちょっとかわいそう。



そしてもう一つ、北の魚の王様、鱈は丸々太ってて今すぐ鍋に放り込みたいぐらい。



箱いっぱいのヒイカ。
また腹が減ってきた(笑)



そしてやはり町中干物だらけ。



駅前にいたおばちゃんはあらゆるスペースを活用して干してました。



換気扇の噴出し口も。



駐車禁止の看板も。



反対側から見たらこんな感じ。なんつーのどかな光景だ(笑)。

小さな町でしたが、町全体が市場みたいな感じで楽しい一時でした。
陸奥湊へこの先行くことがあるのかどうかは分からないのですが、来てよかった!と思える魅力的な街でした♪

さて、陸奥湊からは八戸経由でいよいよ青森へと向かいます。
そちらの様子は後編でどーぞ♪


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