今回のイタリア旅の目的の一つが、アルベルゴ・ディ・フーゾの宿に泊まることでした。
フィレンツェからローカル線でマッディーラの駅に着いたのは午後5時過ぎ。
駅の構内にあるBARのおじさまに宿に迎えの電話をお願いしました。
電話代は、いらないというので、ビールを1杯飲みました。
迎えに来てくださったのが宿のご主人エレコレさん。
一山超えた町で、車で約25分かかりました。人口は1000人とか。
車代は25ユーロ。(約3000円)
こちらがロカンダ・セーニオという名前の宿。
小さな町で、あっという間に町を一周できてしまいます。さすがに、日本人を見かけません。
朝市では、小学生の女の子がお手伝い。平べったい桃とプルーンを食後のデザートに買いました。
自転車のツーリングをやっていらっしゃるシニアの男性にたくさん会いました。
ところでアルベルゴ・ディ・フーゾとは何でしょう。
分散したホテル(宿)という意味です。
宿泊する部屋が数か所に分散しているのです。
私たちが3泊したロカンダ・セーニオも2か所に分かれているそう。
外国の一般的なホテルと違って、毎晩その宿で夕食をいただきました。
メニューは、日替わりです。
アツアツの出来立て揚げパン。中を割って、そこにチーズとトマトソースなどを挟んで、いただきます。
ニョッキ。
蒸し饅頭のような、、、、のも。
毎日手作りのおいしい料理に大満足でした。
日本の民宿のようです。
小さな町全体をホテルと考えて、食事はここ、バーはここ、土産を買うならここと機能を分散させて
町のみんなが協力し合えば、町が素敵なホテルになるだろうな、、、、なんて空想してしまいました。
帰りは、一日5本しかないというミニバスに乗って、マッラディの駅へ。
普段は、タバッキ(いろいろ売っているタバコ屋さん)でバスのチケットを買うのですが、
その日は休みだったので、運転手さんに支払い。
2.3ユーロ(約300円)。バスは安い!!です。
分散した宿とは、お洒落なのですかね!?
料理も美味しそうですね!!!