5月30日に友人夫妻と一緒に高崎に出かけ、
14回目を迎えるオープンシアター参加しました。
入場無料、出入り自由の催しです。
今回のテーマは、
高碕芸術劇場の音響<建築編>です。
第一部は、専門家によるパネルディスカッション。
建築設計、音響設計、声楽家の専門家と芸術劇場の事業課長さん。
勾配のある客席の意図、音の響きを良くするための壁など、
ちょっと難しい理論的な話。
第二部は、実演による音響の検証。
ピアニストと声楽家(バリトン)が登場して、
舞台の4個所に移動して、同じ曲を演奏し(歌い)、
場所によって違う音の響きを実感してもらう試みです。
演奏者が立つ位置は、①舞台の前の方(客席にうんと近い位置)
②後ろの方(舞台の一番後ろ)③舞台の中間の位置
④ ①と③の中間の位置でした。
演奏後に、演奏した人も感想を述べ、
客席で聴いていた専門家も感想を述べました。
観席で聴いていた私たちも音響の違いを感じることができ、
おもしろい体験でした。
ところで、一番響きが良く、パーフォーマンスがやりやすい場所は
④ということでした。
なかなか良い試みと友人たちも感心していました。
それにしても、高崎の取り組みすごいなと思いました。
高崎文化財団の広報誌の内容の充実ぶりに、うらやまし~!!を連発です。