京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

器の窯出し

2024-07-15 09:07:30 | 気になるコト
今日は、以前素焼き前の斜めになる
カップのご紹介をしましたが、
それが焼きあがったので、そのご紹介をいたします。



手の平にすっぽり収まる器。


なな~め。


ごろんごろん。

裏を見てください。
釉薬が丸に開いています。

3ヶ所釉薬を抜いて、
その部分に粘土で足を作りくっつけて、
立たせて焼きます。もちろん水平に置きます。

コレ、釉薬を掛けるときから3ヶ所抜いて、
足を作って、水平に気を付けながら置いて
窯に入れて・・と気を使うので、
ひと窯分、この器でヨロシク!とかいわれたら、
半目のジト目でぶつぶつ文句を言いながら
詰めます。
エエ、間違いなく文句を言います(笑)

そんな、楽しい器の焼き上がりのお話でした。
一個、二個なら笑顔で対応しますので、
是非作りにいらしてくださいね。
お待ちしております。

それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

皿、窯出し

2024-07-13 15:37:41 | 気になるコト
こんにてゃ。
こんにちは。
今、ものすっごく眠たいです・・
首がガックンってなりそうなほど眠い。
タスケテ・・ZZZZ

皿の窯出しです。


かわいい~

ペッタンコの皿は、高台が無いので
裏がほぼ無釉になります、
実は、酸化して黄色くなりやすいです。

還元から酸化へ転じる時に、
今まで器の中に含まれる空気も
焼成するためにひっぱり出されていたのに、
酸化に転じられた時に、ココゾとばかりに
空気を吸い、息継ぎをするので、
その分器が黄色くなりやすい。。
(という、イメージ)なので、
窯焚き時、しかも最後の仕上げ、
油断はできません。

今回は、綺麗に焼けてくれました。
おまけで、しのぎ模様の器を見てください。

わっしゃわっしゃと模様がはいっております


大きいしのぎ模様

しのぎ(鎬)模様
『側面をヘラなどで削り取ることによってできる、
刀の鎬のような鋭い稜線文様を指す。
深く削って稜線に高さが出るほど、
釉だまりによる色の濃淡が出やすくなる。』

あ、卒園記念品のお皿の話のはずが、
鎬の器で終わってしまいました。
ま、いっか★

また明日。
Please stay healthy and stay safe.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ロクロ体験(フリークラス??)

2024-07-12 15:57:09 | 一日陶芸教室
フリークラスのお客様のお話です。
というか、フリーで来ているお客様の
ご友人がロクロ体験に来られた。
という体験だったけ?
忘れちゃいました。(笑)

フランス出身のお方。
日本にお住まいでした。
(一年前の世界線です)



手付きが繊細~。


ものすごく薄い器を作られておりました。
何でも、煎茶に使うとか。


大きくなりすぎたので、切っています。

手が、余計な所が汚れていない。
これって、結構すごいこと。
初めての方は楽し過ぎて、
手の甲までドロッドロにしがち。
でも、使うところは(粘土が触るところは)
手のひらと指のみ。
意外に汚れないのですよね~。


それよりなにより、
頭が小さくて形が綺麗だから、
ベリーベリーショートが良く似合うのが
うらやましかった~。
表情もクルクル変わって、笑顔が
とても可愛らしい方だったし。

なんか、ワタシって、アジア人だわ~と
思った一日だったことを記憶しております。
扁平で、重めの黒髪で、ブータレ顔が
似合うのって、、、ワタシだよ!(笑

また明日。
Please stay healthy and stay safe.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

録音

2024-07-10 15:56:54 | 登り窯(玄窯)
じんにちは
こんにちは。
今日は、登り窯の焙りの日にあった、
「音の録音」のお話です。

作陶に来てくださているお客様のご紹介で、
「音を録音」されている方が、
薪を割る音、井戸水が出ている音、
粘土を揉む音、ロクロが回って仕事を
している音などを撮りにいらっしゃいました。

ふしぎ~。


左右のマイク

あれかね?
耳元で話しているように聞こえる音や
サクサクと食べ物を食べている音などを
聞かせるコンテンツがありますが、
それの芸術や作業に特化した感じ?

ロクロが回って、湯呑を引いている作業音、
画像があるならば画像とシンクロしますが、
全く知らない方だと、
モーター音、コテを持つ音(置く音)、
手を水に浸す音、トンボで大きさを計る時の音
などなど、全く想像できないから、
「????」が飛び交う気がします
それが面白いのかな?

削り作業は、ロクロの天板に削られた土が
ポチンと落ちる澄んだ高い音が面白かったですが、
見たことない方は、ますます「??????」。
え~っと、X(旧Twitter)の@asahisakutoには
水挽き景色、削り景色も載せていたかな。
音はあえて消していた気がしますが。


薪割りの音を拾うためのセッティング中
薪は、ばきばきっと割れる音が
パキとも、バキとも違う音なので
面白いですが。

そのうち何処かで聞けるなら
皆様にもお知らせいたしますね。
録音風景でした。


薪が燃える音もイイよね~。


東の空なのに、西の夕日が反射して
光る不思議な空。
鳥の音だけが響いておりました。


日曜日に予定していたイベントも一個
無くなちゃったし、
ここらでゆっくり寝ようかな~。
熱がでたBBA街道まっしぐらのワタシでした。

皆様は元気に夏、乗り切ってくださいね!
それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

窯出しまでのお話

2024-07-09 15:59:50 | 登り窯(玄窯)
こんいちは。
こんにちは。
昨日登り窯の窯出しでした。
が、ワタクシ知恵熱(?)が出てしまい、
起き上がれなくて、欠勤・・
なので、窯出しの火の話題はないンデスよね~。
その前の日の、窯を冷やしておく
前準備のお話で玄窯の話題を終えますね。

朝、窯焚きの余韻がのこる窯の
ありとあらゆる扉や穴を開いていきます。


まだ温かいので、上昇気流が残っている
その窯の性質を利用して、
(穴や扉を開けることにより)涼しい風を
窯内に送り冷ましておきます。


いきなり開けると作品が割れるかもしれないので、
すこしだけ開けます。
扉を開ける時に、デンツイ(温度計)も
外しておきます。
温度計は、薄い陶器で出来ているので
すぐ割れます。
なので、まず外す
以前は、窯内を早く見たい
気が急いた窯元が温度計を外さずに
開けて割っていましたっけ・・
(修理代、一本8千円。。
今は一万円ぐらい?)


白い長い部分が薄い陶器で出来ています。
中に熱感知の機械的な何かが入っています。


窯の扉を開ける私、
実は窯の中を誰よりも早く見ます。
窯の焼き上がりを誰よりも早く
目撃してしまいます。

でも、見える場所からだけでは
焼きあ上がりの良し悪しは分かりませんからね!
イイ器が隠れているかもしれませんから!
何て言いいきかせもって、窯出しの日まで
焼き上がりの雰囲気を心にとどめておきます。

今回は、その窯出しに立ち会えなかったので
ホッとできなかったんですよね~。
そこそこだった・・と
言うて終わります。

夜中にガタガタ震えるほど寒いかと思ったら
朝にはどうにもこうにも熱くてアツくて。。
(夏風邪だわ)
みなさま、「熱が体に籠ったまま」は
マジ危ないですからね。

風邪だろうがなんだろうが、
「体調がちょっと変」となったら、
すぐに冷えた部屋や病院などに行きましょう。

うーんと、今日はまとまっていない気がしますが
これにて登り窯のお話はお終い。
次回からはまた普通に戻ります
おたのしみに。また明日。
Please stay healthy and stay safe.


息子1のお誕生日ケーキ。
メロンがいっぱい!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする