白化粧入れ

白入れという作業があります。
その名の通り（笑）、筋や印の押してある部分に白い泥を入れ、
余分な個所をふき取る作業です。

何もないお茶碗に、

筆で白化粧土を入れ

布などで、しっかり入るように　こすり

スポンジでふき取り、きれいにする。

出来上がりは・・

ジャン！（ と、自慢するほどの仕事では、無いです（笑）

夏前だっていうのに、来年の午の字が・・。
そうなんです。
干支の作品は、夏前からデザインや見本造りをしているんですね～。

来年の事を言うと鬼笑う？？
いえいえ、私たちが笑顔でいられるようにするため、
鬼を出し抜いて、仕事をしているのですね～。
（ なんのこっちゃ（笑））

何はともあれ、今もいい季節ですが、
冬も気持ちよく迎えられるよう、頑張っております。
皆様、干支作品も、見にいらしてくださいませね～。
店頭に並ぶのは、もっと肌寒くなってからですが・・（笑）

今は・・新緑が美しいですよ～。お待ちしております

花に囲まれて

作陶館で開催される、お習字教室。
いつも可愛らしいお花に囲まれております。

　
今回は、
白い木香薔薇（ もっこうばら ）、紫色の立浪草（ たつなみそう ）、
紅い花が印象的な浮釣木（ うきつりぼく/ 別名 チロリアンランプ ）
下のほうに線香花火のような花は、奥多摩小紫陽花（ おくたまこあじさい ）
ピンクと赤の美しい大輪は、鉄線（ てっせん ）。

木香薔薇は、クリーム色が多い中、可憐な白。
浮釣木は、実はもっと花弁が大きい種類も有るそうです。
（ アブチロン で検索してみると、出てきました ）
パッと見た雰囲気は、オクラの花に似ています。
今回は、スタンダードな、赤い花 (笑）

私がお花の写真を撮っている最中も、
皆さんは黙々と。
　

教室内は、心が落ち着く 墨のいい香が漂っております。
私は・・昨日書いた石臼の親玉と格闘していた日でしたので、
鬼の形相でした～（笑）

皆様を、見習わなくっちゃ（笑）

お習字を習ってみたいなぁと、お考えの貴方、
一度ご見学はいかがでしょうか？
お待ちしております。

石臼（ いしうす ）

赤土の調合に入れる為の、砂を作りました。
石臼の親玉で（笑）

これらを、石臼の親玉で粉砕します。


ハッキリ言って、怖い（笑）

大きな石が、ゴロンゴロンと回転するので、
ついつい 『 手を挟まれてしまったら・・こけて身体ごと突っ込んでしまったら・・』なんて、
恐ろしい想像をしてしまいます（笑）

間あいだに、釉薬が掛かっていない焼きしまった土などを入れ、
石臼に踏ませ、粉を取り出し、
それを又、ふるいにかけると、やっとこさ使える物になります。
　

昔は、こんな作業を人力や家畜の力でもって動かし、
粉を作り出していたかと思うと、頭が上りません。

機械で回る分、怖いなどといって ビビ っていては先人達に怒られます。

皆様、もう少しで赤土の調合が出来ます。
新茶ならぬ、新土を、お楽しみに～（笑）

五月は・・

ＧＷを、無事終え（？笑）仕事が始まった方、
やっとこさ休みだわ～という方、いかがお過ごしでしょうか？

作陶館も慌しかった ＧＷ が終わり、
通常のお教室も始まり、なんとなく五月の日差しにウキウキと過ごしております。

GWを頂いたワタクシ、神戸へ滋賀県へと毎日出かけておりました。

最終日は、琵琶湖畔。
結局ザリガニは取れず、お魚釣りになりましたが。。

キラキラと綺麗な水面。

　
小チビ・大チビ義兄に釣具を用意してもらって、真剣。
（ 小チビ、釣れた魚が跳ねるのにビビリまくり （笑））


琵琶湖周辺は、麦が スクスク と育ち、
田んぼには水が張られ、早い所は田植えが終わっておりました。

これらが、秋には美しい黄金色の稲穂を揺らし
皆さんの食卓を賑わせてくれることでしょうネ。

宇治は今、お茶摘みで大忙し。
もうそろそろ美味しい新茶が味わえると思います。

それでは皆さん、気合を入れなおして、
張り切ってまいりましょうか～！（笑）

ＧＷ最終日

皆様、ＧＷはいかがお過ごしでしたか？
朝日焼きを楽しんでくださった方、
いや行っていないという方、
新緑が美しい宇治に、これからも来てくださいね（笑）

さて、ワタクシお休みの過ごし方は・・
まずは器に涼やかな絵付けをして・・
　
青海波（ せいがいは ）、七宝（ しっぽう ）。

呉須（ ごす）という顔料で、青色に発色します。

そして、バラを愛でていました・・ウソです（笑）

チョット時間ができた時に作った見本でした。

後半は、ＢＢＱ、主人の実家へ、
そして・・最後の日はザリガニ取り～。
　
毎日充電というか、すり減らしというか・・（笑）
子供たちは、笑顔笑顔の毎日ですが、親は・・グッタリ（笑）

何はともあれ、大いにお腹を減らし、
モリモリと器によそったご飯を食べてくれる姿は、
なかなかのもの。

皆様も、今一度子供のように遊び、
子ども顔負けに 呑み、食べ、寝る！という日を過ごしてくださいネ。
そこに、いい器があれば
大人なら、さらに完璧！になりますから・・（笑）

子供になるための、子供の日・・いかがお過ごしでしょうか？（笑）