京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

恐竜図鑑展(兵庫県立美術館)

2023-05-04 09:18:27 | お出かけ
こんにちは。
今日も恐竜だぞ!もんくあっか?!
うそうそ。
明日はいったん陶芸の話を書きます。
多分・・


「原始の世界」
この本を手に入れられたならば、
ワクワクして読み進めたでしょうね~。
(学術書かもしれませんが。)

ある時、炭鉱から一度にたくさんの
恐竜骨格が発掘され、一気に研究が進んだ
古代生物学。
この頃にはすでに、我々が
「太古の昔」というワードを聞くと
”ああ、あんな感じの世界で
あんな感じの生物が生活していたんだよね”
の絵が確立されておりました。


イグアノドン
とはいえ、まだまだ未知な領域。
たまたま親指の骨が鼻近くにあったので
「こいつの鼻筋にはこんな角あったんじゃね?」と、
ツノをくっつけた骨格を作り、
今とは違う標本図になっていたようです。
イグアノドンは、「トカゲの歯」という意味で
(イグアノ=トカゲ、ドン=歯)
今、思われているような二足歩行ではなく、
四足で大型なトカゲの形だろうと
考えられていたようです。
で、問題の鼻のつの。


なんやったら、可愛いやん。
鼻先のツノ。
あー色々書きたい!
しかし、あり過ぎて・・!(笑)

その昔の博覧会で、
「恐竜発掘してん。こんな大きさだよ!」と、
原寸であろう恐竜模型の中にテーブルを置き、
食事を楽しむ催しもあったとか。

メニューが気になりますよね!

恐竜をたたせたら、ビルのこれぐらいは
届くんじゃね?の絵。
想像して印刷までして本に載せちゃう辺りが
恐竜(古代生物学)の人気ぶりが伺えます。

他はね〜!(はぁはぁ…!)笑

落ち着こう。
唐突に陶芸の話題を入れて落ち着こう。
先日窯出しをした鉄絵の皿。


鹿!

奈良の赤膚焼(あかはだやき)に描かれる
鹿に見えなくもない。(奈良絵ともいう)
(赤膚焼の大和絵はシンプルだけれども、
色使いが可愛らしいのです。)

物や者をシンプルに表すのは、
思っている以上に難しいですからね。
スキやわ~。

なになに。
大和絵の起こりは、奈良の大仏さんの台座に
描かれた世界を元に、親しみやすいよう、
御伽噺も題材にして描かれたものだった…
へ〜!

大和絵の描かれた急須。
(陶芸好きの陶芸情報サイトさんから)


(奈良の観光案内のページより)

お家(大仏殿的な建造物)の絵などが
可愛らしくアレンジされているそうな。
今度奈良に行って台座を見られるのならば、
まじまじと見てこよう。

つられて笑顔になる作品もありました。


ムビョウ!

六個の瓢箪で「むびょう」=無病
縁起がイイし、「笑顔!」って、
少しお疲れが出てくるこの時期、
この絵を見て元気を取り戻してくださいね。
え?恐竜の方も気になる?
(誰も言うてない)笑
しかたがないなぁ、あと3回の予定です。
(思ったより多かったー!笑)
また明日。
Please stay healthy and stay safe.
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