ムカデとことこ

 ひとが幸福になること・意識の成りたち・物理と心理を繋ぐ道
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細胞と人間

2014-04-05 13:30:29 | ひとの幸福
一つの細胞と人間の意識との関係についてもっと考えたい。

この前のNHKの人体ミクロ・・云々の番組で山中教授が、

細胞は人間より凄い・・だったか、そんなことを言っていた。

あの発言はズバリ本当の事だなと思った。

一つの細胞より優れている意識を持つ人間はかなり少ないだろうと思う。

細胞(がん細胞は除いて)と執着のない人間の意識の働きは一緒かなと思う。

出かける予定の日に残念ながら雨が降って来た時に、

あ~雨なんか降らなきゃいいのに・・とその思いをいつまでも持ち続けて、

いやな気持になっているという、そんな働きをするような細胞はないのかと思う。

細胞は意志と戦略を持っていると山中教授が言ってたけど、

雨なら雨で・・と受けいれ、戦略を練るのが細胞だろうと思う。

何故不本意な雨を受け容れるのかといえば、意志があるからかと思う。

共に成長したい、共に在りたい、という意志があるからかなと思う。

その意志のもとに戦略が生れる。

細胞は自然のままでそういう働きができるようになっている。

人間の意識も元々はそういうものだったのだと思うけれど、

この人生や以前の人生での経験による、不自然な人生観や世界観が

作用しているものもあるのかと思う。

細胞のようにはならないものもあるのだろうと思う。

まぁ、そうなるのも当たり前だと思うけど。

人は一人で生きてないから。

そうなったのも皆(全ての経験)の中でなったんだし、

そうじゃなくなるのも皆の中でなっていくのかと思う。

いつの日か一つのシンプルな細胞のようになりたいと思う。




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