翌年、私たち夫婦はホノルルに旅立ちました。昨年の経験があるので、余裕をもって大会に臨めます。ハワイを十分楽しむことができました。
今回も阪急イングス主催のツアーで行ったのですが、このツアーに参加した人たちとは気があって、本当に親しくなりました。「旅は道連れ…」とはよう言うたもんです。
そして、Iris Fukuiさんという日系の人とも義弟夫婦を介して知り合い、食事をご馳走になったりして、現地の人の生活に触れることができたのは良い思い出でした。(左端の人です。右端はIrisの娘さんでお医者さんです。真ん中はもちろんわが妻です)
マラソンは、夫の威厳を見せるべく真剣に走り、ツアー参加者中2番で帰ってきました。記録は前年よりも13分早く、3時間36分50秒 1294位/8164人でした。
妻は初マラソンながら、4時間6分24秒 2867位/8164人でした。(この後、市民ランナーとしての才能を開花(?)させ、参加資格のいる大阪国際女子マラソンなどに出場するまでになるのですが、この段階ではそんなことは思いもしませんでした)
写真を見てもらっても分かるように、回りはどう見ても外国人ばかりで、海外マラソンぽいです。“LOOKING GOOD!”と言ってもらえそうでしょ。現在のホノルルマラソンは日本人が大半を占めるそうですから、雰囲気はちょっと違うのかもしれません。
「わくわくするような、非日常的な感じ」とでも言うのでしょうか。雰囲気に溶け込んで、英語も普通に喋っていました。(Irisに『あなたは英語が喋れるんだから、もっと喋りなさい』と言ってもらったのは誇らしい思い出です)この雰囲気は大会関係者、ボランティア、参加者などHawaiiのすべての人やものが醸し出すのでしょう。
まず、スタート時の演出がうまいです。夜空に花火が打ちあがり、涙が出そうになります。
給水所のボランティアもgoodです。Waterではなく「Wata!」という立て看板がありました。
ゴールのカピオラニ公園の雰囲気の盛り上げ方も素敵です。「SMILE」という立て看板が出ていて、なるほど、ここまでよう頑張ったんやから最後は微笑みながら走れということなんやと思っていたのですが、写真を撮っているからここで笑えということやと後で教えてもらいました。このことにちょっとsmileです。
今も、ホノルルマラソンはこんな感じなのでしょうか。
だったら、また行きたいなあ!