橘湾岸スーパーマラニックの全体のコース図および高低表は次の通りです。
主催者は55キロ部門はウルトラへの入門コースと書いてましたが、いえなかなか結構なもんです、ほんとうに。
さて、スタートしてしばらくは長崎市街地を走るため、当然信号を遵守します。そのため、このようにランナーが固まってしまいます。
このあと集団は散り散りばらばら、あっという間に置いて行かれました。「あっ、これ真剣なマラソンなんや!」5分遅れでスタートしたランナーにも続々抜かれていきました。でも先長いし、そんなにとばさんでもええわけで‥。
ざぼん坂から日見峠へ。眼下に自動車道路が見えたりして、結構上がってきたと実感します。峠を越えたところに最初のエイドがありました。ここらで、7.5キロぐらいです。
九十九折になっている坂を下ります。
すぐに、最初の芒塚(すすきづか)チェックポイントです。この大会は人手が足りないため、チェックポイントでチェックシートにパンチをして通過した証明をしなければなりません。55キロ部門の場合、3箇所のチェックポイントがあります。
ここで、小さい大会の悲しさ、前後にランナーの人影が見えなくなりました。とたんに不安になり、前を行くランナーに追いつこうと頑張り始めました。高速道路の横に出て一瞬どっちに行ったら良いのかわからなくなりましたが、はるか前方に先行するランナーを発見!ああよかった。
そして、12.4キロの網場日見公園のエイドへ。ここからは173キロ、80キロ、55キロの各部門が同じコースを走ることになります。ゼリーを頂いたのですが、食べ始めて「これトマトのゼリー?ちょっと弱いねんけど」もちろん完食しました。
ここで、女性3人男性2人のグループと出会い、話しながら走りました。といってもいかにも速そうなグループだったのですぐに置いて行かれました。
飯盛町に入って坂の手前にエイドがありました。当然休憩。スタッフの方と「どこから?」「京都から友達と来たんですよ」などと世間話の後、「ブログに載せますよ」と承諾を取って記念撮影です。
ここから先は飯盛峠で坂が半端なくきつくなりました。ただし橘湾の眺めはすこぶるよろしい。
この峠の上りから、今までほぼ同じスピードで走っていた大平紀夫さんと話をしながら併走することになりました。
これ本当に良かったです。大平さんは3回目ということでコースは熟知されているし、安心です。それに一人で走っているのもつまらんしね。話しながら走ると気が紛れます。飯盛峠チェックポイントのエイドにはぼた餅がありました。スタッフの方に勧められたら、そらやっぱり食べんと。そして、記念撮影。
ここを下ると今度はジャガイモ畑を見ながらの上りです。頂上までの高度は飯盛峠とさほど変わりませんが、傾斜はきつくないのでまだ走れます。
てっぺんから少し下ってきたところに飯盛経塚エイド28.2キロです。
下ってくる人を撮ってまた出発です。
ここで初めてタイムを確認です。3時間8分17秒。キロ6分40秒というところですか。なかなかいい調子!
(次のエイドでの撮影です)
ここを下って3番目の坂へ、頂上はチャペルココナッツというラブホです。この途中で大平さんが「足がつりそうなので先に行って」ということなので、再び単独走になりました。「大平さんここまでありがとう!楽しかったし、楽に走れました」
気がつくと大平さんと併走し始めてから誰にも抜かれていません。というか抜いてばかりです。調子が出てきたようです。もっとも、抜く人は173キロ部門の人が多く、ほんとうにしんどそうです。抜く時には「頑張ってください、もう少しですよ!僕はまだ半分ですけど」と声を掛けていきました。ほんと、24時間以上、もう150キロぐらい走ったはるんですよ!信じられません。人生観変わります。
(もちろん、話はまだ続きますが、これから娘の結納があり出かけます。こっちの方が大事なんで、少々お待ちを‥)