スレイブ・ケイジのシーンの最後にウィール・オブ・デスの後ろで行っているボーン・ファイトというキューで今日デビューしました。
骨を持って戦うキューでほんの一瞬の短いキューですが、ウィール・オブ・デスを同じタタミのステージ上の後ろから生で間近に観ることもでき、なかなか楽しいキューでした。
ショーの後はドレッシングルームでハロウィン・パーティーをしました。
数日前からデコレイションし始めていたドレッシングルームの最終仕上げをショーの前、ショー中、ショーの後にし、持ち寄った食べ物を並べ、他のドレッシングルームの女の子を招待・・・、みんなでわいわいと楽しみました。
こちらでは何歳になっても、みんな子供のように楽しむな～と今回もつくづく感じました。
機械、電気系統に問題があり、１回目のショーがあるかないか開演時間ぎりぎりまでわからない状態のまま、準備を進めていました。
結局３０分遅延でショーが開始、１回目のショーが終わった５分後には２回目のショーの３０分前コール・・・、とバタバタと２回目のショーが始まりましたが、とりあえずショーがキャンセルにならず、無事に２回ともショーができて良かったです。
先週ライティング・デザイナーの方が来られ、キャプティヴィティのシーンの照明が変わったということで、ショーの後、ライティング・チェックをステージでしました。
特にバトンが見えにくくなったりという問題はありませんでしたが、いきなり本番にならず、先に確認させてもらうことができて良かったです。
先週金土とショーをお休みし、今日は軽いキューだけでショーに戻ろうとフィジオと話をしていました。
メイクをほぼ終えた６時過ぎ、ステージ・マネイジメントから連絡があり、“もうメイク終わった？ごめん、アリサの名前を入れ忘れた！ショー観る？”と・・・。
今ちょうどアーティストが順にショーを観るローテーションをもらっている時期だったので、ショーに出る気満々でしたが、観ることになりました。
それはそれで、嬉しいことで、すぐにメイクを落としました。
ショーが始まる前に写真撮影をするアーティストとカップルの振りをして席に着き、楽しくおしゃべりし、ショーが始まると、普段バックステージで聴いているよりもたくさんの音が耳に入り、演技を近くで見ることができ、興奮しながら観ていました。
私を見つけてくれたアーティストは演技しながらこっちを向いて微笑んでくれたり、手を振ってくれたり、投げキスしてくれたり・・・客席で家族が観てくれているように嬉しいと言ってくれました。
全く予想外でしたが、楽しむことができました。
ＫＡの何人かのアーティストがＮＹで開催されていたコッミコンに出演することになっていたので、通常の二日間の週末でしたが、私もそれに合わせてＮＹに行くことにしました。
コミッコンのチケット入手は難しく、結局会場に入ることはできませんでしたが、コッミコンが終わった夜、シェリやスペンサーとお好み焼きパーティーをしました。
ＮＹの演劇界で活躍されている日本人の方、そして中村勘九郎さんや劇団四季でも活躍されている先輩バトントワラーを撮影された、アメリカ人のフォトグラファーのご主人にもお会いすることができ、新しい出会いもあったとても楽しい時間でした。
ミュウも大好きなシェリ、スペンサーにＮＹでも会うことができ、犬が大好きなご夫妻にもかわいがってもらい、ご機嫌でした。
翌日は、イタリアのスーパーEATALYでジェラートを食べ、夜はSting 作詞作曲の新作ミュージカル“The Last Ship”を観賞し、一日半の短い滞在でしたが、今回もとても充実した週末となりました。
先日から使い痛めていた股関節に、今日早く治すための注射をすることになりました。
注射後の運転は禁止ということで、ドライバーが必要と言われ、昨日その話をフィジオでしていた時にフランクが“リンロンが乗せてくれるよ”とたまたま横にいたリンロンの名前をあげ、彼が送り迎えをしてくれることになりました。
注射は、ドクターがカメラで確認しながら、むにゅ～と脚の付け根に刺され、関節の奥の方まで徐々に針が押し込まれ・・・、そのまましばらく待ち、刺されている部分の横のあたりを数回手で押されました。
ドクターに手で押される時が、多少の痛みと何とも言えない不快感で、思わずその都度苦笑いしてしまいましたが、思ったよりも痛くなく、無事に終了しました。
今日は一日安静ということで、今年こそ無欠勤で１年を過ごせるかと思っていましたが、ショーをお休みすることになりました。
