ありさの日記

 『ラスベガスの澄み渡る青空より』

初笛

2010-08-12 | 日記
 仕事に出かける前、オランダの友人姉弟と電話で話をしました。
 話をするのは、こちらに来ることが決まったという報告をして以来・・・近況報告をし、私がこちらで色々なことを経験しながら充実した毎日を送っていることを伝えると、彼らはとても喜んでくれました。
 ついついたくさん話をしてしまい、大急ぎでの準備になりましたが、話ができ、とても気持ち良く出かけることができました。

 ボートのトレーニングがあり、いつも足を打ってしまう、スライドをする部分の練習をたくさんしました。
 最後にボートから滑り下りる部分で、始めのうちは、タイミングが合わず、こけそうになったり、足を打ったりしましたが、後半は少しスムースになってきました。
 毎日ボートに乗っている双子の妹役のジェニファーが、タイミングや細かい方法など、長年の経験から学んだことを丁寧に教えてくれました。
 トレーニングが終わった後も、説明してくれ、“あなたが長年の経験で、バトンの小さなズレを感じるのと同じように、私は毎日乗ってるから、ボートの揺れの小さな違いも感じ、それに対応しているの・・・あなたはそれを理解しようと努力してる・・・”とお姉ちゃんのシェリーと話してくれました。

 ショーでは、ポスト&ビームスのフロアキャラクターで、笛を吹き、みんなにスタートの合図を行う役でデビューしました。
 ショーが始まる前、初めて笛を手にし、少々ドキドキ・・・マスクの上から吹く感覚も不思議で、バックステージで、小さく息を吹いて鳴らしてみました。
 その様子を見ていたリガーのグランに、大きな音を出してみるよう言われましたが、客席に聞こえてしまってはと思い、控え目に吹きました。
 すると、先週デビューしたジェイミーが、一つ扉を挟んだ裏の階段のところで本気で吹いてみたことを教えてくれ、グランの指示のもと、階段でおもいっきり吹いてみました。
 ショーでは、私の笛の合図でアクトが始まるので、大きく長く吹くつもりでしたが、力が入り過ぎたせいか、良い音が出ず、短く終わってしまいました。
 ドラムのスタートの合図も、しまりのない、気合いの入りきらないスタートになってしまい、“みなさん、すいませ~ん”と思いながら、リズムをとりました。
コメント
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