1週間のお休みの後半には、ブロードウェイ作品の観劇もしました。
『A Doll's House(人形の家)』というお芝居と『Shucked(シャックト)』というミュージカルの2作品を一日のマチネとソワレで観ました。
『A Doll's House』は、アカデミー賞受賞経験もある、主演のJessica Chastain(ジェシカ・チャステイン)の演技が素晴らしく、見応えがありました。
開演15分前から、彼女が椅子に座り、盆舞台をぐるぐると周り続け、その際と終演後に流れる音楽は坂本龍一さんが作曲したものでした。
ほぼ何もない舞台装置に、出演者が椅子を移動させるだけで、物語の最後に家を出ていくシーンでは舞台後方にある実際の搬入口のシャッターが開き、Jessica Chastainが劇場の外の通りに出ていきました。
シンプルでありながら、とてもユニークな演出で、興味深い作品でした。
『Shucked』は、とうもろこしをテーマにしたミュージカル・コメディで、とうもろこしを捩った言葉があちこちで使われていたり、とうもろこしを持って踊ったり、楽しい作品でした。
面白いギャグだらけの作品で、客席からはひたすら笑い声が聞こえていました。
アメリカの文化や習慣を理解した上で内容もすべて聞き取ることができれば、もっともっと楽しめたと思います。
劇場内の売店やバーが、作品のイメージに飾られ、更には地下鉄の構内にも、ギャグを交えた宣伝ポスターがあり、そのこだわりの徹底ぶりを楽しませてもらいました。
携帯の万歩計を見ると、NYに滞在した間の歩数が飛びぬけて多くなっていました。
毎日がお散歩日和でとても気持ち良く、リフレッシュできた1週間になりました。
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