ありさの日記

 『ラスベガスの澄み渡る青空より』

不思議な感覚

2011-04-08 | 日記
 日差しは暖かく感じますが、風が冷たく、肌寒い一日になりました。

 ローテーションの表には書かれていませんでしたが、今日は代役のパンが双子の男の子役をすることを、ドレッシングルームでシェリから聞きました。
 彼ともいつかすることになるかもしれないと思い、彼の演技もいつもモニターで見ていましたが、実際に一緒にするのは初めてでした。

 打ち合わせをした訳でもないので、1回目のショーの中で、少々戸惑いながら、彼の演技に合わせて私も演技しました。
 スレイヴケイジと呼ばれるシーンのスタンバイの場所で、キャピティビティのやりとりが大丈夫だったかなどの話をし、ステージに出て行く10秒ぐらい前、手をつないで準備をしようとすると、“フルートは?”と言われ、フルートを持っていないことに気が付きました。
 大慌てで、ラックにフルートを取りに行き、タイミングより2、3秒遅れてステージに二人で飛び出しました。
 彼との初めてのやり取りのことで頭がいっぱいで、すっかり忘れてしまっていましたが、どうにか間に合いほっとしました。

 2回目のショーでは、彼の仕草やタイミングに対する間も考え、少し調整しながら演技しました。

 昨日ショーを観賞し、その余韻が身体に残るままステージに立っている自分・・・影絵のシーンに走り出て行くと、自分がショーの中に迷い込んだような不思議な感覚になりました。
 そしてご覧下さっているお客様の心に何かが伝わるように・・・そう思いました。
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