ありさの日記

 『ラスベガスの澄み渡る青空より』

2011年最終日

2011-12-31 | 日記
 ドレッシングルームに入ると、エリカからのメッセージカードが机の上に置いてありました。
 ミスティア、KAと10年勤めた彼女がどんな気持ちで今日を迎えているのか、そして温かいメッセージを一人一人にくれた彼女のことを思うと、なんとも言えない感情が込み上げてきました。
 予想通り、今日はスティックバグになり、エリカとピエールルックの最後のデュエットを生で観ることはできませんでしたが、昨日にそのつもりで観ておいて良かったと思いました。
 モニターで途中から観ることができましたが、モニターからでも最後となった二人の感情が伝わってきました。
 最後のキスは、いつもより長く、隣で観ていたステージマネージメントのジェニファーは、“長い、長い・・・早く、早く・・・”と笑いながら言い、そんな状況にみんなで笑いながら拍手を送りました。

 1回目のショーでは、ワードローブの人の手違いで、スティックバグの衣装があるべきところになく、行方不明・・・無線で連絡を取りながら、どうにか出番までに届けてもらえました。
 私には何もするすべもなく、ただ待っているだけでしたが、ワードローブのボスのエリックから、“スティックバグの緊急事態だったよ・・・”とワードローブは大騒動だったことを聞きました。

 そして、更に、今日は祈っていたことに反して、ボートに入ることになりました。
 レイとミシェルは、案の定、顔にほくろを描いていました。
 たまたま私がドレッシングルームにいない間に、わざわざ呼びにまで来てくれていたようです。
 出番ギリギリまで、描こうと誘い続けてくれていましたが、もちろん断り続けました。
 そして、2回目のショーのボートは、大きく斜めに揺れ、スライドできない危険な状態でした。

 やりきったという気持ちよりも、なんだか、あれこれあった2011年、最後のショーとなりました。
 
 帰宅後、すでに新年を迎えた日本の家族とスカイプを繋いだ頃、こちらも花火が上がり始めました。
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