『パパ、だ~いスキ』と言われたパパの映画日記

こどもが二人とも小学生になったけど、「パパだ~いスキ!」と言われてる間は、タイトルを変えませんが。

『Seventh Code セブンス・コード』 クロサワはロシアで撮る

2014年01月26日 | 映画

いや~、平日満員の映画館って何年ぶりやろ。
1週間限定上映でキャパ100人くらいにミニシアターとはいえ、60分の映画にほぼ満員って、すごいこととちゃう?

ここからネタバレ

三田紀房の漫画「インベスターZ」に、めっちゃ面白ない映画を見せてどいう行動をとるか試すというシーンがあって、時間の無駄と出てきた主人公は投資の才能があるという、ようするに損切りできるかどうか見極めるという話なんやけど、
私は、いまだかつて映画の途中で出たことがありません。
投資の才能はないということです。
この漫画では「映画は最初の5分で面白いかつまらないかわかる」と憎たらしい暴論を吐きよるわけですが、主人公にこの映画を見せたら、アイアム前田敦子っぷりに、たぶん数分で出てたと思う。
そして、そいつにこう言ってやりたい。
「あの後、最後の10分で前田敦子が○△×□で、え~、あれ見てないの~!?もったいね~。」と。
投資に例えたら、あのあとその株大暴騰したのをみすみす逃しましたね、あなた、と。

出て行った君の気持ちもわかるよ~。
ウラジオストクまで男に会いに来る女:前田敦子。
スーツケースをガラガラひっぱて、車道にまで出て追い掛け回す敦子。
ロシア語が喋れる敦子。
どこでも寝れる敦子。
暗証番号を知ってる敦子。
去年のクリスマスプレゼントに子どもにあげた立体迷路(が出てきた、わーい!わーい!)で遊ぶ敦子。
どの敦子で愛想つかしましたか?
最後まで見たらちゃんと、辻褄あってるでしょ。


落下もスクリーンプロセスもなかったけど、十分クロサワ感を楽しめました。
WOWOWの『J-MOVIE WARS』も思い出したぞ。
もちろん、沢弥かなのアレだ!


★★★


『永遠の0』 ナイトスクープ

2014年01月26日 | 映画
スルーでええかなと思ったけど、ブロガーのベスト10に入った作品は見とかなあかんと思ってる間に、井筒監督と百田尚樹の激しいバトルが勃発。
いらん先入観が、邪魔しそうでしたが、NHKの番組「ファミリー・ヒストリー」みたいに楽しめました。
この番組、俳優・タレントらが、自分の家族・先祖の歴史を調べてもらい、意外な事実を知るという番組(余談だが、浅野忠信の回はめちゃくちゃ面白い。個人的には武蔵と、具志堅用高の回が好き)。
こういうのって、「探偵ナイトスクープ」でもよくあったよね。
西田局長がめっちゃ泣くやつ。
そんで、「探偵ナイトスクープ」といえば、この映画の原作者:百田尚樹が、番組の構成作家を長年手がけてた番組。
そら、百田先生もこの映画化には太鼓判押すはずや!
そんで、井筒監督、あんたも顧問でよう出とったやん~。
だとしたら、あのバトルはプロレスか!?

娘が、小学校の歴史で太平洋戦争のとこ習てきて、「正月、じーじーんとこ行ったら、戦争の頃の話聞く~」と言うてました。
貴重な戦後の暮らしっぷりや、防空壕体験なんかも聞けました。
祖父が、長谷川一夫と同じ隊にいたということも!
写真ないか今度ゆっくり調べたいと思います。

あと、エースパイロットが、エポックメークな戦局を転戦していくとこが、ちょっと「ガンダム」。
あ~、この流れで行くと最後「ククルス・ドアンの島」になってもたらイヤやな~と思ったけど杞憂に終わってよかった。

山崎貴監督のSFX使い(あ、VFXでしたね。すいません。)は、なかなか。
和製キャメロンになりつつあります。
空母赤城を回り込むとこなんか、もう山崎節みたいな芸風になってます。
次の『寄生獣』でも思いっきり回り込みまくってほしい。
前に「ALWAYS 三丁目の夕日」のレビュー
>同じ特撮マンでありながら、“特技監督”という日本の映画界ではこだわっている呼称とその精神を引き継いだ樋口真嗣監督とは対照的に、デビュー以来“VFX”という呼称で通した山崎貴監督は、この映画の大ヒットでこの先何年か、ある程度の予算で、東宝で映画を作らせてもらえる権利を確保したでしょう。ほぼ同世代、よきライバルとして切磋琢磨してほしいもんである。
と、書いていたんやけど、いよいよ『寄生獣』VS『進撃の巨人』で実現しそうです。
わーい!


★★★

2013年 ブロガーが選んだ映画ベスト10

2014年01月10日 | 映画ベスト10
ブロガーのベスト10を集計し続けて早10年。
(過去のベスト10 2012年2011年2010年2009年2008年2007年2006年2005年2004年
去年宣言したとおり10回目なんで100ブログを調べましたよ~。

得点の付け方は、1位10点、2位9点…9位2点、10位1点。
邦画・洋画別に選んでる方は、邦画1位・洋画1位は各9.5点、2位各7.5点…5位各1.5点。
ランク付けのない方は55点÷本数としました(10本未満選択の場合は選択本数の点を基礎点とします)。
映画タイトルの後にある【】は1位に選んだ方のブログです。
クリックしますとその方のベスト10記事に飛びます。
それでは、どうぞ!


10位『世界にひとつのプレイブック』109点【京の昼寝】


9位『きっと、うまくいく』119.5点【キノ2】【うろうろ日記】【C'est joli~ここちいい毎日を♪~】【はるみのひとり言】


8位『ライフ・オブ・パイ』123.25点【新・辛口映画館】


7位『キャプテン・フィリップス』130.25点【NAOのピアノレッスン日記】【パピとママ映画のBlog】【新:尾も白いもの探して】


6位『永遠の0』142.5点【YUKKOのILOVE MOVIES】【芸術に恋して★Blog★】【みはいる・BのB】【パピとママ映画のBlog】


5位『そして父になる』143.5点【シネマ親父の“日々是妄言”】【悠雅的生活】【オールマイティにコメンテート】【映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評】


4位『風立ちぬ』148点【自主映画制作工房Stud!o Yunfat 改め ALIQOUI film 映評のページ】【NAOのピアノレッスン日記】【あーうぃ だにえっと】【カノンな日々】【センタのダイアリー】


3位『パシフィック・リム』182点【みんなシネマいいのに!】【ハリウッド映画LOVE】【いずむうびい】【すきなものだけでいいです】


2位『ジャンゴ 繋がれざる者』191.75点【芸術に恋して★Blog★】【映画1ヵ月フリーパスポートもらうぞ~】
【Life affair】【メモリの藻屑、記憶領域のゴミ】


1位『ゼロ・グラビティ』331.25点【森直人脱力日記ハイパー】【西京極 紫の館】【推敲しない言葉】【映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評】【日々“是”精進!】【Akira's VOICE】【悠雅的生活】【・*・ etoile ・*・】【メルブロ】【映画!That' s Entertainment】【カノンな日々】【ぁの、アレ!床屋のぐるぐる回ってるヤツ!】【よしなしごと】【COLOR of CINEMA】【タニプロダクション】【甘噛み^^ 天才バカ板!】

終わってみれば、今年も1位はダントツでした。ほぼ半数の人がベスト10に入れてました。キュアロン監督の前作「トゥモロー・ワールド」は、惜しくも11位やったんですが、あん時の魔法のようなカメラワークが、今回3D効果も相まって十二分に発揮されたと思います。やっぱ3DIMAX行ってきますわ。
2位のタラ作は、公開作が連続して10入り。愛されてます。
3位のデル・トロ監督は「パンズ・ラビリンス」に続いてまたも3位。「パンズ~」は、キュアロンも製作に噛んでたんですね。
2位と3位はあまり差がありあません。
4位は、意外にもジブリが初のランクイン。この10年はジブリよりピクサー、原恵一、細田守が支持されておりましたから、最後に一発かましてくれました。ほんとは、もう1作の方も入ってほしかったんやけど。
5位の是枝監督も、初の10入り。
6位の山崎貴監督は、当たりはずれが大きいですが、「ヤマト」や「クレしん」のように自分と同世代ネタより、上世代を狙った時に当たってる気がします。原作読んでないんですが、「ファミリーヒストリー」的な仕上がりがウケたんではないでしょうか。
次回「寄生獣」は、同世代ネタですが、なんとか傑作にしあげてほしわ~。
4~6位も団子です。
7位のポール・グリーングラス監督はこれで3作目と常連化しつつあります。
8位と9位は、インドものですが、今回初の純正インド映画がランクインしました。
では、11位以下です。


11位『かぐや姫の物語』100点【『パパ、だ~いスキ』と言われたパパの映画日記】【COLOR of CINEMA】
12位『舟を編む』93.25点【みんなシネマいいのに!】【京の昼寝】
13位『愛 ア・ムール』89点【シネマ・ワンダーランド】
14位『クロニクル』68点
15位『横道世之介』67.5点【佐藤秀の徒然幻視録】【Devil's Own】【真紅のthinkingdays】
16位『テッド』66.5点【MOVIE KINGDOMⅡ】【みすずりんりん放送局】【風情♪の不安多事な冒険 Part.5】
17位『レ・ミゼラブル』66点【kintyre's Diary 新館】【はらやんの映画徒然草】【映画は時代を映す鏡】
18位『ゼロ・ダーク・サーティ』65.5点
19位『地獄でなぜ悪い』65.25点
20位『スタートレック -イントゥ・ダークネス-』63.25点【気ままな映画生活】

私が1位に選んだのんが、去年に続きまた11位~。悔しいいな~。邦画がわりとようさん入りましたね。キネ旬の洋1位は、ここでは13位でした。邦1位は、どこに?「レ・ミゼラブル」は去年5位で年またぎしました。「テッド」「ゼロ・ダーク~」は、公開時期がもっと後だったら、テン入りしてたかも。

21位『グランド・イリュージョン』59.75点【勝手に映画評価】
22位『マン・オブ・スティール』59.75点
23位『クラウド・アトラス』58.25点【佐藤秀の徒然幻視録】
24位『殺人の告白』57.5点【★yukarinの映画鑑賞ぷらす日記★】【ポコアポコヤ 映画倉庫】
25位『鑑定士と顔のない依頼人』55.25点
26位『シュガーラッシュ』50点【Con Gas,Sin Hielo】
27位『嘆きのピエタ』49.5点【Rabioysky計画】
28位『偽りなき者』46点
29位『はじまりのみち』42点【映画は時代を映す鏡】【お楽しみはココからだ~】
30位『リンカーン』41.75点【パピとママ映画のBlog】
31位『王になった男』40.25点
32位『トランス』40点【マンデーナイトアワーズ映画部トゥーリーのベスト】【映画三昧、活字中毒】
33位『42~世界を変えた男~』38.5点
34位『パラノーマン ブライス・ホローの謎』35点【『A Little his REDEMPTION.』映画オタクの映画感想倉庫】
35位『ウォールフラワー』34.5点【シネマ親父の“日々是妄言”】
36位『華麗なるギャッツビー』34点【みはいる・BのB】
37位『ペコロスの母に会いに行く』33.5点
38位『凶悪』33点【新・辛口映画館】
39位『モンスターズ・ユニバーシティ』31点
40位『みなさん、さようなら』30.5点【ジョニー暴れん坊デップの部屋】
ノーマークの映画、いっぱいです。韓国映画のトップは「殺人の告白」でした。私の推し韓国映画は「拝啓、愛しています」です。キネ旬邦画1位「ペコロス」は、37位でした。公開規模が小さめやったんで、これを機に凱旋公開してほしわ~。

他に1位に挙がった作品です。
41位『ペーパーボーイ』【銅版画制作の日々】
42位『イノセント・ガーデン』【虎猫の気まぐれシネマ日記】
44位『マリゴールド・ホテルで会いましょう』【虚馬ダイアリー】
45位『ホーリーモーターズ』【日々是変化ナリ】【From The Inside】
46位『プレイスビヨン・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』【我想一個人映画美的女人blog】【あーうぃ だにえっと】
46位『セデック・バレ』【くものはて】
49位『アンコール!!』【すたほ~映画・本の部屋】【迷宮映画館】
50位『図書館戦争』【NAOのピアノレッスン日記】
58位『魔法少女 まどか☆マギカ』【SGA屋物語紹介所】
59位『恋の渦』【タニプロダクション】【単館系】
61位『ハナ~奇跡の46日間』【Swing des Spoutniks】【Private PRISON CHATEU D'IF】
62位『東京家族』【元・副会長のCinema Days】
69位『HK 変態仮面』【ダイターンクラッシュ!】
79位『脳男』【みすずりんりん放送局】
80位『人生、ブラボー』【ダイターンクラッシュ!】
80位『渾身』【勝手に映画評価】
85位『塀の中のジュリアスシーザー』【元・副会長のCinema Days】
92位『燃えよ!じじいドラゴン』【龍目日記】
96位『ブランカニエベス』【Nice One!! @goo】
100位『悪の法則』【Days of Books, Films & Jazz】
100位『言の葉の庭』【こねたみっくす】
107位『あの頃、君を追いかけた』【真紅のthinkingdays】
107位『デッドマン・ダウン』【It's a wonderful cinema】
107位『スプリング・ブレイカーズ』【レザボアCATs】
107位『ジャックと天空の巨人』【満腹亭ぷくぷくの事件簿】
107位『女っ気なし』【日帰れ!!ホラーハウス弾丸ツアー!!】
107位『ダークホース~リア獣エイブの恋~』【ぷりぷりⅡ】
115位『鷹の爪 GO』【勝手に映画評価】
115位『銀魂 完結編』【みすずりんりん放送局】

順不同のベストでしたが下記の方々にもご協力願いました。
【ラムの大通り】【ノラネコの呑んで観るシネマ】【シネマをぶった斬り!!】【映画の話でコーヒーブレイク】【pure breath★マリーの映画館】【心のままに映画の風景】【☆お気楽♪電影生活☆】【勝手に映画評】【to Heart】【黒猫のうたた寝】【FREE TIME】【ペパーミントの魔術師】
【juntana325 趣味三昧】【ゆるーく生きたい今日この頃】

ワーストも、ダントツで「ガッチャマン」。ベスト10に入れてた人は見当たりません。誉めてた人は、しらこいCMのやつらしか知りませんわ。
続いて「ダイハード ラストデイ」「ジャッキー・コーガン」「悪の法則」ってとこです。

では、みなさん、今年も良い映画をいっぱい見て、この時期にお会いしましょう~。

2013年 映画ベスト10

2014年01月03日 | 映画ベスト10
一瞬だけブログを復活。
いい映画が前半揃ってたので、ちょこちょこ書いてたのですが、「ダイハード ラストデイ」を見て一気に萎えてしまい、これを機に書かなくなってしまいました・・・。
それと、記憶力ですか。
間をおくと、かなり忘れてしまいます。
若い頃に見た、どうでもいい映画は、よく覚えてたりするのですが・・・。
2013年は、ついに鑑賞本数50本を切ってしまいましたが、後のお遊びのため、ベスト10をまとめときます。
ブログ記事を書いたやつは一言コメントを割愛しました~。


10位・・・『四十九日のレシピ』
ダマされた!TV版を見ていた人でそう思った人多数のはず!!♪死んだはずだよおとみさん~を大胆に割愛の英断!TV版を見てなければたぶん★★★★やったな~。タナダユキ様、我が殿堂にお入りください!!カバンにちょっと足引っ掛けただけで、ムッと怒りを顔に出す若者のシーンはあいかわらずのキレ具合。永作博美主演NHK秀作TVドラマのちょっと手を加えた映画化シリーズ第3弾も期待してます。

9位・・・『横道世之介』
1987年生まれなのに、なんでこんなに80年代なんだ君は!高良健吾君!!『苦役列車』に続いての彼の80年代ボーイズっぷりにうずきまくりました!ズボンinのいでたちで意気揚々と降り立った花のTOKIOには、斉藤由貴のAXIAカセット大看板!通り過ぎる女性は工藤静香風の髪形!!街頭ではおニャン子クラブ風のアイドルがキャンペーン!!!こんだけ整えられたら、身も心も80年代になりきれるよね。さらに世之介の部屋には、六田登の「ダッシュ勝平」と、たがみよしひさの「なあばすぶれいくだうん」が。細かい!

8位・・・『ライフ・オブ・パイ』

7位・・・『箱入り息子の恋』
こういう役やらしたら、星野源は天下一品やね!夏帆は「みんな、エスパーだよ」とコレで完全に一皮むけた感じ。「悪霊病棟」も見たけど、小池栄子路線に行ってくれー!最初、星野源の親気分で見ていたが、夏帆の部屋に忍び込むシーンで、「なにしよるか、こやつ!」と夏帆の親気分に。

6位・・・『王になった男』

5位・・・『ジャンゴ 繋がれざる者』
やっと好きだった頃のタランティーノが見れたよ~。待ってたよ~。クリストフ・ヴァルツ、カッコえ~な~。タラのええとこどり、めちゃ笑た。

4位・・・『風立ちぬ』
宮崎駿も復活~と言うより、第2章を開いた感じ。「引退宣言」は信用してませんので。庵野の声、「となりのトトロ」の時の糸井重里の衝撃に比べたらマシやろ。ドキュメンタリー見て抜擢に納得!堀越二郎の上司、メガネの背の低い人、「ごちそうさん」の徳井優とカブリます!

3位・・・『拝啓、愛しています』

2位・・・『映画 鈴木先生』

1位・・・『かぐや姫の物語』
冒頭15分くらい大好き!!これだけでほぼ百点!!子育ての原点を思い出させてくれました。続く寝返りのシーンは、個人的に名シーン。これを描ける高畑勲の視線は本当にやさしい。宮崎駿と語った、「いつか日本版「ハイジ」を」というエピソードは、ルーカスとスピルバーグが「俺たちの007をいつか~」と語り合い「インディ・ジョーンズ」になったというエピソードに重なりました。また、かぐや姫に、死のメッセージを放り込むとこ、技術的にも「ホーホケキョ となりの山田くん」「ギブリーズ」と経てちゃんと継承させるねばり強さ、“高畑勲の最後にして最高傑作”は、本当にそうでした。その言葉を言った人、己の20年を捧げた西村義明プロデューサーには、感謝をせずにはおれません。ありがとうございました!


2013年鑑賞リスト
1:「拝啓、愛しています」★★★★
2:「映画 鈴木先生」★★★★
3:「劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影(ファントム・ルージュ)」★★★
4:「LOOPER/ルーパー」★★★
5:「東京家族」★★★
6:「ライフ・オブ・パイ」★★★1/2
7:「ムーン・ライズ・キングダム」★★1/2
8:「ゼロ・ダーク・サーティ」★★★1/2 なんかSFっぽい題名。「深夜0時30分」って意味らしいねんけど、ここは「3時10分、決断のとき(原題3:10 TO YUMA)」とか、「その土曜日、7時58分(原題BEFORE THE DEVIL KNOWS YOU'RE DEAD)」 みたいに、がんばってほしかったなあ~。
9:「王になった男」★★★1/2
10:「横道世之介」★★★1/2
11:「ジャンゴ」★★★1/2
12:「草原の椅子」★★★1/2 最後まで10位を争っていました。男版「八日目の蝉」といった趣き。おっさんファンタジーとして、色んなとこは目をつむろ。あんなすんごい秘境に、少年、よう行ったなぁ~。
13:「オズ はじまりの戦い」★★1/2 こういの全く楽しめなくなった自分が悲しい・・・。サム・ライミなのに~。
14:「ダイハード ラストデイ」★1/2 前言撤回!明らかにこの手の映画の質が劣化してるんや!!巻き込まれなければ「ダイ・ハード」じゃないんとちゃう?自分から行くなって!!
15:「ヒッチコック」★★★ サイコ創作秘話。当時、ヒッチの置かれていた状況が、手塚先生のブラックジャックの時と似ていておもろい。つくづく「サイコ」は当時なんも知らんと見たらすごかったやろな~。
16:「愛、アムール」★★★ 「拝啓、」に続いてまたかーって感じやけど、これはこれでおもろかった。フランス映画が見れるようになった自分に拍手!
17:「ライジング・ドラゴン」★★★ 新型全身ローラースケートとか迷路とか名アクションシーンが光るけど、ジャッキー史上では並。
18:「シュガー・ラッシュ」★★★ 山ちゃん達者やわ~。吹き替え版でよかったよ。コレと「ノーコンキッド」で懐ゲーブーム到来!ゼビウスと雷電伝説に再びハマる。ちなみに、アメの懐ゲーってアップライト筐体なんよね~。
19:「ハッシュパピー バスタブ島の少女」★★ 寝てもーたわ。
20:「リンカーン」★★1/2 南北戦争はドツキ合いの原始的戦争でもあったのかー。「フルメタルジャケット」といいスピが時折見せる戦争の見せ方新機軸。これも引用されるかなー。トミー・リーのカムアウトが一番の見どころ!
21:「舟を編む」★★★ お仕事秘話+オタク。馬締の人物像は松田龍平の手にかかっても、やっぱ不快。俺がオダジョーなら匙投げてるわ!宮崎あおいのロマンスが順調すぎやせんか?
22:「L.Aギャングストーリー」★★1/2 ほぼ「アンタッチャブル」。ロバート・パトリック深けたなぁ~。ショーン・ペンのボクシングが本格的すぎ!
23:「藁の盾」★★1/2 「藤原竜也の演技がカンヌで評判良かった」と審査員を務めた河瀬直美が言うてましたが、もっと大きく取り上げたって~な。今回も、三池の長尺に飽きてきた。90分くらいでおさめてほしい!
24:「リアル 完全なる首長竜の日」★★1/2 ちょっとクローネンバーグ?いつもの黒沢マーク落下シーンが低すぎてわろた。まぁ東宝メジャーには思うところあるでしょうし、この程度なんでしょう。染谷将太の細人間似合ってました。
25:「はじまりのみち」★★★1/2 原監督、実写でもいけます!濱田岳の「国破れて、山河あり」的なセリフと、ユースケ・サンタマリアの才能のある弟に対して吐露するシーンがお気に入りです。
26:「箱入り息子の恋」★★★/12
27:「俺はまだ本気だしてないだけ」★★ 残念な映画。漫画の後半でシズオの真の実力が露になってくる感が映画にはなかった。なんかなぞっただけ。福田雄一には予算をあげないほうが・・・。新潮コラムで原作者がイラストも担当してる六角精児が主演でよかったのでは?パン一の堤と橋本愛の家着はがんばってたけどな。
28:「嘆きのピエタ」★★1/2 キム・ギドクひさびさ。ちょっと、ついていけんとこもあって。
29:「さよなら渓谷」★★1/2 こういう邦画は常に必要。
30:「パシフィック・リム」★★★ 予告編は久々に燃えたけど・・・。ストーリーしっかりしてたらなぁ~。ロボやKAIJYUのデザインがおもくそアメ車。
31:「タワーリング・インフェルノ」 昔見たTVのカット版だったので、はじまりがこんなんだったとは、そら大手2社の予算でないと作れんわな。もちろん、不要なシーン!そんなんにこんだけ予算かけられるって、ええ時代かも。CGのない時代は、きちんと工夫してると、いいものが撮れてます!
32:「劇場版タイムスクープ・ハンター 安土城 最後の1日」★★★ こちらは低予算ながらもその効果を上手く出せてます。後半掟を破るんですが、まぁ仕方ないことです。それより今回はじめて80年代、しかもヤンキーを収集したところがおもろかった。惜しむらくはエンディングがアレでないところか。続けてほしー。
33:「風立ちぬ」★★★★
34:「エリジウム」★★1/2 最初のシーン永井一郎のナレーションがついたら、もろガンダム。
35:「許されざる者」★★1/2 イーストウッド版より良くなるかもと多大な期待を持って見てしまった。
36:「地獄でなぜ悪い」★★1/2 長谷川博己と堺雅人とウーマンラッシュアワーは、かまない早口王座をぜひ争っていただきたい!音楽が川口浩探検隊っぽくってよかった。
37:「凶悪」★★★ 池脇さん、がんばりましたなぁ~。
38:「そして父になる」★★★ 福山の父親像が「ゴーイングホーム」の山口智子とかぶるイヤさ。リリー家がいいよね!やっぱ地に足をつけんと。
39:「危険なプロット」★★★ ヒッチの「裏窓」を思わせるのぞき趣味。
40:「いとしきエブリデイ」★★★ 「ある子供」のその後か?顔に特徴のある兄弟なので成長がよくわかる。
41:「四十九日のレシピ」★★★1/2 
42:「サイコ」 もう一度言う。この映画は当時なんも知らんと見たかった!! 
43:「夢と狂気の王国」★★★ NHKの「プロフェッショナル」と被るとこが当然あるけど、砂田さんだけに特ダネをくださってます。庵野声優起用のいきさつはおもろいわー。あと高畑勲は、やっぱり
44:「かぐや姫の物語」★★★★
45:「キャプテン・フィリップス」★★★ 「ユナイテッド93」みたいなとこより、ラストの医療班のナースの冷徹さに涙が出そうになりましたが、ここでいいんですよね。
46:「ゼロ・グラビティ」★★★ リアルすぎてもなー。大好きな「スター・ウォーズ」とか「ガンダム」を否定された感じ。ミレニアムファルコン号は、宇宙空間では、あんな音しないんだよとか、アムロは元より、フラウ・ボウやカツ・レツ・キッカまで、あんなうまく宇宙遊泳できるはずない!いや、こいつらニュータイプやから出来てええのか。うんうん。今度は万博なんかの体験映像として楽しみたいと思います。確実に酔うわー。

★★★★が4個も!★★★1/2以上でベスト10を作れるほど、豊作でした!!しかも、ハリウッドエンタメを敬遠したので、自分の好みにあったやつが、なんかあったかも知れん。それは、これから探すとしましょう。では、お楽しみに~~。