『パパ、だ~いスキ』と言われたパパの映画日記

こどもが二人とも小学生になったけど、「パパだ~いスキ!」と言われてる間は、タイトルを変えませんが。

宝塚記念 予想

2006年06月23日 | 競馬
前半戦最後のG1です。

今までの予想成績はというと、まったく当たってません!
でも、調べてみると、全部複勝で買った場合2700円→4140円になってたわけで、予想に間違いはないのだけど、買い方が悪い(んも~う、バカバカバカ)ということになります。

まぁ、複勝買ったら、4着になるって事が多いんですけど。

さて、宝塚記念ですが、最後はズバッとカッコよく決めたいもんです。

⑧ディープインパクトと④ダイワメジャーの1点予想で!!

「ポセイドン」 ここでもドイツ

2006年06月16日 | 映画
今、アメリカを除く全世界を虜にしているFIFAワールドカップ サッカー開催国のドイツが誇るウォルフガング・ペーターゼン監督。
アカデミー賞6部門にノミネートされた「U・ボート」(元造船工場の溶接工 村上ショージ永遠のベスト1映画)の後、西ドイツ映画界が総力を結集したビッグプロジェクト「ネバーエンディング・ストーリー」を全世界的にヒットさせ、ハリウッドに招かれた後、ビッグバジェットの娯楽作を高品質で提供してきた職人監督。
でも「パーフェクト ストーム」でがっくりきてからは・・・。
スタローンのラストアクション作品であったはずの「デイライト」がそこそこ面白かったのは、「ポセイドン・アドベンチャー」をパクったからなんですが、そんな優良フォーマットを、転覆だけが見せ場の「パーフェクト ストーム」に、「U・ボート」の閉塞感と、「アウトブレイク」のタイムサスペンス、「トロイ」で培ったCG技術を駆使すれば面白くならないわけがない!

なのに「面白かったね~」だけで何も残らなかった。
なぜだ!
それは人間ドラマなしで、ひたすらパニック・アクションに徹したからだ。
それが、ええねん!という場合もあるけど、オリジナルの「ポセイドン・アドベンチャー」は見るたび、ええねん!やのに。
足手まといのおばあさんが一世一代の水泳を見せるところや、見るからに悪人ヅラのアーネスト・ボーグナインの心の揺れは1度目からベタに感動、カトリックの司祭とプロテスタントの牧師をあらゆる局面で対比させてたところは、深い意味を知った上で感動と、見るたび新しい発見をさせてくれる映画やった。
ジーン・ハックマンが演じた牧師に当たる役が、「バックドラフト」の消防士+「ニューヨーク1997」アイパッチのカリスマニューヨーカー カート・ラッセルで、ニョーヨーク市長という役どころ。
あんたなら、なんとかするでしょ。
水泳おばあさんに当たる役が、出てきた瞬間リチャード・ドレイファスに違いないと確信!
厭世感漂う孤独なゲイが、後に自分の命をなげうつ献身っぷりを楽しみにしてたら、彼氏候補でさえも、さっきまで自殺したかった人とは思えない生への執着心で蹴りをガシガシの非道っぷり。
なら、兄マット・ディロンに“イヤミ”顔がそっくりな、文句いいのギャンブラー ケヴィン・ディロンもあっさりと死ぬ事から、これは胸のすく死にざまを用意してるに違いないと思ったら、なんやあの扱い。
「金もうけ、悪いことですか?」って言えるヤツはこれくらいでなくちゃいかんのか~。
なんか、顔が「ザ・シークレット・サービス」の時のジョン・マルコヴィッチに見えましたよ。
あとわからんのが、最後の方、あのガキなんで一人で閉じ込められたの?
単に盛り上げるシーンだけのためとしか思えんけど。

まぁ、サッカーばっかり見てる今は、こんな映画の方がありがたいね~。
映画と一緒になって息止めたのは夢中になってる証拠やもんな~(ガキより息が続かんかった・・・)。
USJの「バック・ドラフト」ツアー、そろそろ飽きてきたから、「ポセイドン・アドベンチャー」ツアーに変えてくれ~。


★★★





「花よりもなほ」 文系侍、先輩パパに学ぶ

2006年06月09日 | 映画
宮沢りえが慣れた手つきでたすきがけをするシーン(しかも2度も!)は、いやでも「たそがれ清兵衛」を思い出すのですが、あちらのお父さんは、いくら「あいつはすぐに家に帰りよる」とバカにされても腕におぼえありな侍で、それを演じるのはかつてのマッチョスター真田広之。
それよりはぶっさんかドラゴン竜二の岡田准一演じる文系侍の方が自分に近い・・・。
私も子供にケンカの勝ち方教えるよりも、お勉強、いや、人の笑かし方教えるもんな~。
「血は繋がってなくても、子供ってもんは、いいよ~」って新米パパ候補岡田に伝わるところは、浅野忠信は私生活でもあんなええパパなんやろな~と思わせます。
子供のためなら、私もあそこまで深いお辞儀しますよ!
「後家さん落とすにはまず子供から!」の鉄則どうり、奥手な男の縁を子供がとりもつベタなシーンは「無法松の一生」以来、あんなんだ~い好き。

古田新太演じる小津先輩オジーの「朝だよ~」で始まる「木更津キャッツアイ」同様、「どですかでん」と電車走りするキム兄の朝のあいさつで始まり、豪華だか安上がりだかわからないキャスティングと時代劇でありながらサクっと見れる感覚は、「タイガー&ドラゴン」の落語のシーンみたい。
それでいて、今年の映画でよくあったテーマ「憎しみ」の連鎖を断ち切るよき回答みたいな話は、泣き虫トミーズ雅だからまぁ一緒にだまされとこう。
現在の日本社会で日常になりつつあるある、子供が被害にあった時の「憎しみ」だったら、岡田くんどうする?
けど、宮沢りえが人相書きを後生大事にずっと持っていたのは、子供のセリフどうり「お父さんの似顔絵」を持っていて、時々眺めていて涙している仇討ちされた被害者家族だと思っていました。
だから熱心に仇討ちの負の部分を語ってたと思ったんだけどね。

チャンバラトリオが出てきたところでは劇場にちょっとしたどよめきがありました。
私は、テレビ東京の「やりすぎコージー」で千原兄弟:兄の喋り方が、変になっているのが毎週気になってたので、「お前、江戸っ子じゃねーだろ」としつこく言われるところに、全員がハリセンでどつくシーンが目に浮かびました。


★★★1/2

「ダ・ヴィンチ・コード」  ちょっとだけダ・ヴィンチ

2006年06月05日 | 映画
トム・ハンクス演じるアナグラム野郎なとんでも系の学者が、何を見ても字とか図形がせまってきて日常の生活に困るけど、それを武器に難問・珍問を解決していくのかと思ったら、それは最初の方でちょっとだけでした。
カーチェイスやドンパチまで入れて、典型的なハリウッド大作にするくらいなら、「インディ・ジョーンズ」の新作のネタにしてくれた方がフィットしたかも。
その学者がエレベーターに乗る前に「小便をもらすからやめときます」的なそわそわが、単に子供の頃肥溜めじゃなかった井戸に落ちたトラウマによる閉所恐怖症だけだったというのが、一番拍子抜けしました。

初詣も祭りもハロウィンもクリスマスも楽しそうな事はぜんぶやる、結婚は教会で葬式は坊主がとりおこなう無神論者が多数の日本人には、戦後すぐに神だと思っていた天皇陛下が人間だったということを経験したので、この映画で明かされるすんごいことは、「ふ~ん」って感じ。
だいたい今世紀最大の謎とか、世界を震撼させる衝撃の事実とか全人類の秘密とか大風呂敷広げたものって大したことない。
「ルパン三世 カリオストロの城」で二つの指輪が一つになった時にでてきたものとか、『人類はみな14歳で終わる』と大きい事を言った楳図かずおの「14歳」とか、「エヴァンゲリオン」のほとんど全部とか。

イアン・マッケランが、いよいよクリストファー・リーの域に近づいてきています!


★★1/2



「嫌われ松子の一生」 トレパン先生

2006年06月04日 | 映画
楽しめなくて、すみません。
理由はわかっています。
今の自分が、ぜんぜん松子じゃないから。
たぶん10年くらい前に見てたら手放しで絶賛してたと思うな~。

今の自分は、柄本明か、荒川良々やわ。
「マラソン」のお母ん同様、もし自分が病気がちの娘を持ったら愛情はその娘の方に、より注いでしまうだろうことは当然だと思う。
明らかに「お前の方には興味ないなねん!」って感じさせる接し方は問題ありありだけど。
あなたのためにムショで手に職つけてきました。
荒川良々は、菅原卓磨になっていますか?の「逆幸せの黄色いハンカチ」シーンは、今まさに泣けるシーンのはずなんだけど、ほら荒川側にいるから、子供ができてて当たり前、ひと言言ってくれてたら、愚直に待ってるタイプの人間だから待ってたのに~って思ったけど、表裏一体あらゆる局面で不幸を選択する人だからね~。

緊張したらひょっとこ顔になるというのは、小林まことの「柔道部物語」の主人公三五十五が気合が入るとひょっとこ顔になったり、相原コージの「ムジナ」があみ出した最強忍法ひょっとこ顔だったりするけど、松子の着物着たひょっとこ顔を見て、誰かに似てるな~と思ってたら毎年成人の日にやる「ABCお笑い新人グランプリ」の審査席で着物着てる人。
その人は、松子の弟の嫁役に当てられてました。
濱田マリです。
で、松子に似てると言われた甥の恋人が、中谷美紀のパイを食いつつある柴咲コウで、この松子の弟親子はシャクレ好きの家系だとわかります。
松子の妹は、シャクレの女王市川実日子。
なんか確信的なキャスティングやな~。
今まで生きてきた中で、一番うれしかったであろう生乳を見れたかどうか不明のカンニング竹山もよかったですが、「めぞん一刻」の三鷹コーチのように歯が輝き、「弁護士のくず」の豊川悦司のように、ほっぺが赤くなる、緩めの白トレパンが体にフィットしてんのがえ~ねんって感じの谷原章介が一番のキャスティングだと思いました。

死んでしまってる人が主人公だということで、見てる途中ふと思い出した宮藤官九郎の「木更津キャッツアイ」がどういう完結を見るのか、急に気になってきました。


★★★

安田記念 予想

2006年06月02日 | 競馬
杉本清が同じ予想してなかったら・・・。
人気サイドで決まった低配当だから、まぁいいや!
そう、この安田記念さえとれれば、連敗しててもへっちゃらや!
ダービーがそこそこ荒れるレースから堅いレースに変わってきたのと同様、1番人気が連続して連対して堅かったレースが、ここ何年かは1番人気が連対しない荒れるレースになってきています。
間違いなく荒れてくれると確信して買います。

大穴になるのが前走OPの馬ですが今回は該当馬なし。
最近の傾向から、6枠より外の馬が連絡み、
6歳以上馬が連絡み、
前走京王杯の馬が連絡み、
2走前がG1の馬が連絡み、
というデータを軸に、
1~3人気を消して・・・と思いましたが、
◎ジョイフルウィナーにして総流しにします。
なんか投げやりになってますな~・・・。