『パパ、だ~いスキ』と言われたパパの映画日記

こどもが二人とも小学生になったけど、「パパだ~いスキ!」と言われてる間は、タイトルを変えませんが。

2日連続「響鬼」が新聞に!

2005年11月30日 | TV

今日の新聞にグッドデザイン賞 受賞作品の一部が全面広告ページに載っていました。

その中に、「仮面ライダー 響鬼」のおもちゃ、「ディスクアニマル」が!




























ムスメと一緒によくおもちゃ屋をのぞく(遊ばせてもらう)のですが、このおもちゃはあまり売れてない気がします。


受賞によって商品に「G」マークのロゴが使えるのですが、クリスマスに向けて爆発的に売れるようになるのでしょうか?


2月の番組終了後には、投げ売りされている気がします。




前日の新聞に載った「響鬼」ですが、なんと「週刊女性」の広告ページでした。


「イケメン発掘」というコーナーで川口真五が!


恋愛ベタのふられんBOY、轟鬼は、イケメンだったのですね!


「響鬼」の番組内で、轟鬼の私服姿が、いつも微妙に違う。流行をとりいれていると、ヨメさんが言っておりましたが、そういう配慮もあったのですね。


ちなみに、ヨメさんは、ザンキさんにハートです。



2回連続で「響鬼」ネタ、失礼しました~。



「マックス」「マジ」「響鬼」

2005年11月28日 | TV
去年までは、全く知らなかった世界。
子供向けヒーロー番組にどっぷりハマって、もうすぐ1年。
もう、土日の朝が楽しみで、楽しみで・・・。
今週は三つとも面白かったです。


「ウルトラマン マックス」

最初の頃は、隊長役の宍戸開にさえも、新聞で苦言を呈されてたほどショボかったけど、
NAKA雅MURA、太田愛脚本、三池崇史監督作品が出始めてから、面白くなってきてます!
で、今回は実相寺昭雄監督登場!
押井守、庵野秀明らリスペクターたちが大喜びしそうな内容でした。
でも、ムスメはさっぱり。
そりゃそうや。
怪獣もウルトラマンもほとんどでてこない上、いつもの隊員たちより、今回ゲストの石橋連司とホラー映画みたいなオバさん(嶋田久作似)がニタニタしてる姿の方が多いんだもん。
来週はイデ隊員が出ます。(ハヤタとフジ隊員はレギュラー)。
そのタイトルも「甦れ青春」。
ノスタルジーブームもここまできたか!


「魔法戦隊 マジレンジャー」

ここ最近クリスマス商戦丸出しなんで、本編の面白さが沈滞気味でしたが、そんな中で横手美智子脚本はやってくれます。
「転校生」をモチーフに、マジレッドとマジピンクが入れ替わってレッドのガールフレンド山崎さんが絡み、最後には一回り成長。
その間もきっちり、お話を先に進めている。
次の戦隊モノは横手先生にメインライターをやってもらいたい!


「仮面ライダー 響鬼」

先々週の予告編で、アキラが鬼(ライダー)に変身するところがチラリと流れて、一体どんな姿か?朱鬼のようにスカート姿か?
と、さんざん悩ませたあげく、本編放送はヘンーシーン、姿は来週見せますで終わり。
で、今週の放送は、顔は見せないカット割で最後まで見せずじまい。
三週にも渡って引っ張り続けられたので、ムスメもワタシもヨメさんもがっかりでした(ストーリーは面白かったけど。
最終回でたぶんある、明日夢の鬼の姿はちゃんと見せてくださいよ!


早く、週末来ないかなぁ~。



「親切なクムジャさん」 「今子さん」であってる?

2005年11月27日 | 映画
韓国の檀ふみ、イ・ヨンエ主演のこの映画は、類稀なリアルな女囚映画でした。
エロ映画の隠れ蓑として、18歳未満にも鑑賞させてくれた、「さそり」とか「石井輝男の映画」とか「イルザ」は、脱ぎ担当が多少不細工でも、巨乳であったり、ドロレスみたいなキャットファイトがあったりと、まぁ学生が風邪で休んだ平日の昼間にたまたまつけたTVで見る分には、もうけものって感じでした。
この映画みたいにリアルな女囚で、濡れ場をやられてしまっては、いくら清純派イ・ヨンエが石鹸でやりました「てへっ!」て微笑まれても、残る印象は牢名主のオバハンばっかり!
女囚たちが、フィルターにかけて作られてきた理由がわかりました。
泉ピン子の女囚シリーズ以外は。

と、のんきに見ていた前半なのですが、さすがはパク・チャヌク監督!
ファミリー総出演(ノーギャラでは出ないのか!イ・ビョンホン 以外)で、挑んだこの映画も一筋縄では帰してくれませんでした。
「オールドボーイ」に続き、今回のストーリーも、子持ちには不愉快極まりないものでした。

【ネタバレ】【ネタバレ】

「24」で、大統領を暗殺するために犯人グループがしたことは、特殊捜査官ジャック・バウアー(キーファー・サザーランド)の子供を誘拐することでしたが、私みたいな市井の一般市民の子を誘拐しても、銃の一発も撃てないから価値なし、ありえない。
「24」の誘拐は他人事、エンタティンメントのハラハラ要素として楽しめましたが、この映画の誘拐はどうだろう。
自分の子供が助かるなら・・・。
自分にできることは、なんでもするやろな~。
魂も悪魔に売りますわ。

そして、チェ・ミンシク(赤ちゃんを抱っこして煙草吸うな!)扮する犯人は、子供向けの英語教室の先生。
被害者の親も「普通の人に見えるのに・・・」と思わずつぶやく、「よかったやん、やさしそうな先生のクラスで」と言われそうな外見。
こんな人にも心に悪魔を飼ってるんだから、わからんよ。
私のムスメは水泳教室に通ってるのですが、こないだ中学生が「トライやるウィーク(職業体験)」で来ていて、途中で子供をトイレに連れて行く係りをやってました。
その間、子供と一対一。
なんてことはないのに、この映画を見た後では、そうはいきません。
最近の考えられない犯罪を鑑みても心配しすぎではないと思わざるをえない。
いやな話ですが。


「オールドボーイ」のストーリーはムスメ持ちの私にとってはアレだったので、テクニックに酔ってたのですが、一番話題となった横アクションより、むしろ点線の方に萌えてたので、今回もそういった映像テクニックに堪能しました。
特に、クムジャさんとムスメの英語での会話シーンに、韓国語テロップが流れるのですが、文法構造が違うので、会話した単語からまず先に、重要な単語が喋ると同時にテロップとして出るところにひどく感心しました。
クムジャさんの心の声を語るナレーションも、最後にその正体が明かされて、なるほどと思わすとこもナイス!
幽霊が具現化するシーンは黒沢清の映画っぽくって、ぞぞっとしました。
恨みの対象より、気にかけてくれる人の所に出るというのも怖いです。
黒沢清と言えば、後半の教室以降が、なんとなく「蛇の道」「蜘蛛の瞳」を思い出したのですが、ひょっとしてお好きですか?
対談はしたことがあるそうです。


監督は、日本の観客に「修羅雪姫」を真似てるのではと指摘されると思ったそうですが、黒レザーのジッパーを口まで隠すイ・ヨンエの姿は、包茎治療の病院の広告の青年を、
引っ張られるチェ・ミンシク犬はHGの新喜劇のオチネタ、鞄に詰め込まれる須知軍曹の影響では?と思いましたが、絶対ありえませんねー。


★★★1/2

「イン・ハー・シューズ」 まぁ一口食ってみろや!

2005年11月18日 | 映画
姉妹っていいですね!
密かに、二人目も女の子で、姉妹を育てたいなぁ~という若干の夢を持ってたのですが、男の子でした。
そんなことも忘れるくらいボクちゃんを溺愛してますけど、一瞬思い出しました。

三十路近い姉妹、一人は美人でアホ、もう一人は弁護士でムーミンみたいな体型(体型だけで言えば森三中村上似!)。
いい年こいて、いつまでも手を取り合って「キャッキャ、キャッキャ」言いあっている姉妹の姿は、二人足して二で割ればちょうどイイのに~と近所の人は陰口叩くけど、当の親はその光景を微笑ましく眺めてる。
遠くから。
いつまでも。


それにつけても、キャメロン・デイアスはやっぱり、アーパーな役ですよ!
「メリーに首ったけ」の知恵遅れの弟にやさしい姉、
アーパー全開の「チャーリーズ・エンジェル」、
ただ単にアーパーなだけでなく、プラスなにかがあります。
この映画では、結婚式の朗読。
「男はつらいよ」の寅さん、「じゃりん子チエ」のテツの例のシーンを彷彿させるのですが、顔の四角い江戸っ子や、角刈りの関西弁に言われるよりは、美人に言われるほうが、フロリダのリタイヤじいさん同様イイわけで、やっぱりいつまでも若い女性に興味あるのは洋の東西問わないようである。
仮にオスカーなんか獲ったとしても、文芸作品やTHE・女優みたいな作品には出ないでおくれよ。

この映画で唯一の悪人、「わたしのマーシャ」の母=姉妹の義母に対するささやかな復讐は、たぶん健康食品嗜好で食べるものがない、立食パーティーのメニュー作りにあったのだが、それも旦那が「まぁ、そう言わんと一口食ってみろよ」と言うことで、その後の関係性を維持するところに、この映画のやさしさを感じました。
さすが、「8マイル」で総失業時代は「夢より賃金アップや!」と、鋭く斬ってみせた、カーティス・ハンソン監督!

余談ですが、シャーリー・マクレーンは私の義母に実によく似ていました。
ヨメさんを薬漬けにしていたとか、私を差し置いて仕切りたがるとか、そういったことでなく、顔の造作が。
もちろん、義母に「シャーリー・マクレーンと似てるって言われたことないですか?」と言って、ご機嫌をとりました。
個人的には、小森のオバチャマに似てるなぁ~といった感じなんですが、ともかく私の家族関係にも潤いをいただきました!


★★★

「ダーク・ウォーター」 スゴイぞ!ハローキティ

2005年11月17日 | 映画
リメイク元となった「仄暗い水の底から」は、子供は愛しているけど諸事情で育児に疲れた母親を黒木瞳が好演、加えて昭和の住宅事情とその周辺、ムスメを理解できないいらだちを実体験から丹念に描きこんだ鈴木光司の原作、情に訴えかける和ホラー&おかっぱ最恐の中田秀夫監督の技が渾然一体となった傑作でしたが、この作品もスゴイ!
それら全部を、ジェニファー・コネリーの眉間の苦労ジワひとつで表現しているようでした!

このシワは如何にして刻み込まれたのか?
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」で、後にアメリカを牛耳るマフィアたちが競って覗くバレエ少女で銀幕デビューした後、「フェノメナ」ではウジ虫満載のプールに放り込まれ、「ラビリンス」ではウンコの沼に突き落とされるも、自慢の黒髪長髪はラックスシャンプーで洗われ、「ホット・スポット」でデニス・ホッパーに騙され自慢の巨乳をポロリした後は、堰が切れたように脱ぎまくり、ついに「レクイエム・フォー・ドリーム」で××(チョメチョメby山城新伍)までしても、「ビューティフル・マインド」でオスカー受賞。
私生活でも、イェール大学を卒業したり、結婚2回に、出産2回。
そんな波乱万丈な経験が小ジワ一本一本に込められ、ついには苦労ジワになったのでは?
「アビエイター」のディカプリオのシワとは質が違うんだよ!


【ネタバレ】【ネタバレ】
シワ話で長くなりました。
リメイクなのでだいたいわかってるから怖さはありませんでした。
だって、ナターシャ(みっちゃん)は怖い子じゃないんだよ!
死体が発見されれば魂が救済されてそれでよい(「MAKOTO」)はずなのに、ムスメとお前の命どっちかくれ!って言うのは「仄か…」でもヤなとこでしたが、ジェニファーの苦労ジワが「もう、疲れましたわ・・・、いっそのこと死んでもいいわ・・・」と言ってるようで、ちょっと納得。
とにかく育児は孤立したらいけませんよ~。
みんな同じように苦労しているんだから、篭ってないで、でてきなさい!


「仄か…」でもあった秀逸な子供の描写なのですが、今まで嫌がってた引越しを「ハローキティのカバンが欲しいから」引越ししてもいいと即覆すとこは、ウチのムスメが「外食どこ行きたい?」と聞くと、「くら寿司」と店内にあるびっくらポン(5皿食べるごとに、ガシャガシャが当たるかもしれない)をしたいがために言ってるのと似てる。
それから、空想上の友達をつくるところも。
ウチの場合「みやちゃん」。
前に記事にしたことがありました。
http://ameblo.jp/aq99/entry-10000212179.html
ムスメよ、ホントーの本当に、見えてないやろね!!
それにしても、演技とはいえあそこまで演ってしまう、アリエル・ゲイドお嬢ちゃんは、ちょっと心配になるわ。
ポルターガイスト現象のフォックス姉妹みたいにはならないでね!

いくらデキがよくても、リメイクモノは、先に見たヤツの方がイイという卵から出たばかりの雛の気分でした。


★★★



「ブラザーズ・グリム」 世代交代の感あり

2005年11月11日 | 映画
映画を監督する時間よりも、製作者たちともめてる時間の方が長いであろう、テリー・ギリアム監督7年ぶりの新作映画。
前作「ラスベガスをやっつけろ」は、マネーメイキングスター ジョニー・デップが主演でありながら、ものすごく閑散とした映画館で鑑賞した記憶があります。
誰もハゲ頭のジョニー・デップは見たくないってことですか。

そのイマジネーションの豊かさが、時に誰にも理解されないまま、まさに「ドン・キホーテ」状態だった彼も、7年の年月の間に“鬼才”(この人の映画にならギャラいらんから出してと言われる監督の意味もあり)の座は、タランティーノやティム・バートン、チャーリー・カウフマン、宮藤官九郎にまで奪われ、来日した際に「よくあるハリウッド作品とは違うよ!!」とした豪語したこの映画は、「ちょっとは違うハリウッド映画」でした。


あ~あ、「バンデットQ」が見たくなってきたよ~。
布団かぶって、秘密の言葉「オ・ラ・イ・ナ・エ」と唱えとこ。


★★


「機動戦士ZガンダムⅡ 恋人たち」 いい名前になってきたなぁ~

2005年11月02日 | 映画
副題が“恋人たち”なだけに、登場人物たちはチュッチュッしまくり、デレデレしまくり、隙をみつけてイチャイチャしまくり。
今回も、ストーリーについていけなかったので、そういう印象しか残ってません。
「伝説巨人イデオン 発動編」であった「ヘルメットキス」は、富野氏的には「誰がために鐘は鳴る」なんでしょう。
ここは新作カットでしたが、TV版でもあったシーンでしょうか?
シャアに、「さすがアムロ、やわらかい抱き方だ」って言われるセリフも、ホワイトベースの風呂場で顔を真っ赤にしていたアムロも、プレイボーイになったんやなぁ~って感慨深げです。

前作で慣れたはずとはいえ、あいかわらず絵の落差はヒドイです。
今回は、女子登場人物が多く、全員昔の流行だったのでしょう切れ長の目から、クリっとした目に変わっています。
石原真理子やジョイ・ウォンの太い眉毛が、細くなったかのような違和感ですが、そこはアニメご安心あれ。
奇抜な髪の毛の色で、同じ人物であることをかろうじて示唆します。
ファンにはブーイングらしい池脇千鶴の声優起用も、「猫の恩返し」のぽわ~んとした声が好きなんで、喜んで受け入れました。


自分の名前が女っぽくって嫌いなカミーユ。
研究所では数字で呼ばれて、それが名前になったことを嫌うフォウ・ムラサメ。
名前話で盛り上がり、今ではもう名前が好きだというカミーユのシーンは、人の親となり、責任を持って名前もつけた私にとっては、ちょっとしたいいシーンでした。
ウチの子ども達の名前、どちらも、初めは、しっくりこなかったけど、毎日名前を呼び続け、名前を呼ぶと振り返り、自分で名前を言う様になり、人からも愛着を持って呼ばれるようになり、今では、この名前以外考えられないというくらい、ぴったりです。
あっ、そう言えばBS「まるごと9時間 ガンダム」の富野氏インタビューで「一週間悩んで考えた“アムロ・レイ”という主人公の名前、あれだけはスポンサーに大反対されても譲らなかった。」と熱弁されてました。
セイラ・マスの由来も、下ネタであとことをどさくさにまぎれて披露!


★★1/2





「SAW2」 映画会社がネタバレするなって言ってます

2005年11月02日 | 映画
見た人だけってことで。

目玉グサッ!
ホラー映画の特殊メイクは大好きだけど、どうにもこのシチュエーションは苦手です。
「アンダルシアの犬」の昔から、「サンゲリア」を筆頭に目玉大好きルチオ・フルチ監督の映画全部、「ゾンゲリア」、「オペラ座 血の喝采」、など、自分のホラー映画スキルを高めるために、今日まで精進してきましたが、参りました。
降参。
でも、このシーンを乗り越えると、またスキルが1上がるんだよな~。
と、まぁこんな緊張感たっぷりで映画が始まり、最後までそれは途切れることなく持続しました。
がんばったよ~。
映画も、私も。

前作「SAW」は、「CUBE」ミーツ「セブン」といわれてましたが、今回は8人の男女が各部屋に仕掛けられた罠に挑んでいくって、おもいっきり「CUBE」やん!
しかし、状況が「24」の愛娘:キムが囚われ、怒り爆発1分前のジャック・バウアー状態だったり、
進んでいくうちに「バトルロワイヤル」が始まったり、
そして、扉を開けるとあの懐かしい場所が突如現れるに至っては、ゲーム「バイオハザード コードベロニカ」でバーンと現れたおなじみの洋館気分!
ここのマップ覚えてるで~。
こう行って、こう行って、こうやろ~・・・
うゎ~!
あ~びっくりした!
ゾンビの出現ポイント変わってるやん!
お前誰やねん!
記憶がワーーーーって甦っていく昂揚感たっぷりの音楽にのって、私が思い出したことは、「狼よさらば」「ダーティー・ハリー2」「密殺集団」などのヴィジランティズム映画。
そして、その精神は受け継がれていくとこは、マンガ「DEATH NOTE デスノート」!
今回のJIGSAWの行動には、賛同してしまいそう。
次回「SAW3」、悪徳政治家とか、悪徳商人とかが集められたら、
それじゃぁ、「ハングマン」か「必殺仕事人」になっちゃうよ!


★★★