西京極 紫の館

サッカー観戦、映画や音楽鑑賞、読書などなど、
日々のなんやらかんやらを書いてみようかな、と♪

とぉおきょブギウギ♬

2024年03月31日 09時44分26秒 | 日々の雑感
NHK朝ドラブギウギ最終週。
戦後“ブギの女王”として一世を風靡した笠置シヅ子の半生をドラマ化した本作。

正直…笠置シヅ子って知らないんよね。
もちろん『東京ブギウギ』をヒットさせたってこと位は知ってましたが、
もう僕が生まれた頃には歌手引退しちゃってたし…
記録映像でご本人を観たのもこのドラマ見始めてから。
なんともド派手なつけまつ毛のおばちゃんやな、という印象しかなかった。
どちらかというとライバルだった淡谷のり子や美空ひばりの方が憶えてる。

なのでドラマで主演した趣里ちゃんのメイクが「派手やな」って思ってたし、
大阪弁がやったら強調されてて味付け濃いな~と思って最後まで観てました。
この子の両親が水谷豊とキャンディーズの伊藤蘭なんだから、
この二人を両親にキャスティングしてくれたらもっと楽しめただろうに…ムリかw

ドラマ展開も味付けが全体的に濃くて、どこが盛り上がり所なのか判らなかった

キャストで良かったのは福来スズ子(趣里)の師匠・羽鳥善一を演じた草彅剛
モデルの作曲家・服部良一がこんな性格だったのかは知らないけど、
この独特のキャラは剛ポンならではだろうな。

他にも淡谷のり子がモデルの茨田りつ子を演じた菊地凛子も良かったね。
話し方といい、立ち居振る舞いといい、淡谷のり子っぽかったw

ドラマのテーマは義理と人情って言いたかったんだろうけど、
前半のお風呂屋さんパートはともかく、後半そんな流れはあんまり感じなかったな。
笠置シズ子の名曲オンパレードだったせいかもね。

4月からは伊藤沙莉主演の『虎に翼』。
日本初の女性弁護士のお話らしいので結構硬派なドラマになるのかな?

信じられない…

2024年03月08日 23時42分18秒 | 日々の雑感
漫画家の鳥山明さんが急逝。
信じられない。
享年68…若過ぎる。

とにかく鳥山さんの絵は完全に立体。
ここまで完璧な立体描写出来る漫画家はいない。
まさに天才。

個人的には『ドラゴンボール』より『Dr.スランプ』。
アラレちゃん、かわいかった。
ベタなギャグも鳥山さんが描くと愛嬌があった。

ゲームでは『ドラゴンクエスト』のキャラデザイン。
鳥山さんがキャラデザやってるというだけでプレイしたくなった。

まだ急過ぎて
お疲れ様でしたとも
安らかにとも言えない。

ただただ信じられない。
残念だ。

開幕

2024年02月24日 09時43分27秒 | 日々の雑感
2024シーズンのJ開幕。
天皇誕生日の祝日と重なった事で金J2試合。
どちらもDAZNで観戦。

広島2-0浦和
新スタで新加入した大橋の2ゴールで広島快勝。
昨季からの着実な積み上げを感じさせる戦いっぷり。シュート数27はすごい。
監督も替わり、大型補強を行った浦和はチーム造りは道半ば。
とはいえ、連敗するとヤバいし、次は勝たんとね。
新スタ、行きたいけどウチが対戦するのは11月やからな~。
それまでに大旗応援再開してて欲しい…

名古屋0-3鹿島
意外な結果。ポポビッチの監督としての手腕は「?」っだったもんで。
鹿島が強かったというより、名古屋の出来が悪すぎたかな。
でも鹿島の新FWチャヴリッチは良さそう。要チェックや!
ガニ股ヤンキーも途中出場してたけど、コンディション悪そう。
名古屋に移籍したパト、サンガの終盤のダメな時の動きやったな…

今日の注目カードは…J1初参戦の町田の戦いっぷりかな?

金で贖える魂などない

2024年02月08日 21時57分53秒 | 日々の雑感
人気漫画『セクシー田中さん』の実写TVドラマ化の騒動は
ドラマ脚本家、TV局、出版社すべてを巻き込んだ挙句
原作者・芦原妃名子さんの自死という最悪の結果を招いてしまった。

ここまで沈黙していた原作マンガの掲載元である小学館編集部が
作者を悼み、事件に向き合う声明文を出した事で騒動は沈静化しつつあるが、
それでもモノ創りを生業とする自分にとって複雑な想いは残る。

もちろん創作というものは自分ひとりで出来るものではない。
しかし創作物の多くはその作者が自分自身を投影し、
自分の経験や人生そのものを削り、魂を搾るようにして創られる。
作品に真摯に向き合う作者の魂がそれに触れた人の心を動かすのだ。
作品は作者の分身であり、魂  心そのものなのだ。

出版社にとってコンテンツは消耗品かもしれないが、作者にとっては違う。
「ドラマ化すれば原作マンガも人気が出てお金も儲かるから良いだろ?」
そんなビジネス視点で己の魂を切り売りできる人も中にはいるかもしれないが、
すべての創作者が金で魂を売る訳ではない。

TV局はともかく、出版社だけは作家に寄り添ってあげて欲しい。
創作者の魂を金で搾取しようとする人たちに対する防波堤であって欲しい。
そして納得のいくまでコミュニケーションを交わして欲しい。
外に向けても、内に向けても。それが出版社の役割だと思う。
作家を愛さない出版社は、読者からも愛されない。

もうこんな悲劇を繰り返して欲しくはない。

心より芦原先生のご冥福をお祈りします。