『パパ、だ~いスキ』と言われたパパの映画日記

こどもが二人とも小学生になったけど、「パパだ~いスキ!」と言われてる間は、タイトルを変えませんが。

2019年 映画ベスト10

2020年01月09日 | 映画ベスト10
私の2019年映画ベストテンです。
ネタバレしてます。

10位・・・「旅のおわり世界のはじまり」
黒沢清が大好きやという言葉「世界」をタイトルに持ってきましたよ!異世界マーケットぶら歩きも、もれなくヒッチコックでありで、さすが俺のキーちゃん!

10位・・・「真実」
吹き替え版やったんで、不思議な感じ。フランス映画感が損なわれてしまったかもしれんが、退屈せずに見れた。劇中映画の本編や、日本人キャスト版も見たいわ~。

9位・・・「ジョーカー」
やっとこういう映画で、ちゃんとPCを感じられました。狂人の戯言かもしれんが、義兄弟設定は、「帝国の逆襲」ダースベイダー発言みたいで、あんま好かん。

8位・・・「ある船頭の話」
岡山ネタ(桃太郎、津山三十人殺し、キャスト)ぶっこんでます。焚火を見るだけの動画がブームなら、船が川を往復するだけの映画もいいじゃないか!

7位・・・「天気の子」
災害大国その後。希望が持てるな、こんなん。紅白で歌を唄ってた、透子さんが、「鈴木先生」の酢豚の子やって、ぶっ飛んだ!「宮本」君、後悔してへんやろな!

6位・・・「トイ・ストーリー4」
ラストにふさわしい、いい選択だ。戸田恵子さんの声の現役感が凄かったけど、新木優子さんの抜擢、最高やね。

5位・・・「きみと、波にのれたら」
「ルー」とセットで。男の人、歌下手くそ。

4位・・・「バースデー・ワンダーランド」
あんま見たことない場面設定が新鮮。江口寿史っぽいキャラが、今敏感を醸すわー。

3位・・・「グリーンブック」
時代が追いつくということを、色々感じた一年やけど、この一作もそれ。あのファレリー兄弟が、アカデミー賞作品やで。

2位・・・「RBG 最強の85歳」
素敵なおばあです。Tシャツ売っとったらよかったのに。


1位・・・「家族を想うとき」
ブレイディみかこの本と供に激推し!日本題名を発する人が、意外な人物と、原題「SORRY WE MISSED YOU」の皮肉。反抗期の息子ってこんな感じ(マルチタスクって嫌い!そもそも誰が月々払とんねん)。あんな素敵なドライブを提案するくらいやから、きっと運転中、思い出してるよね、うん。

今年もレベル高し。10位を2本選んじゃいました。ここ数年、邦画が上位を占めたのに、今年だけは洋画上位!邦画もアニメが上位でようさんあった。ずっと入ってた韓国映画は、なし。1本しか見てないもん。3月でファイナルとなる「午前10時の映画祭」は、10本見た。終了するけど、ほかの映画館で「ディアハンター」「ゾンビ」とか、やってくれたで。「王の男」なんかチケット完売やったらしいわ。昔の映画を映画館で観たい需要は、あるはずやん!

2019年鑑賞リスト
1:「チャンス」★★★★ 昔テレビで見た時もよかったけど、今見るとさらにいい映画やった。黒人にチャンスなしというセリフは、未だに響く。シャーリー・マクレーンってカワイイのね。
2:「ディアハンター 4Kデジタル修復版」★★★1/2 ベトナム戦争の時のアメリカだけでなく、もれなく置き換え可能。このデ・ニーロ、ゲイと見ていいですね。
3:「クリード 炎の宿敵」★★★ ドラゴ側からも丁寧に描いて、スポーツマンシップあふれる頂点の、どっちも勝ってほしい試合にしてほしかったな~。曲のじらし、相変わらず上手い。子の誕生よかった。
4:「夜明け」★★★1/2 是枝裕和と西川美和子の弟子にたがわぬ作品。
5:「日の名残り」★★★1/2 鼻水が紅茶に垂れる、元祖バカッター映像に衝撃!エマ・トンプソンが、松岡茉優に似てると気づいた。
6:「天才作家の妻 40年目の真実」★★★ 実話と思って見てた。さもありなん。冒頭のシーン、朝日新聞夕刊企画「女子組」で怒られそうな、老境の性欲シーンに、男側納得。
7:「バーニング 劇場版」★★★ 永野芽郁似の主演女優が、ババーンと裸になる韓国映画界に羨望。いかようにもとれる内容は、いつまでも楽しめる。
8:「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ ディレクターズカット」★★★1/2 ジェニファー・コネリーのバレエレッスン覗き見に、初恋映画女優は君だったかも?な気分に。成長したら、キューピー顔のエリザベス・マクガヴァンは、“世紀のミスキャスト”。
9:「パッドマン」★★★ 朝ドラみたい。
10:「ファーストマン」★★★ 暗いな~。爽快感ないわ~。脳内で「ライトスタッフ」の曲をかけとったわ。
11:「大統領の陰謀」★★1/2 「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」を見た後、モーレツに見たくなったけど、間あきすぎたわ。
12:「グリーンブック」★★★★ 
13:「運び屋」★★★1/2 イーストウッド作品、最近の実録モノもいいんやけど、やっぱり老境モノは、鉄板やね。「パーフェクトワールド」見たなった。
14:「ウトヤ島 7月22日」★★★ 最前席で見たんで、怖かった。
15:「未知との遭遇」★★★ 困ったお父さんでしたね。
16:「バイス」★★★ ブッシュが、ひたすらアホ。何年後かしたら、現大統領も映画化されそうで、今から楽しみ。
17:「ハロウィン」★★1/2 実際の年月を経た(結構あいた)続編ものが作られだして、興味本位から見てますが、まんまとハメられた感があります。
18:「こどもしょくどう」★★ 至る所に、納得でけんとこあり、今年のワーストなんやけど、上映後拍手が起きました。人それぞれやね~。
19:「バースデー・ワンダーランド」★★★★ 
20:「ジョーズ JAWS」★★★1/2 海洋冒険映画。音楽がさらに盛り立ててくれます。わかってんのに、また飛び上がるほどびっくりしたショックシーンはお化け屋敷。
21:「ドント・ウォーリー」★★★ どっちか言うとアル中やん。私もあやまることないかな…。
22:「ザ・フォーリナー 復讐者」★★★ ジャッキー見ない宣言もう撤回。されど、香港時代の楽しいジャッキーは、もう見れないのか・・・。
23:「風と共に去りぬ」★★★1/2 「100分DE名著」で新解釈を聞いてから見たんで、苦痛でしかない長時間を乗り越えられた。
24:「RBG 最強の85歳」★★★★ 
25:「町田くんの世界」★★★1/2 反キラキラ映画。キャストが素敵。マンガもおもろかったわ。
26:「ハーツ・ビート・ラウド」★★★ LGBT要素がなければ、スルーしてたな。
27:「長いお別れ」★★★ 長いな。
28:「日本のいちばん長い日」★★★ 逆226事件っぽい。「史上最大の作戦」からタイトルつけられたんかな~?
29:「旅のおわり世界のはじまり」★★★1/2
30:「きみと、波にのれたら」★★★★
31:「凪待ち」 ★★★1/2 一つ間違ったら俺やったかもしれんっていう空気、感じてないんかな、今の政治家は。
32:「新聞記者」 ★★★1/2 日本もやればできるやん!っていうか、黒澤明も山本薩男もこんなんやってた時代あったやんか!まずは「Gメン」とか「ハングマン」あたりからやり直すか!
33:「八甲田山」 ★★★1/2 夏に行ったのに、冷房いらずの作品やわ。「雪の進軍」、道さえ知れずは、気になってた歌やったわ。「ガルパン」でもやってたんやね。大竹まことも行軍に参加してました!
34:「いとはん物語」 ★★★ 京都文化博物館にて、京マチ子追悼企画。大正時代って、意外とモダン。
35:「トイ・ストーリー4」 ★★★1/2
36:「COLD WAR あの歌、2つの心」 ★★1/2 88分の映画なのに長く感じた。正直、苦手。
37:「ブルースブラザーズ」 ★★★1/2 サントラだけでも楽しい。
38:「劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~ 」★★★ 吉田鋼太郎を、ずーっと見ていたい。サウナのバスタオルの巻き方、おもろい。
39:「ワンスアポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」★★★ この時代にあまり思い入れないから長かったな~。「なつぞら」の世界は、楽しかったな~。
40:「アス」★★1/2 あんまり伝わらんかったな、私には。
41:「天気の子」★★★1/2
42:「帰れない二人」★★★ 大同は、新婚旅行で行った場所でした。ジャジャンクーは、ほんま独特やわ。
43:「宮本から君へ」★★★ TVでは行きつけなかった(そら無理やな)漫画の続き。ラグビーワールドカップに水を差すラガーマン、不交付はこれか原因?唾液とか抜けた歯とか不快指数アップ。
44:「惡の華」★★★ アニメ版が最強やけど、こっちで続きは、もはや不可能。
45:「ジョーカー」★★★1/2
46:「ある船頭の話」★★★1/2 
47:「ボーダー」★★★ りんたろー。と、布施明。ゴーンの検査もこの人にやってもらいたかった。
48:「時計じかけのオレンジ」★★★ 暴力描写がキツいわ。今見ても古くない。
49:「真実」★★★/12 
50:「よこがお」★★★ 筒井真理子にエロを注入してブレイクさせたのは園子温やったな~。
51:「IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。」★★1/2 ホラー映画、卒業かな?
52:「ひとよ」★★★ 白石和彌、ようけ仕事してんのにはずれないな~。
53:「ホテル・ムンバイ」★★1/2 サニー・フランシスのマサララジオでおすすめしてたんで、見ました。これも上映後、拍手がおこったと新聞で読みましたが、私的にはイマイチ。
54:「アイリッシュマン」★★1/2 マーティン・スコセッシは苦手やけど、評判やから見たら、やっぱケツ痛でした。
55:「i-新聞記者ドキュメント-」★★★1/2 菅官房長官の「令和」の時とは違う、すっごいイイ顔が見れます!あまりにも望月衣塑子さんが、カッコいいので、娘にも見てもらいたいと講演会に行ったら、奇跡的なことがおこりました。
56:「家族を想うとき」★★★★ 
57:「ゾンビ 日本初公開復元版」★★★★ 私は、こっち版を望んでませんでしたが、ちゃんとした映画館でゴブリンサウンドを聞けたのは、大満足です。ロジャーがピーターを急に連れてきたのに、すんなり受け入れた理由がなんとなく判明。
58:「カツベン!」★★★ こういう邦画、久しいな。無声映画なかったんかー。
59:「スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け」★★★1/2 1/2はサービスです(毎回やってる)。完結して思うことは、本当、1作目(A NEW HOPE)だけか、まぁ「ジェダイの復讐」で終わっておけばなぁ~と思います。タイトルバックの説明、いつも理解できないのは、私だけか?


最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
そう、あのドライブ (しん)
2020-01-10 22:35:17
そう、あのドライブ
なんていい子だ
そしてなんという提案力、魅力的価値の創出力
と思いましたよ
家族を想うときのあいつね

ブロガーベストも期待してまっせ!!
そして2010年代ベストもよろしくです
返信する
家族思い (ノルウェーまだ~む)
2020-01-21 11:19:25
コメントありがとうございました。
娘さんと仲良しだったりとご家族想いでいらっしゃる様子が、ベスト10のラインナップにも表れていますね☆
1位になさっている「家族を想うとき」は未見なので、ゼッタイすぐにでも見たいデス!!
返信する
こんにちは (ここなつ)
2020-01-23 15:36:53
こんにちは。「ブロガーが選ぶ…」も大変ご苦労されていると思いますが、個人のベストも選ぶのって楽しく苦しい作業ですよね。
「家族を想うとき」を1位に選ばれていらっしやるの、とても素敵です!さすがケン・ローチな作品でとても良いと思っておりました。
遅ればせながら、今年もよろしくお願いします。
返信する

コメントを投稿