『パパ、だ~いスキ』と言われたパパの映画日記

こどもが二人とも小学生になったけど、「パパだ~いスキ!」と言われてる間は、タイトルを変えませんが。

「ハイポジ ~1986年、二度目の青春。~ 」 80年代、大好き!!

2020年03月18日 | TV
今期、一番おもろいドラマが「ハイポジ ~1986年、二度目の青春。~ 」
46歳のダメ父親が、高校時代にタイムスリップして、高校生活をやり直す、先ごろ完結した漫画「リライフ」の昭和40年代生まれ男版だ。
アニメ版の「リライフ」では、MD&90年代音楽が出てきても、ふ~んやったけど、このドラマで、カセットテープ(題名「ハイポジ」の由来)から、80年代音楽(主にアイドルソング)が流れる中、高校時代は一言しゃべるなんてもってのほか、ひたすら遠くからチラ見するだけの初恋少女が、斉藤由貴アクシアCM風美少女で、もう一人のヒロイン、量産型聖子ちゃんカットの乃木坂娘がセーラーズのトレーナーを着こなし、アッカンベーまでしてくれる姿を見ると、キュン死。
主人公同様、俺も今の状態でタイムスリップしてーーーと、半端ない没入感で、当時のこと色々思い出させてくれるわ。
いい思い出も悪い思い出も。

それだけに、第6話で出てきたセリフにがっがりした。
「オナチュー」。
同時代の学生諸子なら、わかっていただけると思うが、そんな言葉ね~わな。
同じ中学出身を意味する若者言葉。
そんなエロイ言い方せんかったって!
ここ、すごいひっかかったんで、原作マンガを探し求めたんやけど、なかなか見つからん。
そうこうしてるうちに、第9話で「マジかっ!」というセリフが!
「本気」と書いて「マジ」と読ませる立原あゆみ先生の漫画が、1986年開始で、「男塾」の面々が「マジ」と連発してそうな、宮下あきらの漫画や、「ビーバップ」なんかも、この時代で、アイドル歌手 、本田理沙の「本気(マジ)!」、田村英里子の「真剣(ほんき)」は、ともに1989年。
「マジ」は、気合の入った言葉で、「マジかっ!」=「ほんまか~」的な使い方は、してなかったよ~な・・・。

で、80年代愛のあふれる原作マンガには、もちろん、なかった!!
「オナチュー」も「マジかっ!」も。
一応言っておく。
このドラマは、今期一番好きなドラマです。
おそらく80年代好きな、若いスタッフが作ってくれてるんやろな~と思う。
小道具とか、ロケ地とか、がんばってるもん。
だからこそ、時代考証的なセリフもしっかりやってもらいたいということなんです。
使うなら、この言葉にしてくれ~。
80年代を代表する言葉でありながら、今ではあまり再現されてない重要なワード
「タコ!」




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1 コメント

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ゆうばり国際ファンタスティック映画祭のご案内 (しん)
2020-09-14 22:18:35
aq99さん。ご無沙汰してます
AliqouiFilm映評のページのしんです
2010年代ベストの際にはご寄稿いただきありがとうございました。
記事と関係のない投稿で申し訳ありませんが、ちょっとした告知になります
この度、私が監督した映画「巻貝たちの歓喜」がゆうばり国際ファンタスティック映画祭のコンペに入選しました。Huluにて映画祭期間中無料で鑑賞できます。

「巻貝たちの歓喜」は
19日 15:50~、
20日 21:40~、
21日 21:25~
で配信されます。
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