『パパ、だ~いスキ』と言われたパパの映画日記

こどもが二人とも小学生になったけど、「パパだ~いスキ!」と言われてる間は、タイトルを変えませんが。

「それでもボクはやってない」 赤トレーナーの人

2007年01月30日 | 映画
ジョージ・ルーカスとか、テレンス・マリックとか、ブランクのあいた監督の作品を見るにつけ、期待してもあかんやろな~と思う間もなく、すぐに2件の痴漢が始まり、間違われて、取調べされて、勢い流されるままに留置場泊まりになり、自分は悪いことしてないからすぐに出られれるやろと思ったらずるずる留置場生活を送るはめになり~って、ま~素晴らしいテンポで、この映画の面白さにのめりこみました。

構想何年とか大げさに言うて、その間なにしてんのって映画がようありますが、周防正行監督に限っては、本当に丹念に調べ上げてるんだな~と思いますわ。
留置場生活が『刑務所の中』で描かれた刑務所生活とは、また違ってて、
腰紐でヤケドとか、あかんもんだらけの差し入れとか、勉強になるな~。
世話になりたくないけど。
歯磨き中に我に帰って涙が込み上げてくところは、いいシーンでした。

それに、俳優がみんなよかったですわ~!
通行人や、満員電車の中の人、傍聴人といったエキストラ扱いの役者達にもちゃんと監督の目が行き届いてる感じがしたわ。
主演の加瀬亮はもちろん、
ひたすら信じてくれるお母んのもたいまさことか、
ヅラっぽいヘアースタイルの大森南朋の刑事とか、
竹中直人の日和見主義な管理人とか、
出た瞬間、安心感のある周防映画の役所広司とか、
顔つきがエロい上、胸元を開けたりするもんだから、いくら“女”を出さないようにしようとしても逆にそれがエロイねん!と、女性と男性はそもそも違う、女性にエロDVDとかエロ本の存在意義なんて到底わかりっこないということを認識させてくれる瀬戸朝香とか、
不思議ちゃんだったのが、いつの間にかエ~女と化してた鈴木蘭々とか、
ニート仲間の山本耕史が、法律に明るくなっていくとことか、
正名僕蔵と小日向文世の好対照な裁判官とか、
辻本清美に似てるから、最後までワイルドカードたりえた同乗者の唯野未歩子とか、
ま~、みんなよかったですけど、特によかったんは、赤トレーナーの本田博太郎!!
「いつの時代の着とんねん!」というダサ加減が、留置場常連者を醸し出してると思ったら、背中に留マークがついてて留置場の備品なんかって!ウマすぎます!
ウマイといえば、ラストのセリフ「控訴します!」という声も、ものすご~く後味がよくなってました。
コレ、「それでもボクはやってない」と呟かれてたら、同じ冤罪仲間の光石研並に最悪でしたもん。

この映画もアメリカでリメイクされたりするんかな~。
ん!?アメリカに満員電車ってあるんかな?
男性専用車の実現も熱望します!


★★★★

「手紙」 気まずい1位、気まずいね~

2007年01月22日 | 映画
勉強のできる弟(妹)を進学させるために、兄が過労で腰を痛めるという話は『涙そうそう』と同じなんで、玉山鉄二と妻夫木聡のお兄ちゃん、どっちがイイ?と思うより、『セーラー服と機関銃』の長澤まさみの眼鏡っ子と、どっちが萌える?と思わすほど鮮烈な沢尻エリカの堂にいった眼鏡っ子姿でした。
しかも工場の食堂のオバハンとして働く沢尻エリカの同僚といえば、『大奥』の三バカの一人、鷲尾真知子(『うる星やつら』さくらさん)らで、まさに『白夜行』第8話「泥に咲いた花」のようであります。
ちょっと怪しい関西弁が耳馴染むにつれ捨てがたい味もでてきて、少女マンガかあだち充作品のキャラのような「こんなやつは、おらんで~」級のチョーおせっかいやき少女が羨ましささえ醸し出すに至り、この「工場立志編」は、実にいい滑り出しでござんした。
“気まずい1位”は、「ネタの練習を苦手先輩社員に見られた~」。

続いて「お笑い芸人“テラタケ”編」では、幼馴染のテラ(尾上寛之=『セーラー服と機関銃』最終回で、堤真一の上司役)とのお笑いコンビが、アルバイトをせずに生活できる程度に売れるが、タケ(山田孝之)の方がお笑いオタクの金持ち令嬢といい仲になり、そっから大映ドラマのような目に立て続けにあっていく転落人生を歩んでいくも、美容師の専門学校に通いだしてエエ女と化した沢尻エリカ様は、エールを送り続けます。
なんで、こないにタケにこだわるんかな~と思ったけど・・・。
“気まずい1位”は、「お笑いオタクの彼女に、ネタのダメだしされた~」。

「ケーズデンキ編」では、店名がこんだけ大っぴらに出てるのに、そんな理由で山田をクビにするとは、なんて会社や!と思いきや、やっぱりいい企業ですよウチはということを大アピール!
会長の心までを動かす大技の仕掛け人は、やっぱり沢尻エリカ~。
“気まずい1位”は、「俺の字が下手すぎて真似できないからPC買ったんだろ!」。

最後の「手紙」編、「気まずい1位」は、アドリブです。
お題は「お前の兄ちゃん」。
客席は坊主、坊主、坊主頭のおっさんたち!
さ~、この冬の寺と化した寒い場を、どう切り抜ける?
タケの芸人人生を賭けた一世一代のネタが始まる~!
玉山鉄二の鼻水がいい具合にたれてましたが、監督の生野慈朗は、『金八』の演出を手がけてきた人で、鉄矢直伝の大技が炸裂してます。
『のだめカンタービレ』で白目むく演技が好評の玉木“千秋サマ”宏に負けず劣らずで、玉木宏と玉山鉄二の玉玉対決も、長澤まさみVS沢尻エリカ以上に盛り上げてほしいもんです。

最初、見るも無残なタケ=山田の芸人演技&ネタ披露は、今思えば、自分では面白いと思って一生懸命やってるデビューしたての芸人のそれを演じたのであって、だんだんネタや間の取り方が上手くなっていく様は、なかなかの演技もんでした。
被害者家族の吹越満が、お葬式スピーチで「結婚が遅く~心配かけどうしだった~母に~、やっと~孫の顔を~見せられると思ったのですが~~ウッッッ~~~~」と突如泣き出す演出は、後の加害者家族山田と対峙する際の、さだまさしの「償い」チックを演出する布石やったんかな~。

ちなみに、砂場で子供が軽い無視にあった場合、私(親)が子供と一緒に遊びます。
で、楽しそうに遊んでると、向こうからなんとなく一緒に遊ぼ~と寄ってきたりするもんなんで、「逃げたらアカン!」をモットーとする沢尻ママも、「見てるから」なんて言わんと遊んであげたらいいのに~。
あのオバハンたち、砂場から遠巻きに離れて喋くりあうのに夢中なんだから。
ですので、この映画を見ても公園デビューを恐れないでください。


★★★

「王の男」 大道芸人たちのM-1

2007年01月19日 | 映画
あのしびれるような真剣勝負=ガちんこの舞台にもう一度立ちたいと、すでに優勝したフットボールアワーがM-1に再挑戦したのはつい先日。
あの味は、一度味わうと忘れられないらしい・・・。

河島英五と及川ミッチー似の大道芸人コンビは、王様を笑わせられないと、即座に死という超ガチンコの舞台に立つ。
しかも、途中で加わった新メンバーは、緊張でヘタうつばっかり。
頼りになるのはやっぱり相方だけや・・・。
NGワードは「先王」。
得意ネタ、ジャッキー・チェンも『プロジェクトA』の自転車チェイスで披露した股間がち~ん(悶絶してましたが)、綱渡りジャンプで大勝負や!
まぁ、そんな映画ではありませんでしたが、『チャングム』ベースの『覇王別姫』+『ラスト・エンペラー』って感じで、大道芸のシーンは、ジャッキー・チェン一連のカンフー映画に出てくる獅子舞とかを思わせるノリのよさもあり、楽しく見れました。

『覇王~』の時のレスリー・チャンは、「女形メイクしてる時は、まぁまぁエエ女に見えるけど、化粧落としたら男やがな~」と思ってたけど、イ・ジュンギは、素顔の時からエエ女の顔してますがな~。
一歩間違ったらタイプの顔かもしれんわ!
宮崎あおいに、「京都は俺の方がくわしいから、ちょっと変われ!」と言ってやりたくなりました。
あの影絵と指人形のシーンは、なんとなく『ラストエンペラー』のキリギリスを思い出しましたけど、日本映画でこういう大きいスケール感があって、ドラマもしっかりしてる映画見たいな~。

瓢箪から、小便が止まらないネタは、どこかで使えそう!
幼稚園児には大ウケするやろうけど、100%怒られますわ。


★★★

「ダーウィンの悪夢」 やっぱりトレーは・・・

2007年01月18日 | 映画
正月のドラマ『マグロ』は、ピン子の『がばいばあちゃん』に負けてしまい、石原軍団はがっかりだそうですが、ナイルパーチの食育ドキュメンタリー映画は、結構ヒットしてるんじゃないでしょうか?
この魚、なんと日本にもかなりの量が輸入されてるそうです。
かつては白スズキという名で、代替魚として活躍してたらしいけど、表示法だかでその名前が使えなくなって、でもナイルパーチなんて名前スーパーとかであんまり見かけないから、安い白身魚のフライとか加工したやつ、怪しいな~。
でも、この映画は、食育だけにとどまらない驚愕の展開を見せますよ~。
勉強になるな~。

それにしても、この映画のチラシ、ようできてます。
ものすごい、そそられます。
この少年、何を吼えてるん?
この後、カメラマンに殴りかかった?
どう思います?
でも、映画では、なんてことない食事のシーンでした。
メディア・リテラシーの目を養え!と常々言われてきましたが、この写真が見ることの動機になった連中(私含め)にとって、大喜びしそうな映像もあったから、まぁこういう騙しは良しでしょう。

日本では、近江商人・北前船の昔から、帰り(行き)の船荷は空(から)で帰らないのは常識やろ。
ヨーロッパから空(から)の飛行機が飛んでくるわけないやんか!
しかも近年、すさまじい勢いで勢力を拡大してるアブラモビッチらロシア商人のすることやで~。

「俺の撮った風景写真、綺麗やろ。これ、俺の娘と嫁はん。」
ロシア人パイロットが自慢げに見せるシーンはチョー退屈でした。
私も、子供の運動会とか、発表会のビデオとか他人様にあんまり見せたりせんとこ~っと。
でも、ブログではお子様自慢しょっちゅうしてるね。
また写真とか載せよっかな~?


★★1/2

日本インターネット映画大賞外国映画部門

2007年01月17日 | 映画ベスト10
『 外国映画用投票フォーマット 』

【作品賞】(5本以上10本まで)
  「クラッシュ」   10点
  「硫黄島からの手紙」10点
  「グエムル」     3点
  「ロンゲストヤード」 3点
  「太陽」       2点
  「うつせみ」     1点
  「ある子供」     1点
  
【コメント】
★★★1/2以上の映画で。
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【監督賞】              作品名
   [キム・ギドク] (「うつせみ」)
【コメント】
監督としての異能ぶりが際だってた。引退するというので・・・。

【主演男優賞】
   [イッセー尾形] (「太陽」)
【コメント】
なにか賞をあげたい。

【主演女優賞】
   [トニ・コレット] (「リトル・ミス・サンシャイン」)
【コメント】
頼もしいお母ん。

【助演男優賞】
   [二宮和成] (「硫黄島からの手紙」)
【コメント】
受賞したあかつきには、ぜひジャニーズ事務所からコメントを引っ張り出してください。

【助演女優賞】
   [マギーQ] (「「M:i:3」)
【コメント】
この人で、スピンオフ映画を!  

【新人賞】
   [アビゲイル・ブレスリン] (「リトル・ミス・サンシャイン」)
【コメント】
今年も子役を選んじゃいました。


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 この内容(以下の投票を含む)をWEBに転載することに同意する。

日本インターネット映画大賞日本映画部門

2007年01月17日 | 映画ベスト10
『 日本映画用投票フォーマット 』

【作品賞】(5本以上10本まで)
  「ありがとう」    10点
  「博士の愛した数式」  5点
  「花よりもなほ」    5点
  「フラガール」     5点
  「東京ゾンビ」     5点
  
【コメント】
★★★1/2以上の映画で。
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【監督賞】              作品名
   [小泉堯史] (「博士の愛した数式」)
【コメント】
繰り上げ当選って感じやな~。

【主演男優賞】
   [岡田准一] (「花よりもなほ」)
【コメント】
「木更津~」、「ゲド」と、ようがんばりましたな~。

【主演女優賞】
   [長澤まさみ] (「ラフ」)
【コメント】
長澤まさみ、2年連続です。これをもって長澤まさみを1位にすることと訣別しようと思います。だって今年の映画、スーパーモデルの役って、どないやねん!

【助演男優賞】
   [浅野忠信] (「花よりもなほ」)
【コメント】
あのパパ、だ~い好き!

【助演女優賞】
   [沢尻エリカ] (「手紙」)
【コメント】
女優賞は演技で選んでないでしょ!好みで選んでるわ!

【新人賞】
   [戸田恵梨香] (「デスノート the Last name」)
【コメント】
「デスノート」の目玉。

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 この内容(以下の投票を含む)をWEBに転載することに同意する。

「リトル・ミス・サンシャイン」 色々参考になるわ~

2007年01月15日 | 映画
引き篭り&会話をしない息子。
うわ~、ウチのボクちゃん、あんなんになったらどうしょ~~。
パパがこんなだから、そういう素質は十二分にあるだけに、笑い事っちやない。

眼鏡っ娘。
うわ~、ウチの遠視で眼鏡かけてる幼稚園娘、美少女コンテストに出たいって言ったらどうしょ~。
東京まで行くお金ないから、行くとしたらマジオンボロ車の旅だよ~。
誰かの屁の音みたいな壊れたクラクションの音が延々続いたり、助走をつけないと動かない便秘みたいな車なんて、悪夢や~。

おじいちゃん。
小さい子供の前で、SEXの話をすることはないけど、聞かれて困る会話をしてて「なに?なに?何の話してるの~?」と聞かれたら、「政治の話!」ってコレ使える!!

お父さんは、勝ち組み志向があまりないので(だから仕事より育児に気持ちが向いてるのですが)、むしろプルースト研究者のおじさん的な面の方を持ち合わせてるかも。
いつか、道に行き詰まった我が子に、「人生に無駄な時間なんてない。ダラダラしてるこの時間も、後に貴重な時間になるんやで~」
な~んてこと言ってやろっと!

爺さんが死んじゃっても、やめなかった娘の美少女コンテストに行くための旅行は、お兄ちゃんの色盲発覚夢破れたことで、家族会議でやめにしようとなったとこ、そしてそれを娘自ら説得させに行かせて、それを受け入れる兄、ここの家族っぷりは、最高でした。
お兄ちゃんに何も言わず肩寄せ合うだけ。
それだけで分かり合える兄妹、そんでそれを見てる夫婦。
こういう、「子供を育ててきてよかったね~」と思えるシチュエーションには何度も出くわしたいです。

疑似家族映画が流行してて確かにいい映画もいっぱいあるけど、なんやかんや言っても家族はひとつ屋根の下に住んでるんだから、衝突を経ながらも、揺るぎない家族になっていくんやで~ということを見せつけてくれたこの映画は、いいケースモデルになりました。
特に、トニ・コレット演じるあのお母さんは、「私の家族は大丈夫。私の血が繋がってるんだもん。」と、子供に対しての不動な態度は、とても頼もしかったです。
けど、旦那のことになると「今まで好きなようにさせてきたったのに、なんやあんたは!」と、取り乱してしまう。
あの旦那が、この旅行で本当に変わったのか、いらん心配をやいてます。

車のトランクには2種類のエロ本を積んでおくといいということは、たいへん勉強になりました~。


★★★

「暗いところで待ち合わせ」 一徳パパぁ~

2007年01月11日 | 映画
障害者プロレスのドキュメンタリー『無敵のハンディキャップ』、車イスの『AIKI』に続く、天願大介監督のハンディキャップ映画第3弾!
まだまだ続きそう?なんで、三部作の完結編などとは銘打ってません。

とにかく、田中麗奈の美少女っぷりが復活したのには舌を巻きました!
26歳にして、『はつ恋』(一番カワイかった)の頃の輝きが再燃(私の中で)しています!
日本アカデミー賞辞退を引き起こすほどになったキムタクの盲目演技より、「私、女優道一本で行ってますから、喜んでノミネートをお受けします」と嬉々として登場してくれそうな田中麗奈の盲目演技は、なかなかなもんです。
よーがんばってます。
さすが、女優道邁進中の人です。
が、あと少し踏み込んでくれてたら・・・。
父親が死んでしまったんで、一人暮らしとなってるんだけど、窓辺に無防備に近づいて行く姿があるなら、風呂上りは当然半裸でいいでしょ。
脇も処理してない方がリアルやと思います。
『七福星』でロザムンド・クァンが演じた盲目演技は、トイレで用を足している最中に扉を開けられても平気で続けてるってものでした。
田中さん、台湾修行してたから自分から、それくらいやりますって言わないと・・・。
女優道一本で行ってるんでしょ!
でも今年は、「ゲゲゲの鬼太郎」や、「夕凪の街 桜の国」があるんで、本当に田中麗奈の年になるやもしれません。

ま、良くも悪くも日本映画で『うつせみ』を撮りました、みたいな感じでしたわ。
音楽もほとんどないし。
成功してるかしないかは別にして、劇的に変化するし。
『うつせみ』と決定的に違うのは、映画の中の様々な“お約束事”についていけなかったこと。
キム・ギドク監督は独特のワールドを持ってるんで、ヘンテコ設定を納得させる器があるけど、この映画はというと、いちいち反発したくなります。
目が悪くなったら、他の器官が鋭敏になるし、そんだけ近くにおったら、いくらなんでも気配感じるやろとか、
井川遙のターボエンジンがかかった走りっぷりとか、
この街にはイヤなやつばっかりやんかーとか、
そういうのが気になって気になって。
殺人の容疑者が家に居て、世話をやいたりするというのはいいけど、サスペンスに展開していくのは、個人的には好かん。
岸部一徳様の、パパ─娘関係があまりにもいいもんだからそっちの話とか、宮地真緒との友情物語とかだけでよかったなー。
個人的には。
原作には忠実なんでしょうけど。


★★1/2

お詫びです

2007年01月08日 | 映画
なかばライフワークと化した「ブロガーが選んだ映画ベスト10」の記事に忙殺されておりましたので、TB、コメントの返事が大幅に遅れてます。

さらに、一昨日書き上げた「ブロガーが選んだ映画ベスト10」で勝手にリンクさせてもらったベスト10記事の方々にコメント&TBを送ってる最中に、PCが不調になったので、そちらの連絡も遅くなってる方がいます。

昨日は、娘の幼稚園冬休みがまもなく終わるので、神戸モザイクに行ってました。
そこで、オリックスバファローズの中村紀洋が家族連れで遊んでるのを発見。
清原と並ぶ大物なんで、結構大柄な人物だと思ってたのに、意外と小柄に見えたのは、契約問題がこじれてオーラが消えてるのか?
あの手のカバ顔は関西では割りとよく見かけるので、別人なのかもしれませんが・・・。

本日は、PCの調子がいいようなので、今日・明日中には、上記作業を終わらせようと思いますが、どうなることやら。
また、二歳児が泣きわめいてるよ・・・。



2006年 ブロガーたちが選んだ映画ベスト10

2007年01月06日 | 映画ベスト10

皆様、明けましておめでとうございます。
遅い挨拶ですんません。
子供たちと、トランプ、カルタ、すごろく、コマ回し、凧揚げに、日がな興じてたからではなく、年初イッパツ目の記事はコレにしようと思ってたからです。

今年も調べましたよ。
39人のブロガーのベスト10を調べ、「2006年 ブロガーたちが選んだ映画ベスト10」。
ブロガーは、ある程度の本数を映画館で見て、記事を書いてる方という条件で、ランク付けをされてない方、1月6日時点で未発表の方は残念ながら除外させていただきました。
1位10点~10位1点。
邦画・洋画別に選んでる方は、邦画1位・洋画1位は各9.5点、2位各7.5点、~5位各1.5点としました。
ちなみに、2005年のブロガーが選んだベスト10。 

2004年のブロガーが選んだベスト10。 

映画タイトルの後にある【】内はブログ名で、その方が1位に選んだ作品です。クリックしますとベスト10記事に飛びます。 それでは、どうぞ!


10位・・・・・「グエムル」・・・44点【「虚馬ダイアリー」】 


9位・・・・・「父親たちの星条旗」・・・52.25点   【「ミチの雑記帳」】


8位・・・・・「クラッシュ」・・・67.5点   【『パパ、だ~いスキ』と言われたパパの映画日記 】  【「芸術に恋して★Blog★」】


7位・・・・・「ユナイテッド93」・・・72.5点


6位・・・・・「嫌われ松子の一生」・・・82.5点   【「自主映画制作工房Studio Yunfat映評のページ」】 【「ぁの、アレ!床屋のぐるぐる回ってるヤツ!」】


5位・・・・・「ゆれる」・・・84点   【「ネタバレ映画館」】 【「ミチの雑記帳」】


4位・・・・・「かもめ食堂」・・・89.5点   【「丼 BLOG」】  【「ひるめし」】   【「Blog・キネマ文化論」】 【「Alice in Wonderland」】 【「ようこそ劇場へ! Welcome to the Theatre」】


3位・・・・・「ホテル・ルワンダ」・・・92点   【「the borderland」】   【「平気の平左」】  【「日々徒然ゆ~だけ」】 【「シネマ親父の妄言」】 【「メルブロ」】


2位・・・・・「フラガール」・・・102点   【「シネマをぶった斬りっ!」】  【「何を書くんだろー】


1位・・・・・「硫黄島からの手紙」・・・137.5点   【「シネマをぶった斬りっ!」】 【「Akira's VOICE】 【「ミチの雑記帳」】 【「犬儒学的牧歌」】  【「いつか深夜特急に乗って」】 【「UkiUkiれいんぼーデイ」】  【「CINEMANIAX! 」】

毎年そうなんですが、1位になる作品は圧勝です。今年は、点差だけ見たら大したことないかもしれませんが、1位に入れた人7人、10位までに入れた人は21人、 しかも「父親たちの星条旗」と2作1本と見なして順位付けされてる方もいて、その場合1/2換算してますので、実感としては他をよせつけない感じがしました。
注目の邦画対決は、ミニシアター系でも公開規模が大きかった「フラガール」に軍配。ただし「かもめ食堂」の支持の高さは、驚異的です。上映館がもう少し多かったら逆転があったかもです。
1位票がないのに、ランクインした「ユナイテッド93」は大健闘じゃないでしょうか。

あなたの1位作品は、何位でしょう?
30位まで見てみましょ。

11位・・・・・「トゥモロー・ワールド」・・・41点   【「It's a Wonderful life」】 【「樵悴報告」】 【「NUMB」】

12位・・・・・「虹の女神」・・・40点   【「芸術に恋して★Blog★」】 【「八ちゃんの日常空間」】

13位・・・・・「プラダを着た悪魔」・・・39.5点   【「ひるめし」】 

14位・・・・・「ミュンヘン」・・・38点   【「利用価値のない日々の雑学】  【「エイガデイズ」】

15位・・・・・「時をかける少女」・・・37.5点   【「NUMB」】

16位・・・・・ 「ブロークバックマウンテン」・・・34.5点   【「MOVIE KINGDOMⅡ」】

17位・・・・・「武士の一分」・・・33点   【「空の「一期一会」 」】  【「いつか深夜特急に乗って」】

18位・・・・・「手紙」   32点

19位・・・・・「スタンドアップ」   31点   【「再出発日記」】

20位・・・・・「メルキアデス・エストラーダの三度の埋葬」・・・29.5点   【「自主映画制作工房Studio Yunfat映評のページ」】

21位・・・・・「リトル・ミス・サンシャイン」・・・28点   【「映画を観たよ」】

21位・・・・・「THE 有頂天ホテル」・・・28点

23位・・・・・「シムソンズ」・・・27.5点   【「シネマ親父の妄言」】

24位・・・・・「太陽」・・・27点

24位・・・・・「ただ、君を愛してる」・・・27点

26位・・・・・「タイヨウのうた」・・・26.5点   【「オールマイティにコメンテート」】

27位・・・・・「麦の穂を揺らす風」・・・24点   【「ネタバレ映画館」】

28位・・・・・「博士の愛した数式」・・・23.5点

29位・・・・・「ブロークン フラワーズ」・・・21.5点

30位・・・・・「もしも昨日が選べたら」・・・20.5点   【「まつさんの映画伝道師」】

今年は、去年より票にばらつきがなかったので、集計が楽でした。
30位まで全部見てるという人も、わりといるんじゃないでしょうか?
それでも、こだわりの1位というもんがあります。

「SPIRIT スピリット」・・・【「soramove」】

「隠された記憶」・・・【「我想一個人映画美的女人blog」】

「サージェント・ペッパー」・・・【「Alice in Wonderland」】

「王と鳥」・・・【「ようこそ劇場へ! Welcome to the Theatre!」】

「僕のニューヨークライフ」・・・【「森直人/脱力日記ハイパー」】


とりあえず、「キネマ旬報」のベスト10発表より早くと思って、急いで作りました。
間違いがあれば、ご指摘ください。
では、今年もよろしくお願いしま~す。