とうとう
ついに!
ヴィニュロンズリザーヴ・シャルドネ
N醸造長から
お許しが出たので
マダムの処へ
持ってまいりました
これあの例の
国産ワインコンクール金賞第1位カテゴリー賞!
いわゆる
グランプリを取った
シャルドネです
さあどうなんでしょう
2007秋の仕込みから
1年9ヵ月
熟成という点では
当然足りないながら
なんとか
醸造長から
お許し
というか
お赦し?
みたいなニュアンスの
オーケーが出た
2007シャルドネ・ヴィニュロンズ・リザーブ
◇
マダムは
プロの顔になって
手順を進め
コルク、香り、色
などチェックされました
◇
バニラの香り
と仰いました
アーモンドの香り
とも
カンキツでない
果実の香り
これは桃の香りだそうです
私はそれが分らず
そうですか?
言われてみれば
と戸惑いましたら
そしたら
突然分りました
桃!
桃の香り!
そういえば
私もたしかに
桃の栽培者!
なつかしい桃の香りでした
◇
マダムは
すぐ仰いました
高級な
高級な香り
ですって
5000円じゃ
安いそうです
断言!
ムルソー
で捜しても
なかなかないとも
仰いました
それでね
樽醸造をしているので
それはね
もともとの酸がよほど
しっかりしていないと
ちゃんとしたワインに
ならないのだと
しきりに感心
私に説明してくれました
つくづく思いましたが
優れた先生がいると
ワイン解説ってどうしてこう
良く分るのでしょう
いちいち納得
前回のリュード・ヴァン 小山英明さんの
シャルドネの
ステンレス醸造と
今回のN醸造長 小西超さんの
樽醸造 MLFでしたっけ
その違い
同じシャルドネでも
全く別のもの
全く違う素晴らしさ
リュードヴァンは白い花のハチミツと
北方のカンキツ
シャブリのグランクリュと
今日のヴィラデスト N醸造長のは
バニラと桃の香り
ムルソーでも捜せない香り と
◇
思うにワイン教室って
良き先生がいれば
このように
効果があるもので
なにごとも
どの世界でも
教師というのは
必要だと
先達といいうものの
重要さを知りました
◇
それで
マダムは
この二つの東御市のシャルドネに
すっかり感心し
逆にマダムの目を開いた
ようなところが
ありました
なんだか
大きな
デカイ
何かが始まる
最初の2滴のところに
私は居合わせて
いるのかも
知れません
それを知っているのは
この2人の醸造家と
そんの周りの人々だけかも知れないです
すごいデカイ
胎動をビリビリ
感じます
それでこのあと
私は物凄い体験をしたのです
優しい暴力?
桃カフェでの
出来事でした
◇