自宅からワイナリーまで電車を通す/ヴィラデストへの道

はるかに仰ぎ見る丘の上のワイナリーに心の中で鉄道敷設をする話

なあドン・ヘンリーどんな気がする?◇いや責めてるんじゃなくてフライが居なくなって

2016-01-26 08:40:14 | 突如世界が消えたよう






相棒を
失うって

どんな気がするものだろう



言い合いして
14年離れていたって

相棒

相方

今はもういない



それは昔

ポールが経験した事



ジョンを失って



彼はあの時
38歳

つらい日は
長かった



ヘンリー

今年幾つになる?

そろそろ
70歳かい



もう
すっかり止めても
いい頃だな

充分だ



しかし
止めなくてもいい

どちらでも



こないだも書いたけど


ジャクソン・ブラウン
JDサウザーに
来てもらえば

ステージは成立する



ちょっと遠い関係の
キャロル・キングに

ピアノを弾いて
貰えばなあ

さらにいい



しかし何より
お前がいるだけで

観客は
文句をいわない





でもそうだったな

彼グレン・フライ

すべては彼から
始まったと



『俺とバンドやろうぜ』

 から

 仕事を取ってきて
 メンバーを集め

 煩わしいツアーの手続きをこなし
 法的な問題をクリアーし

 アルバムのコンセプトを決め(推測)

 お前ヘンリーに曲を書かせ
 励まし
 叱咤し

 自分も一節を追加し
 作曲者に名を連ね

『さぁ!行こう!今日もやろうぜ』



リーダーだなあ





そしてやがて
罵り合い

長い別れ

再会

ツアー

ドサ周り?
まあね



しかし意義あるツアー
だったよ

熟練してな
歌い慣れて





さあ
どうしよう

ヘンリー

幾つになる?
ヘンリー

もう
詞も浮かんでこないかい

枯渇して



でもさすがに
去来する

その想い



胸のうちを表した
詞が素直に

ドドッと出ても



もう
聞いてくれる

彼はいない



デスパラドー

お前

どんな気がする

どんな気がするんだろう



怖く

荒く

生きてきた

お前と彼





どんな気がするんだ



数ヶ月前

偶然
お前の事を書いた


ふと外に出たお前に

リンダ・ロンシュタットの
訃報が届く、と





届いたのは

お前と
同じ家にいるはずの

フライの
訃報だった



冗談は言えないものだな

ヘンリー

デスパラドー





ツアー

止めることはない



皆の助けを借りて



古老
レスポール翁は

90歳を超えて

小さなクラブでのギグ

続けてた



そっと弦に触れる
やさしいタッチでな



お前ほど
巨大になれば

小さなクラブ
と云う訳にはいかないか



どちらでもいいよ

壮大なツアーでも

祈念の3回公演でも



はたまた

突然の
そこにいる人だけにの

聴衆57人ギグでも





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