自宅からワイナリーまで電車を通す/ヴィラデストへの道

はるかに仰ぎ見る丘の上のワイナリーに心の中で鉄道敷設をする話

☆ ゴマさんへの手紙 3 『ワルハラのアプルタルト』☆

2007-07-14 20:13:22 | 葡萄畑のパティシエ

 本日は雨なのでゆっくりした気持ちでヴィラデスト=ルロワに行きました。そしたらシェフ=パティシエがにっこりして「アップルタルトいかがですか?」と仰いました焼きたて。そしたらね、それは大きくて豪華で想像と全然違って☆その感激をまたゴマさんにかってに仮託して手紙を書いてみましょう。

 ≪ ゴマさん、ほんとのアプルタルトはねワルハラの音のように柔らかだったんですね。それはね、クチに入れるとハラハラとして『ワルハラ』って音がするように崩れます。知らなかった、アプルタルトってもっとオニのように固くて歯にねちつくものだと思っていました。ホントのものって全然違うんだ。全く目からレンズ豆です。

 あれ?私何か勘違いしてますか?まあ固い歯にねちつくって、世間のあれは流通をへて何週間も?経ているのかも知れないから。何事も焼きたてってでんでん世界が違うものではあるから、そこはポイントではあるけれど。

 でもゴマさん、ゼヒ食して見てください。今ソコにいらしゃるゴマさん部屋からル・ロワまで直線にして何キロメートルあるというのでしょう。測ってみればきっと64メートル。近いも同然、じゃなかった同一敷地内住所一緒。あとはゴマさんの128歩だけですもの。

 それにね、ワルハラなんてワーグナーみたい。そんな音を聴かないテはないです。王妃クリームタルト?もそこらにいそうですね。ああそうだ!ああそうだ!まさにヴィラデストはブルゴーニュ!『ブルグント王国』ではありませんか。ああそれでそう聞こえたんだ。気がつかなかったが偶然じゃなかったんだ。こないだ夕日の逆光を髪にあびた『ブルグントの女王様』をガーデンで見たばかりでしたのに。≫
コメント
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