ついに玉御主人の「元・カフェのおやじ日記」「現・月間玉さんニュース」の「飛鳥Ⅱ乗船記」完結しました。いちばん面白かったのは100日間の期間だとその間に馴染んで自分の船室が「ウチ」になるのだと。それでそうなると自分の「ウチ」にいながら目が覚めるたびに「ウチ」の外が違う国になっているのだと。そういう感覚、それは考えてもみませんでした。そうですか、そうなんですね。なじむと船室がウチになるというのが肝心ですね。
そうなると窓の外の景色が昨日はスペインで今日はボルドーでと目が覚めるたびに変わって行くのですね。それが100日。あーそれは新しい感覚。ドラエモンのなんとかポケットみたい。「どこでもドア」ですか。
フーンこんなホテル客室で毎日ボルドーやリスボンやバルセロナやベネチアに変わっていくなんてそれはいいかもしれない。文中の最初のほうに出てきたご夫妻のあたりの30メートルX数百メートルの監獄みたいな側面ばかりじゃないんだ。いいかも。と言ってみてもしょむないが。
ところでこの飛鳥Ⅱの四人の姉妹船を造船会社の人が「松・竹・梅・小梅ちゃん」と呼んで可愛がったという話を前に書きましたが、なんと姉妹がまだいるんだと判明。この飛鳥Ⅱが最初に嫁いだ「海外向け豪華客船会社」にクリスタル・セレニティー、クリスタル・シンフォニーの巨大二姉妹がいるんです。うわー6姉妹か、写真をみると皆同じ顔、さすが姉妹だ。長女のセレニティーは68000トンですねー。
ああびっくり。それにしてもタダ部屋で寝ているだけで世界一周出来るなら、ワタクシはもう世界百周はしている計算ですが私の窓の景色は別に動きませんでした。ビドウダニシナイと庭も言っています。ずっとこうだったし。