自宅からワイナリーまで電車を通す/ヴィラデストへの道

はるかに仰ぎ見る丘の上のワイナリーに心の中で鉄道敷設をする話

マダム・ジュンコ・アライのシャルソネイ・デュ・シュッド☆

2007-07-08 22:09:27 | 出会ったワイン&ワイナリー

 とつても久しぶりのネット購入ワイン。あのマダム・ジュンコと超有名なフレデリック・コサール氏の二人から生まれたワイン。作ったのはコサール氏のシャルソネイ・ブランドな訳ですね。『南仏夢のプロジェクト』と書いてある

 最近、南仏のグルナッシュとシラーの名前の響きに惹かれて、エノテカ社カタログのグルナッシュ購入直前まで行ったところ、タカムラ社のネットメールで新井順子氏の文字を見つけて引き込まれるように購入。あれ?別に今ジュンコ氏のガメイ畑のイメージは気持ちの中で遠い位置になっていたのですけど。つい惹かれて買っちゃった。こういうところがジュンコ氏の腕力かな?

 この上品な、文字のきれいなラベルはシャルソネイの共通なのですね。なんだか見ているだけで心が洗われる感じ。文字の黒の濃さがいいなあ。

 さてあの、味なんですけど、私よく分かりません。初めてのグルナッシュ、初めてのシラー。あれ?ドクドク濃いんじゃなかったでしたっけ。イタリアのサンジョベーゼ種のイルパルコ、ファルコーネで自分の前世のワインに簡単にめぐり会ったワタクシ、同じような濃い果実実をイメージしていたのですけど、印象見事にウラギッテあくまでも透明。

 アレレそうですか。フーム、ジュンコ氏、コサール氏そういえば純粋なビオディナミ?実践者、それで透明になるのかな?ジュンコさんとこのガメイ種ともパカレ氏のとこのガメイ・ヌーボーとも同じようだぞ。

 でも果実味はあるなあ。それがドクドクのなごりかな?でも作る人が同じだとどの品種でも同じになる気もいくらかいたします。テロワールは品種を超えるって記事読んだし、ラトゥールのとこのアンジェラ氏も言ってたし、やはりその作り手も品種を超えませんか?だとしたら納得。

 なんというかワタクシ自分の作る、味噌汁も、うどんツユも、炒め物も全部同じ味になるという悩みの種の自覚もあるところです。ていうとヴィラデスト醸造長のKさんのシャルドネもあれがKさんということなのかもきっと。1年目と千年目の本質はきっと。

 さてさてグルナッシュ&シラー、果実味分ってきました。うまいうまいです。ちょっと冷やしたほうがいいかな?いま室温推定22度。氷バケットに5分とかかな?どうでしょー。
コメント
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