1月18日(日)
関越道・高坂SAでの車中泊の朝。4時15分起床。
この二人↓が私を4時45分頃に迎えにきた。
彼等の乗用車に乗り換えて高坂SAを5時出発。
今日は、新潟も信州も晴れだが、より西側の方が晴天率が高いだろうと、車内会議で白馬方面に行くことに。
▲ 7時半ごろにHakuba47/五竜スキー場の、47側へ到着。
空はまだ雲っており、小雪がチラホラと舞っていた。
同僚紹介。右が31歳のI君。左がY君40代。
Y君とは昨シーズンは八海山へ行った。その前は志賀。毎年どこかへ一緒に行っている。
▲ I君はまずスキーレンタルショップへ。ウェアもスキー道具も全部借りた。
毎年3,4回はスキーに行くのに自前のものは持っていない。
身長が187cmもあるI君、小さい時から「この子は何を着せてもすぐ着れなくなってしまう」と嘆かれながら育ったようだ。そのトラウマでか、ウェア、道具を買ってもすぐ使えなくなるのではと思うらしい(笑)。
毎回約8千円のレンタル料を払うくらいなら、買えよ。31歳ならもうこれ以上は大きくならんだろうに。
一方、スポーツ万能のY君も身長176cmで大きい。
私なんか、彼らのあいだでは子供みたいなものだ。
さあ、準備はできた。いくぞ。
▲ 空はまだ雲っている、太陽も山影だ。
寒いねー。
▲ まず中腹あたりで、足慣らしだ。私は今シーズン3回目の滑走だが、彼らは初回だ。
もっとも、Y君にとってはスキーは自転車と同じで、初滑りであろうがなかろうが関係ないが。
▲ 二人には先に行ってもらう。
初級だというI君も、全くの初心者ではないようだ。それなりに降りていったよ。
▲ 雪は前日そんなに降らなかったようだが、ホロホロ雪でもちろんイイ。
調子にのると、どんどんスピードがあがる。
▲ まもなくI 君がこけた。
空は曇天から、青空に変わってきた。
気持ちがいいなあ。
▲ ゲレンデ右横に見える五竜、白馬の山並みは、最初上がってきたときは雲がかかって全くみえなかった。
が、ようやくその白い美しい姿を少しづつ現してきた・・・・
▲ ルート3・最上級・Expertだって。
ふむ、ふむ。
行くよ。
▲ 要は不整地だ。コブもまだできていないし、滑りにくいだけだ。
▲ 調子よく滑っていたY君もこけた。
******
頂上のレストランで食事するつもりだったが、頂上へ上がるリフトが「風で」ということでいつまでたっても動かない。
しょうがないので、中腹のレストランへ11時ごろに入った。
▲ 二人は、ゲレンデ定番カツカレーとビール。私は、ジャンボバーガーみたいなもの。
実は、我々はまだ朝食を食べてなかった。のでこれはブランチだ。
来るときコンビニで朝食を調達のつもりだったが、コンビニがなかったので・・ 食べなかった。
(バカだねー)
▲ 外が眺められる良い席だった。
11時過ぎなのに、レストランは全く混んでこない。
楽でいいけど。
ゆっくりブランチをとったあと、外に出てみると、すっかり雲はとれてピーカン青空。
▲ Ohhh・・・ゴツゴツと男性的な山容の上に、五竜岳が見えていた。
Y君は昨年の夏、ここのスキー場の頂上から出発してあの五竜岳に奥さんと登ったそうな。
その奥様は? きょうはマラソン大会に出てるとか・・ウムー。
▲ その五竜岳から視線を少し右にずらすと・・白馬三山の頂が並んで顔を出している。
そしてその頂の左から右へ流れる白い稜線が、そう八方尾根。リーゼンのコースそのものだ。
あのリーゼンから、先月はこちらの五竜の山並みを眺めていたんだよなあ・・
納得と感動。
ようやく動き始めた山頂へ行くリフトに乗って、47から五竜側ゲレンデへ移動する。
▲ 山頂1676mにきた。
▲ ヨシッ。五竜ゲレンデを滑るか。
少し降りたところに、チャンピオンエキスパートコースが。
五竜側の上級コースだ。
ここでY君とI君の師弟コンビの特訓が始まった。
【涙の特訓】
▲ I君(上方)「え~・・、ここを滑るんですかあ??」
Y君(下方)「あたりまえだよ。かんたんダヨ」
「みてろ」
▲ と、Y君はスイスイと降りていくのであった。
▲ 「えーっ、こんなところ・・やだな」
と言ってたかどうかは聞こえないが、I君は降りてきた。
▲ 「ああー、こけてもた」
▲ と、この師弟関係の特訓はこの雪坂道で延々と続いた・・・
昨夏は、北岳に登ってテント泊したというI君だから脚力はありそうでナントカ耐えた。
【新雪】
五竜側の頂上にはこんなところもあった。
まだ、踏み荒らされていないバージンロードが残っている!
我々が滑ったのは言うまでもない。
▲ しかしパフパフにはほど遠い、重めで固めの新雪だった。
▲ 五竜側には他にも未圧雪コース↑が47より多くあったが、もう皆さんに食い荒らされたグシャグシャ雪面だった。
最初に五竜から入ればよかった・・(涙)
しかしそれはそれ。
みなさん、ブランチで休んだだけで午前、午後と滑り通しで(笑)。
▲ 2時半になった。「明日は仕事だから」とは誰も言わなかったが、ボチボチ帰るか。
師弟の二人とも、満足の笑みをみせた。
▲ Y君の高級ヨーロッパ車の前に戻る。
ここから少し走って、私の定宿・八方尾根第三駐車場に移動。
▲ 隣接する郷の湯へ。ここで汗を流したあと出発。
さらば白馬。
私はそのあと寝入ってしまって、すみません。
横川SAで夕食。
▲ 高坂SAに戻ってきたのは、午後8時ごろ。
キャンカーを運転しなかったが、長~い一日。
私を下ろして、二人はそのまま都心へ帰っていった。
二人は初滑りだったが、私達だれもケガ・不調はなく楽しく滑れてよかったねー。
運転も追い越し車線の連続走行だったが、危ない目にも合わずY君ありがとう。
またね。
了
綴じ込み付録:
誰だ、このトロトロ滑っているヤツは
ゆっくり滑ってくれないと撮れない、とIクンにいわれたので
錫杖さん、悪しからず・・
【期間限定開示】
関越道・高坂SAでの車中泊の朝。4時15分起床。
この二人↓が私を4時45分頃に迎えにきた。
彼等の乗用車に乗り換えて高坂SAを5時出発。
今日は、新潟も信州も晴れだが、より西側の方が晴天率が高いだろうと、車内会議で白馬方面に行くことに。
▲ 7時半ごろにHakuba47/五竜スキー場の、47側へ到着。
空はまだ雲っており、小雪がチラホラと舞っていた。
同僚紹介。右が31歳のI君。左がY君40代。
Y君とは昨シーズンは八海山へ行った。その前は志賀。毎年どこかへ一緒に行っている。
▲ I君はまずスキーレンタルショップへ。ウェアもスキー道具も全部借りた。
毎年3,4回はスキーに行くのに自前のものは持っていない。
身長が187cmもあるI君、小さい時から「この子は何を着せてもすぐ着れなくなってしまう」と嘆かれながら育ったようだ。そのトラウマでか、ウェア、道具を買ってもすぐ使えなくなるのではと思うらしい(笑)。
毎回約8千円のレンタル料を払うくらいなら、買えよ。31歳ならもうこれ以上は大きくならんだろうに。
一方、スポーツ万能のY君も身長176cmで大きい。
私なんか、彼らのあいだでは子供みたいなものだ。
さあ、準備はできた。いくぞ。
▲ 空はまだ雲っている、太陽も山影だ。
寒いねー。
▲ まず中腹あたりで、足慣らしだ。私は今シーズン3回目の滑走だが、彼らは初回だ。
もっとも、Y君にとってはスキーは自転車と同じで、初滑りであろうがなかろうが関係ないが。
▲ 二人には先に行ってもらう。
初級だというI君も、全くの初心者ではないようだ。それなりに降りていったよ。
▲ 雪は前日そんなに降らなかったようだが、ホロホロ雪でもちろんイイ。
調子にのると、どんどんスピードがあがる。
▲ まもなくI 君がこけた。
空は曇天から、青空に変わってきた。
気持ちがいいなあ。
▲ ゲレンデ右横に見える五竜、白馬の山並みは、最初上がってきたときは雲がかかって全くみえなかった。
が、ようやくその白い美しい姿を少しづつ現してきた・・・・
▲ ルート3・最上級・Expertだって。
ふむ、ふむ。
行くよ。
▲ 要は不整地だ。コブもまだできていないし、滑りにくいだけだ。
▲ 調子よく滑っていたY君もこけた。
******
頂上のレストランで食事するつもりだったが、頂上へ上がるリフトが「風で」ということでいつまでたっても動かない。
しょうがないので、中腹のレストランへ11時ごろに入った。
▲ 二人は、ゲレンデ定番カツカレーとビール。私は、ジャンボバーガーみたいなもの。
実は、我々はまだ朝食を食べてなかった。のでこれはブランチだ。
来るときコンビニで朝食を調達のつもりだったが、コンビニがなかったので・・ 食べなかった。
(バカだねー)
▲ 外が眺められる良い席だった。
11時過ぎなのに、レストランは全く混んでこない。
楽でいいけど。
ゆっくりブランチをとったあと、外に出てみると、すっかり雲はとれてピーカン青空。
▲ Ohhh・・・ゴツゴツと男性的な山容の上に、五竜岳が見えていた。
Y君は昨年の夏、ここのスキー場の頂上から出発してあの五竜岳に奥さんと登ったそうな。
その奥様は? きょうはマラソン大会に出てるとか・・ウムー。
▲ その五竜岳から視線を少し右にずらすと・・白馬三山の頂が並んで顔を出している。
そしてその頂の左から右へ流れる白い稜線が、そう八方尾根。リーゼンのコースそのものだ。
あのリーゼンから、先月はこちらの五竜の山並みを眺めていたんだよなあ・・
納得と感動。
ようやく動き始めた山頂へ行くリフトに乗って、47から五竜側ゲレンデへ移動する。
▲ 山頂1676mにきた。
▲ ヨシッ。五竜ゲレンデを滑るか。
少し降りたところに、チャンピオンエキスパートコースが。
五竜側の上級コースだ。
ここでY君とI君の師弟コンビの特訓が始まった。
【涙の特訓】
▲ I君(上方)「え~・・、ここを滑るんですかあ??」
Y君(下方)「あたりまえだよ。かんたんダヨ」
「みてろ」
▲ と、Y君はスイスイと降りていくのであった。
▲ 「えーっ、こんなところ・・やだな」
と言ってたかどうかは聞こえないが、I君は降りてきた。
▲ 「ああー、こけてもた」
▲ と、この師弟関係の特訓はこの雪坂道で延々と続いた・・・
昨夏は、北岳に登ってテント泊したというI君だから脚力はありそうでナントカ耐えた。
【新雪】
五竜側の頂上にはこんなところもあった。
まだ、踏み荒らされていないバージンロードが残っている!
我々が滑ったのは言うまでもない。
▲ しかしパフパフにはほど遠い、重めで固めの新雪だった。
▲ 五竜側には他にも未圧雪コース↑が47より多くあったが、もう皆さんに食い荒らされたグシャグシャ雪面だった。
最初に五竜から入ればよかった・・(涙)
しかしそれはそれ。
みなさん、ブランチで休んだだけで午前、午後と滑り通しで(笑)。
▲ 2時半になった。「明日は仕事だから」とは誰も言わなかったが、ボチボチ帰るか。
師弟の二人とも、満足の笑みをみせた。
▲ Y君の高級ヨーロッパ車の前に戻る。
ここから少し走って、私の定宿・八方尾根第三駐車場に移動。
▲ 隣接する郷の湯へ。ここで汗を流したあと出発。
さらば白馬。
私はそのあと寝入ってしまって、すみません。
横川SAで夕食。
▲ 高坂SAに戻ってきたのは、午後8時ごろ。
キャンカーを運転しなかったが、長~い一日。
私を下ろして、二人はそのまま都心へ帰っていった。
二人は初滑りだったが、私達だれもケガ・不調はなく楽しく滑れてよかったねー。
運転も追い越し車線の連続走行だったが、危ない目にも合わずY君ありがとう。
またね。
了
綴じ込み付録:
誰だ、このトロトロ滑っているヤツは
ゆっくり滑ってくれないと撮れない、とIクンにいわれたので
錫杖さん、悪しからず・・
【期間限定開示】
姿勢もいいしスキー学校の先生のような後姿。
そして五竜は、私も何度も通ったゲレンデ。
トップから遠見尾根の合流点である中遠見まで上がると鹿島槍のカクネ里がありと 冬場にいくとまたいいですよ
お若い二人とのコラボは会話もあって、楽しい一時ですね。
スキー再開しようかな(笑)
とうみゲレンデは遠見なんですね。冬場は。。遭難記事になりそうなので....
鈴杖さんが、板を折った経緯は知りませんが、1級の足前でもったいないですよ。おっと。。スマホ打ちは時間がかかる。
信州在住のGokuと申します。
キャンピングカーに乗ってのスキー。イイですね♪
私もいつかはそんなことが出来ればいいな~なんて思っています。
また覗かせていただきます。
コメントさせていた抱きました。
キャンピングカー良いですね。
私は普通車に寝袋と茶道具持ってジプシー気分を味わっております。
アルプス平ケレンデが良いですね!
新雪が積もると最高ですよね!晴れれば景色も綺麗だし、あーっ素晴らしい!
そして華麗で優雅な滑りまで披露していただき、ホントに素晴らしい!
とても楽しそうですねーっ!
はい、キャンピングカーいいですよー(笑)。スキー場にお泊りできますからね。Gokuさんのブログ↑少しみせていただきました。北信の方でしょ?どこでも日帰りできる地とはいえ、滑り疲れたら温泉入って、そのまま寝てしまえるのは気楽ですよ。
ぜひ、早く、いつか手に入れてお二人で。
私も読ませていただきます。
>茶道具持って・・
寝袋はわかりますが、茶道具ってお茶をたてるあの道具一式ってこと??よっぽどお茶がお好きなんですか。またお話しくださいね。私も持って旅に出ますよ。リプトンティーパックですが(笑)。
御存じかもしれませんが、八方池山荘あたりから左に見る五竜方面の冬の白い山も、綺麗ですよー。
(気ままさんのSEBUプレゼンも本当に聞きたかったのですが、スキーに行ってしまいました・笑)
【新雪】↑の項で載せたゲレンデですね。おっしゃるとおり、ここが非圧雪エリアが一番広かった気がします。
晴れて、良かったですよ。やはりできたら、はやる気持ちを抑えて、晴れの週末まで待つのがいいですね。
>華麗で優雅な滑りまで披露して
けーごさん、なんのことですか??(笑)
けーごさんにも見ていただいたので、もう閉じようと思います。