青い空とわたし

青い空の日  白い雲の帆船をみていると

どこかへ どこまでも Harmonyと

走っていきたくなります

積丹ブルーは本当に青い?

2013年07月15日 12時35分53秒 | 青い空の日は旅立(全般)
7月14日(日)

ここどこ?



泳いでる。テント張って・・


【続く】 (洋上電波不良のため)

****************

【続き】



▲ 小樽港前の埠頭公園の朝。

今日は北海道での最後の日。夕方7時半に出航予定だ。

前日のブログアップ作業が終わると、10時前になっていた。
天気は悪くはない。行ってみるか、積丹(しゃこたん)半島。予定になかったけれど。

積丹半島は7年前の夏、decoとその友人家族との大人5人!でHarmonyに乗って周った。
シャコタンとはアイヌ語で夏の村。夏は景色も漁(ウニ漁)もいいのだろう。
あの時、シャコタンブルーとよばれる澄んだ海の青さ、が見たかったのだが、曇天で見れなかった。
それが、ずっと心残りになっていた。見て来よう!今回の最後のこだわりだ。




▲ 小樽から積丹岬は約60km。1時間でいけるだろうとふんでいた。しかし、小樽をでたときから往きの海岸道路は車が連なっている。休日の湘南海岸、真鶴道路並みだ。今日は3連休中、地元の人も同じことを考えているのだろう。失敗!


それでも、12時半頃に神威岬(カムイみさき)に到着。



▲ ここから、前の丘を登って岬の先まで歩く。



▲ 岬に入る入り口の門の上部には、「女人禁制の地 神威岬」と書いてある。




▲ 岬の先端までこの切り立った崖の上を歩いて行く。神威岬はかって「神のみが立ち入った」といわれるほどの難所だった。今は遊歩道で歩ける。この岬の上は曇天が覆ってきた。風も強い。



▲ 崖の横の海を見ると、確かに青い。しかし向こう側の岬(島武意海岸)の方が晴れていて、もっと青いように見える。



▲ BlueといえばBlue。 しかし海はみな青いからなあ(少し不満のような私)



▲ 崖の直下を見下ろすと、藻(も)のようなものがあるところは暗いが、それ以外の海底は薄青いライトブルーに見える。このライトブルー淡青が、シャコタンブルーなのだろう。今は曇っているが、晴天下では、この淡青がもっと透明にきらめく青になるのだろう。



▲ 岬の先端の無人灯台に到着する。



▲ 先端からは、高さ40mの神威岩が見える。

さあ、戻ろう。




▲ 振り返るとスタートした門(赤矢印)からここまでの道のりが見える。まるで万里の長城?だ。そうそう、7年前に神威岬に来たときは、天候が悪くこの道のりは閉鎖されていたのだ。これだけでも来た甲斐があった。




▲ お、エゾカンゾウが咲いている。こんな風の強い、荒涼としたところに咲くんだな。




▲ もう一度見おさめよう。もう一つの岬、島武意(シマムイ)海岸の方角の海。
ウン、青いかな。青いことにしよう!



▲ そして神威岬先端の方角。



▲ Harmonyを停めた駐車場が見えてきた。風が強くて頭を押さえて登ってくる。


1時半を回った。ここで昼食を食べたいところだが、ゆっくりしていると帰りの渋滞に巻き込まれる恐れがある。このまま小樽へ戻ろう。



▲ 来た道を戻る。島武意(シマムイ)海岸の近くに来る。この辺りは雲がとれて、海は青い。




▲ 来るときいくつか海水浴場は通り過ぎたが、シマムイの岬が向こうに見える辺りで停めてみた。(冒頭写真)

白い波が打ち寄せている。サーフインができそうだ。
ここでは、ビーチパラソルではなくてテントを張ってしまうみたいだ。ここはキャンプ場ではない。多分、海水浴客数比浜スペースが広いからテントになるのだろうか。
海水着を持ってきているので、泳いでみたかったが、ちょっと今日は時間がない・・・


それに、今調べていて分かったのだが、積丹ブルーは積丹半島の二つの岬、積丹岬(島武意海岸)神威岬の二つのうち、前者のほうでよく取り上げられるようだ。でも、今回は島武意海岸も回るのは無理だったろう。あ、また新たなこだわりができてしまった(笑)。

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帰路も余市、小樽に近くなるにつれて渋滞してきたが、3時半ごろに小樽に到着。フェリーターミナルへ直行し乗船手続きを済ませる。

埠頭公園にいったんクルマを置き、再び小樽の街へ出る。



▲ いつもの人力車。「どうっすか?」 「あなた、乗ってみない?」


まず、遅い昼食だ。今度もここに来てしまった。



▲ 海鮮焼の「うろこ番屋」。埠頭公園に近いのだ。



▲ 客は店内で好きな海産物を選んで、焼いてもらって食す。左端の兄さんが焼いてくれる。




▲ 私の選んだ三品を焼いている。



▲ タララー。タラバガニの足、ホタテのバター焼、それにイカ焼。



▲ 焼いたカニは香ばしくて、カニ味も強くなる。オイチー。


考えてみると・・、私は甲殻類ばかり食べている。ニシン以外は、ウニ丼、タコラーメン、カニスパゲティ、そして今三品とも甲殻類ではないか! (コレステロール値が上がる!?)

殻を被って身を守っているモノが、好きなんだなー。


土産物を少し買って、さあクルマへ。



▲ 運河沿いに歩いて戻る。観光ボートが来る。オレはああいうものにはあまり乗ったことがないな。昔から歩き回って、最近はさらに走り回って(笑)。だから嫌われる。




▲ 午後7時半出航のフェリーに無事乗る。

ああ、あの船底の穴に吸い込まれる。 9日間の北海道を終えて現実へ戻る穴だ。
戻りたくない?




2 コメント

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 (チビsora)
2013-07-18 09:30:13
夏の積丹も綺麗ですね~
冬はグレーっぽかったかな?
海と空の境目が曖昧でほぼ同じ色。
遠くの空に雪雲が見え海上に雪を降らせているであろうと思われる「雪のカーテン」。。。

こだわりの北海道旅行!
心もお腹も満たされて。。。
お帰りなさいませ♪
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チビsoraさん、こんばんは (Sora)
2013-07-18 22:05:34
海底の浅瀬では淡青、それ以外は青い青といった感じで海が綺麗でした。できたら海に浸かって、冷たさと色合いにひたってみたい気がしましたが、思いつきでの積丹再訪でしたからそこまではできませんでした。

冬の積丹は、寒風と雪が吹きすさんで厳しい風景でしょうね。私はまだ見たことはありませんが。 「雪のカーテン」?、なんでも雪になってしまいますねー(笑)。お気持ちはよくわかりますが、海の沖合では、冷気が陸に当たって上昇しないので雪はできないような気がします。間違っていたらごめんなさい。

北海道旅行を終えて、私のなかで夏はもう終わってしまったような感じがしてます。これから、本格的な夏なのでしょうにね。 夏も嫌いではありません。元気にのりきりましょう♪
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