10月23日(土)
▲ 新しい朝の光を感じて
起きるのは最高だ。
ベッド横のボタンを押せば、カーテン・レースが自動的に開く。
▲ 都会難民家族の朝食
朝一にボクはクルマの冷蔵庫から、オニギリ等を運んできた。
みんなで分け合って食べた。
▲ せっかくじじばばの部屋に来たのだから、UmiちゃんMayちゃんも遊んでいく。
ばーちゃんは ♬ 夏も近づく八十八夜 トントン と教え、
Umiちゃんはネットで流行っているダンスをやって見せ、
Mayちゃんは眺めて。
こうして新旧の文化が伝承されていくのだ。
その後は、じーちゃんも加わってみんなでかくれんぼだ。120㎡ のこのスーパースイートルームは孫達の集合住宅よりも遥かに広くあちこちが隠れ場に。Mayちゃんは大はしゃぎだ。
しかしスーパールームにいても飽きるので、今日は外出だ。
▲ 駐車場へ
高級外車がずらりと並ぶ。
キャンカーは奥に停めてくださいと、初日に言われた。Harmonyの出自は日野トラックだからな。
先ず出かけたのは、ここ。
直ぐ着いた。
▲ 雲場池(くもばいけ)
軽井沢で紅葉スポットといえば、まずここ(だと思う)。
▲ みんなで、池を一周しよう
▲ Mayちゃんは、モミジを拾い始める。
そのあとは、ドングリも。
「Mayちゃん、もう行きましょね」
軽井沢では「行くわよっ!」なんての言葉遣いはいけない。
▲ HPでは、もう見ごろみたいなこと書いてあったが
まだまだだな。
▲ それでも、ところどころが赤くなって
▲ 水鳥もいて
池とはいうものの、水が流れ出ているから水はきれい。
ちなみに、この雲場池の紅葉は我々は3度目。
紅葉に照らされて~軽井沢雲場池、八千穂高原 2020.11.4 (クリック)
11月9日では遅すぎて紅葉はほぼ終わっていた。
昨年の11月4日は紅葉ベストだった。
これから1週間の勝負。関心のあるかたはお早めに。
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雲場池の散策のあと、30分ほど走って次のスポットへ。
▲ ヴィラデスト ガーデンファーム&ワイナリー
小諸と上田の間に位置する東御(とうみ)市にある。
エッセイスト・画家の玉村富男が自分の夢実現のため2003年に造った。
ヴィラデストとは仏語 Villa de Est。「東の別荘」の意味になる。東御市の前身は東部市だから、仏文卒・パリ言語大学留学の玉村らしいネーミングだ(推測)。
さあ、ヴィラデストカフェに入ってみよう。
▲ 手前はショップ。右向こうがカフェレストラン。
11時半に息子が予約してある。
▲ どれにしようかしら
通常のランチコースと
▲ 週末だけのランチコースがあった。
息子とボクは週末ランチコース、女性陣は通常ランチコースとした。Umiちゃんは、キッズメニュー、Mayちゃんは持参した非アレルギー食。
▲ 窓の景色は、ガーデンファーム。
▲ 家内はUmiちゃんに、何かにと話しかける
▲ ボクは窓の後ろの景色が気になって、パシャリ。
Mayちゃんは、左端に白いヤギがいるのに気づいて、見たいという。
「後でね」
スターターに
▲ 「玉さんの私流 海鮮サラダ」
鯛の切り身、スモークサーモン、マグロの細切、サラダ菜
▲ 女性陣のスターターは、キャベツと豆のスープ
これも美味しそうだね。
メインは
▲ アサリと豚肉のアレンテージョ風
アレンテージョはポルトガル南部の町。玉村が50年前にヒッチハイク中の印象深い食事だったからとか。
デザートは
▲ かぼちゃのプリンとキャラメルアイス
食べたことのない味だった。
リンゴジュースもいかにも信州100%の味で。
器も植物の絵で彩られていて、いいね。
全体がボタニカル風で、どこといったら英国風。こういうのは好きだな。
食事のあとは、外に出て
▲ ガーデンを散歩しよう
▲ カフェの建物
地下にはワイナリー貯蔵所があったが、今回は見学省略して。
▲ Mayちゃんと息子
▲ 向こう下に見えるのは、小諸、上田の町並みだろう。
千曲川が左から右に流れている。
後ろには八ヶ岳の山並み。
このヴィラデストは2度目。その時はまだ子供のいない息子夫婦を伴って来た。家内の希望でここへ来た。もう10年以上前のことだ。
▲ つながれたヤギの近くまで来たが
Mayちゃんは、怖がってパパに抱きつくだけ。
「May、May と呼んでるよ」と言っても、意味分かるわけもなくダメ。
▲ それでも、小4のUmiちゃんはヤギに草葉を食べさせた
かなり腰が引けているが。
▲ ブドウ園も当然あって。
ここのは、ズラッと垣根のように栽培する垣根仕立て。うちらの近所のは、棚仕立てで上に実がなる。
垣根仕立てのほうが作業が楽、ブドウの凝縮感が増すという。そのかわり広い栽培地が必要になるので、どこでもできない。
▲ では、わてらの臨時別荘、ヴィラに戻りますか。
雲行きも悪くなってきたし。
ヴィラに戻って
▲ 「えーと、あの人にはあれを連絡しとかなくっちゃ」
家内は町内の役員をやっているので、なにかと雑事が多い。
ぼかあ、もうブログを書く仕事しかなくて
▲ PCを取り出して、
「撮った写真の整理でもやっておくか・・」
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夜になった。今夜はホテル内ではなくて外食だ。(笑)
再度、みんな集合してキャンカーで出かけた。出かけるといっても30分以内で着くのだが。
▲ じねんや軽井沢バイパス店 6時ちょうどの予約時に入った。
「じねんやは軽井沢のオーガニック&マクロビオティック・ヴィーガンレストランです。有機野菜・有機食品や自然化粧品・エコロジー雑貨も販売してます。レストランでは有機野菜・玄米・雑穀を使った野菜料理をお楽しみください。和食・洋食・中華とメニューが豊富です」
こういう店のコンセプトが理解できないので、HPからそのまま転記した。Yちゃんの選択だ。Yちゃんにとっては、アレ持ちのMayちゃんの食事を考えて決めたとか。
食事テーブルは2卓のみ。1食できるのに30分ぐらいかかるようだ。同じものを注文してくれた方が早くなるそうだ。注文取りはご主人、シェフは奥さんだけのようだ。
直ぐに意向集約して(笑)、注文したのは「精進弁当M」2500円税込み 4つだ。
▲ 出て来たのは7時半。注文して1時間半近くたっていた。
味は微妙に一品一品ていねいに付けてあることが分かる。鶏のから揚げと見まがうような大豆の唐揚げもスキルが要るだろう。ウマイ。全部手作りであるから時間がかかるのも分かる。でも、1時間半待たせるのは・・ 注文後、途中で怒って帰ってしまう客もいるのだろう。だから前金払いなのだろう。こんなのビジネスとして成り立つのだろうか?
ご心配無用。事前予約事前払いで、予定時間に来店して持ち帰る客もけっこういるようだ。そんなにしてまで「オーガニック&マクロビオティック・ヴィーガン」食なるものを食べたい方が多くいるのだろうか? ご心配無用。ここは軽井沢。別荘のかたでこだわり食のかたが多くおられるに違いない。私ら庶民と物差しが違うんだよ。
ああ、いい体験した。(笑)
じねんやを出たのが7時45分。
じねんやの隣りが、「ツルヤ」軽井沢店。急いで飛び込む。
▲ バタバタと購入を頼まれていたモノを家内、Yちゃんは買って。
8時の閉店音楽とともにツルヤスーパーを出た。
この時間であってもスーパー客は多かったが、駐車ナンバーをみると8割は都内から。
サンクチュアリヴィラに戻って
今晩、Umiちゃんはおばあちゃんと寝るという。
▲ あや取りを教えて、文化伝承に励む家内
▲ 和室で
「おばあちゃん、早く寝ようよ」
「ばーちゃんは、テレビ見ながらバブル風呂入っているから、もうちょっと待っててね」
いつまでも付き合っていれないので、ボクは寝るとしよう。
おやすみなさい。
To be continued...
アホなことばかり書きましたが、楽しんでいただけたようで、ああこのレベルでいいんだと私も嬉しくなりましたよ。
>注文してから1時間半~
恒常的なようで、東京では成り立たないビジネスモデルというものです。やはり、ここは軽井沢と思い知りました。
>次も期待😊~
はい、次が最終日ですので。お楽しみに。
Soraさんの文章が楽しくて
始終、口角を上げながら
一緒にそこにいるかのように見せていただきました
注文してから1時間半・・・ですか・・・
お腹が空いた状態で行ってはいけないお店ですね
次も期待😊