青い空とわたし

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秋の蔵王山トレッキング~地蔵山・熊野岳・お釜へ

2020年10月24日 21時04分18秒 | 同上 (山歩き)

10月20日(火)

予報通り晴れた。

朝9時発のロープウェイに乗る。

▲ 蔵王山麓駅から山麓線、樹氷高原駅から山頂線と乗り継いで地蔵山頂駅まで上る。

 

マップで行程の確認。

▲ 地蔵山頂駅からは、左の三宝荒神山へ。その後、地蔵山頂、熊野岳、馬の背をたどってお釜拝見。帰りはいろは沼経由の祓川コースで樹氷高原駅まで下る。そこからロープウェイ山麓線で下山。

 

 

▲ 地蔵山頂駅に降り立つ。

正面には赤い前垂れをしたお地蔵さんが見える。

 

▲ 右側には、丸い頂きの地蔵山が広がる。

おお、樹々が全部枯れている。いつもこうなのか?

冬には、この樹々に雪が凍り付き、次のようになる・・

 

▲ 樹氷・スノーモンスターを形造る。

多くの人が徒歩で、地蔵山頂へ真っ直ぐに登っていった。5年前のボクはスキーに忙しくて、そんな余裕は無かった。

 

 

▲ 左端の光景

左端には樹々が無くて、山頂への巻き道がある。今はこの斜面から山頂へ登っていく。

 

お地蔵さんに挨拶してこなくては

▲ お地蔵さんは、なにも言わずにデーンと座っておられる。

 

 

▲ ご息災でしたでしょうか。

あ、お地蔵様ですから当然ですよね。失礼しました。

 

 

▲ それでも、冬はたいへんですよね。

よろしくお守りお願いします。

今シーズンは来るかもしれません。

 

 

▲ まず、すぐ左に位置する三宝荒神山 1703m に登って、下りた。

 

 

▲ 気温は5度C。

ちゃんと防寒しているので、特段に寒いわけではない。

 

 

▲ 地蔵山へ巻き道から向かう。

 

 

▲ 地蔵山頂上 1736m

 

 

 

▲ 次に、前方の熊野岳を目指す。

熊野岳は稜線が平に続き、熊野神社および山頂はほぼ正面の辺りに位置していた。切っ先ではない。

30mほど前方に、「ワサ小屋跡」という地点、そしてそこを右折する祓川コース分岐点をまったく見落としていた。

▲ 熊野岳への分岐点まで来た。

 

 

▲ 熊野神社、熊野岳頂上へ行くも、霧がかかってきた。

霧が晴れてから再度行こうと、いったん分岐点へ引き返す。

 

 

▲ 熊野岳非難小屋

中にはストーブの用意まであった。

 

前方には

▲ 右手には馬の背と呼ばれる稜線がカーブしながら刈田岳まで続く。

前方のくぼんだところが、お釜だろう。

 

 

▲ お釜に近づいていく。

背後の山並みが、一昨日に歩いた南蔵王だ。

正面で一番高そうなところが屏風岳だろうか。

水引入道は? ここからは見えない?

 

更に、前に進めば

▲ 蔵王のシンボル「お釜」が姿を見せた。

 

 

▲ さらに、のぞき込んで。

 

 

 

▲ ズームして。

よくもこんなに丸く、コバルト色の水面で・・・

 

 

避難小屋の前にもどり。ここなら噴火してもすぐ逃げこまれるから・・なんてことより、風が出てきて寒いので風よけになるから。

 

▲ お昼としよう。

この弁当は、今朝に街のコンビニで調達してきた。

で、珍しくご飯が柔らかい。

 

昼食後、霧が晴れてきた熊野岳山頂付近へ、もう一度進んでみた。

 

▲ 向こうに熊野神社が見えてきた。

 

 

▲ 積み上げた石塀に囲まれている

 

 

▲ 社。

 

社の前には、蔵王山神社非難小屋がある。(写真は撮らなかったが頑丈そうな)

思えば、御岳山の頂上神社には非難小屋は無かったな。

 

▲ 熊野岳ピーク標識。1841m

向こうに熊野神社。

 

 

▲ 頂上はもちろんパノラマだが。頂上スペースはだだっ広いので、見晴らしがいいわけではない。

右端の山域が地蔵山。

左上には山形市内が見える。

 

さあ、下山しよう。

 

▲ 地藏山に向かって下る。

 

 

▲ 往路で見落としていた「ワサ小屋跡」。

廃墟みたいな小屋の存在を想定していた。そんな「跡」は全くない。

その昔、ワサという老女がここで熊野岳への参詣者を小屋でもてなしたという伝説があるそうだ。

 

▲ その「ワサ」さん。

怖い顔をしてるね。

この像の首が折れてずっと放置されていた。それを近年に接続したらしい。セメントの跡が残っている。

今、「麒麟がくる」のドラマ内での戦国女性は、帰蝶を始め立膝で座るよね。あれが当時の身分の高い女性の正座だった。

この「ワサ」さんも、立膝だよ。史実に忠実ゆえ、この像は本当に古いのだろう。

ははー、ワサさま。

 

▲ このワサ小屋跡で左に折れて、祓川コースという山腹を横切っていく古道を下る。

 

 

▲ 熊野岳の形状も、角度が変わって台形風から崖状に変わってきた。

 

 

▲ 下界の方角。

少し紅葉が残っているようだ。

 

 

▲ 熊野岳

ここまで来ると、見え方が最初とはずいぶん異なる。

 

 

▲ いろは沼。

 

 

▲ 左に地蔵山、右に熊野岳。

もう頂上部分だけが見えるほどになった。

 

色んな形状をした松が見れる「観松平」を一周して (松は省略)、

 

▲ ユートピアゲレンデまで下りてきた。

ここを歩いて下って、樹氷高原駅へ。

 

 

▲ 山麓線ロープウェイに乗って下る。

 

 

 

▲ ロープウェイから見た中腹の紅葉。

 

 

▲ 到着。

 

 

▲ 蔵王ロープウェイ駐車場に戻った。14:40PM

一服したあと、またお風呂へ。

 

 

▲ 手っ取り早く、昨日と同じく新左衛門の湯へ。

これが今回最後の温泉だな。

 

入浴後、スッキリして元気回復。さあ帰ろう!

▲ 「自宅へ戻る」にタッチ。

なんか笑みがこぼれる。

ボクのGOTO MOUNTAINS。補助金はもらえ無いが(笑)、事故もなく、ほぼ予定したとおりできた・・達成感。 はい、自己満足です。

 

 

▲ 自宅まで、あと400km余走ればいい。楽勝だよ。16:25PM

この日は、東北道の国見SAで車中泊。

して翌日の午後3時に無事帰宅。

こうして、10月10日から21日までの「みちのく山旅2010」は終わった。

総走行距離数:1494km

 

 

樹氷の中を滑走して(蔵王温泉スキー場)2015.2.7

https://blog.goo.ne.jp/aoisorae/e/e4f1007c388dfb255835f50464b0425b

 

 

 



2 コメント

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こんにちは(^^)/ (hiroko)
2020-10-25 11:46:45
最後に好い天気に恵まれて良かったです(^^♪
雪のない蔵王山はなだらかな優し気なお山ですね、この時季に行くのもいいですね、
もう随分以前まだ現役で勤務してた頃ツア-に交じりあのモンスタ-を見たくて1人で2泊3日の旅をしました、

大きなお地蔵さんが顔まで埋まるんだからどれほど雪が降るのか想像以上です、雪国の方なら驚かないのかもしれませんが、
ワサさん女の怨念のお顔?
ゆめゆめ女には油断無きようにというお告げかなぁ、(笑)
お疲れさまでした、今回も素敵な旅をありがとうございました、
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◇hiokoさん、こんにちは◇ (Sora)
2020-10-25 14:16:05
>雪のない蔵王山はなだらかな優し気なお山ですね~
おっしゃるとおりで大きくなだらかな山だと思います。ですからスキー場としては横に広いが少し物足りないということにもなります。

>ワサさん女の怨念のお顔?ゆめゆめ女には油断無きようにというお告げかなぁ、(笑) ~
参拝者の面倒をみていたおワサさんが、なぜあんな怖い顔で表現されねばならないか・・ 非常に興味深いです。このワサ跡には「姥神 ヤマンバさま」という説明看板が立っていますが、要領を得ません。おそらく昔は姥捨ての風習がありって、捨てられた姥がヤマンバのようになって住民に恐れられたような事実、それでいて負い目から、姥神(うばがみ)として神格化する心理が、おワサさん像にも反映しているでしょう。なぜお地蔵さんは男のようであり柔和な顔をしているのか、一方年老いた女はなぜヤマンバみたいに表現されるのか・・。長く生きると怨念だけが表面化してくる? 気をつけよう(笑)

>お疲れさまでした、今回も素敵な旅をありがとうございました~
こちらこそ、毎回コメントをお寄せくださりありがとうございました。旅の励みになってましたよ(^^)。
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