10月4日(月)
▲ 月山への稜線をいく
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前日は湯殿山駐車場に前泊できず。
やむなく有料道路を下って道路入口のフリースペースで車中泊した。
▲ 有料道路の開門(チェーン施錠)は8時15分
トップに並んで、即湯殿駐車場へ急ぐ。
▲ 10分ほどで昨日日中停車していた駐車場へ。
当初は湯殿山神社本宮へは徒歩で行くつもりだった。
が、登山開始が遅れ遅れになったので、8時30分発の本宮へのバスに飛び乗った。
▲ 10分で湯殿山本宮前に到着
みなさん続々と本宮への階段を上っていく。
ここで今日の登山行程を
▲ 湯殿山バス停からバスで湯殿山神社本宮まできた。
このあと装束場をへて月光坂を登って金姥(かなうば)へ。そこまで2時間のCT。金姥の分岐点から稜線をたどって月山頂上神社へ1時間30分がCT。
本宮前の入り口からは撮影禁止。
▲ 本宮へは右から進んで本宮を参拝。
本宮を後にして、いよいよ登山道へ。
▲ 急坂が続き、鉄バシゴが数回出てくる。
▲ 施薬小屋
ここからは装束場(しょうぞくば)と呼ばれる。
▲ 施薬小屋の前には山が広がる
中央の右寄りのピークが姥ケ岳。
月山頂上は左端の山塊の後ろに位置するが、ここからはまだ見えない。
▲ 遥拝路と呼ばれる装束場を上っていく。
▲ 小さな池があった。
周りの紅葉ともよく似合う。
▲ リンドウ
この時期、花は・・枯れたもの以外は見れない。
▲ 歩いてきた道を振り返ると
オオッ、三角錐形の湯殿山 1500mが姿を現している。
出羽三山の一つ湯殿山は山全体がご神域であるため、未だ山頂へ登る道はない。「語るなかれ」「聞くなかれ」と戒められた清浄神秘の山なのだ。
湯殿山を拝し、身支度を整えて出発。
▲ 途中、側を流れる清身(きよみ)川では沢水を含み登山の安全を祈念することとされる。
ボクは手を浸して、「チビたいなあ」だけで進んだ。
(本宮も参拝せず、身も清めずこれが・・いや今は言うまい)
▲ 登山道は、右端にも見える道を姥ケ岳を巻くように登っていく。
ここで、紅葉、黄葉の正体は
▲ モミジ状の黄色い葉、丸型の赤い葉(オオカメノキ)
▲ 葉が線状の赤い葉など
名前は知らない。総称モミジだ。
姥ケ岳下部をかなり巻き上がったところで
▲ 月山への稜線が右から左へ続くのが見れるところまできた。
▲ 稜線を行く登山者が見える。
巻頭の写真は、このスポットのズームだ。
見とれていると、ボクの後ろから喋りながら登る女性の声が。
▲ 「やれやれ、うるさいなあ
これは先に行ってもらうに限る」 と道を譲る。
この三人組とまた関係することになるとは、この時点で知る由もなかった(笑)。
▲ 稜線に出る分岐点の金姥(かなうば)で
金姥を左折して
▲ 稜線登りの開始だ。
▲ だいぶ登ってきた。
見晴らしがよく、サイコー。
▲ 進行方向の左手は
中央後方の赤い建物状が姥沢からのリフト頂上だ。
前回2016年の10月16日には、あそこからリフトを降りて姥ケ岳経由でここまで来た。
▲ 左側の前方も、綺麗な紅葉状になっている。
牛首を越えて、更に登った所から後ろを振り返る。
▲ 右手に歩いてきた登山道が見える。
最初の稜線はもう山影に隠れている。
▲ 頂上台地の近くの急坂
石で足場が悪く急坂が続き、これがけっこう大変だった。
前回、「こんなしんどかったかな?」
▲ 頂上への台地状のところへやっと上がってきた。
あとは平たんで楽だ。
向こうにチベットの僧院風の月山神社本宮が見える。
▲ 月山神社本宮へ到着
もう冬に向けて閉まっている。
▲ 一番奥の社。13:17PM
湯殿山本宮から4時間半ほど要した。
この後方から、鳥海山が見えるのだが、残念ながらきょうは雲で見えなかった。
▲ 頂上から右手の風景
2年前に夏口に来たときは、雪渓が残っていた。
▲ 神社本宮を下りて、左側の野っぱらで昼食としよう。
手前の建物は、参拝者用の宿泊所のはずだ。時期的にここも閉まっていた。
▲ 今回初登場の魔法瓶。
モンベルのポイントがたまっていたので、それで買った。3千円余。
保温力が高いという謳い文句だったが、5時間たってもコーヒー熱かった。
ウン、これなら使える。
コンビニおにぎりを3個持ってきていたが、1個だけ食べた。
コースタイムを1時間以上オーバーしているし、もたもたしていると午後4時半の駐車場クローズに間に合わない恐れがある。
出発!
▲ さあ、降りていこう。
そして、それはかすかな予兆とともに始まった・・
To be continued...