青い空とわたし

青い空の日  白い雲の帆船をみていると

どこかへ どこまでも Harmonyと

走っていきたくなります

五竜岳の絶景とともに 滑る

2017年01月08日 05時00分00秒 | 同上 (スキー)
1月6日(金)

昨晩はFFヒーターが壊れて、暖房無しの寒い夜だった。
しかし朝が来れば元気だ。



▲ 「さあ、いこうか」

ここ白馬五竜のリフトは8時から動くが、ボクは悠遊9時から出勤・・ではなくて出動だ。
カラダが動かないのではない、ココロに余裕があるのだ。
これがリタイヤライフだ。


ゴンドラに乗って一気にアルプス平ゲレンデまで上がってしまう。



▲ 樹々は霧氷状態で綺麗だ。

雪質は悪くない。てかてか、がちがちといった雪面はない。

空一面にうっすら雲がかかっている。
しかし天気予報的には、晴れてくるはずだ。



何本か、アルプス平で滑る。

先の頂いたコメントで、けーごさんが外人さんが多いでしょうと尋ねられたが、多い!
我々のホームグランドの八ヶ岳系はマイナー過ぎていないと思うが、ここ白馬はメジャーだから外人さんも来るのだろう。



▲ 二人乗りリフトで外人さんと相乗りになることが多い。

この時も、ボクがあまりリフトの上からパチパチ写真ばかり撮っているので、横にいた外人さんがユウーのも撮ってやる、と頼みもしないので撮ってくれたのがコレ。苦笑気味のワタシです。
ボクは自撮りしかしないナルシストではないことの証(あかし)として。

どっから来たのと聞くと、上海から。カナダ人でケベック出身だが仕事で上海に住んでいるとのこと。飛行機で3時間ですぐだよ、というからオレはクルマで9時間かかって来たと言った。

オーストラリア人のにいちゃんの時は、最初からセーフティバーを早くおろそうと主張するので、why? スキーは初めてでリフトが怖いとのこと。メルボルンは37度で暑いから寒いところに来たかった。このあとヒロシマに行ってミュージアムを見るのだというから、ああオバマも行ったよ。偉いね、と褒めてあげた。





▲ アルプス平のトップから。

初めは雲がかかっていて全く見えなかった五竜の山容が、雲がとれて姿を現してきた。

左端の五竜岳。右のオムスビ形の連なりが面白い。


スマホのタテ画面用に↓



ちょっと休憩タイム。
レストランALPS360に入る。

そしてテラスに出る。



▲ オードリーヘップバーンの「シャレード」ご存じだろうか。

あの仏蘭西のスキーリゾートのワンシーンみたいに優雅に。





▲ はい、りりさんご推薦の

♪ ジスイズ アッポパーイ 

アッポがギッシリ厚いですねー ピコピコ
ウオッ
こーゆーの好きですねー ピコピコ ♪


ここのレストランの前のゲレンデは、先ほどのけーごさんお気に入りのパノラマコース
その名のとおり白馬の壮大な山々が見えてしまうのだ。



▲ 白馬三山 (左から白馬鑓ヶ岳、杓子岳、白馬岳)。

白馬岳の右下の黒いゴミみたいなのが、八方尾根のトップの八方池山荘だと思う。
八方池山荘から左への雲みたいな尾根が唐松岳へ行く稜線だと思うが・・
左端の稜線が不帰キレット・・

とリフトに乗りながら、滑りながら、こんなパノラマを眺められるのはここだけ。




▲ そして、最後の視界は五竜岳2814mに至る。





▲ リフトトップで、中央の五竜岳をしげしげと眺める。

五竜岳の右側の鞍部状になっているところを、目を凝らしてみると・・
凝らしても肉眼では見えませんが(笑)、
お得意のコンデジを限界までズームアップすると、



▲ 赤い建物が見える。

そう、唐松岳頂上山荘だ。

工藤夕貴主演のNHK「山女日記」でも重要な舞台にもなったあの山荘。


 ボクの山のメモリー:秋の唐松岳・登山(日帰り)~八方尾根スキー場から



このリフトトップから少し滑り下りて、五竜岳を再度探す。



▲ 霧氷でけぶる樹が透かし絵に・・、その向こうに五竜岳。

ここ、いいなあ・・




白馬五竜スキー場に隣接して Hakuba47 というスキー場がある。
共通券で47(ふぉーてぃせぶん)にも行けるので、そちらへ移動した。



▲ 47のトップからは、更に絶景の山容に近接してきて・・圧巻!

左側の遠見山の稜線をたどって五竜岳に至るのだが、日帰りでは行けないだろうか。
行けるのならこの夏に登りたいなあ・・


山を眺めにきたのではなくて、滑りにきたのだからと、またせっせと47でも滑った。



▲ 山を横目に滑る、滑る。





▲ ゲレンデの向こうに見えるのは、もちろん白馬村の町並み。





▲ 3時を過ぎた。陽も斜めになって山の影が伸びてきた。

そろそろ降りようか。

あのアッポパーイを食べた時の休憩だけであとは・・、きょうも良く滑った。

新しい年になって、また一枚の歳を羽織ったわけだが、スキーに関してはその歳の重さは全く感じないようだ。

幸いなことだ。

Simple, Slow but Steady でいこう。

(単純に、ゆっくりと、着実に ~ 72歳の小椋佳さんが今、心がけていること)