青い空とわたし

青い空の日  白い雲の帆船をみていると

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走っていきたくなります

小樽の夜は

2013年07月13日 23時59分59秒 | 青い空の日は旅立(全般)
7月13日(土)

海を見渡せる露天風呂と多幸ラーメン、そして夕日に満足した初山別(しょさんべつ)の道の駅を8時頃に後にした。
今気が付いたが、先ず多幸ラーメンを食べて、温泉に入ってそこから夕日を眺めるというのが、ベストだ。次は。

引き続き日本海沿いを下ると羽幌町の道の駅に出会った。



▲ 温泉併設でかつ道の駅の前が無料バラ園になっている。ここもいいね。

お昼はここにしようと思っていた。



▲ 道の駅おびら(小平)鰊番屋だ。
この辺りは小樽同様に、明治時代に鰊(ニシン)漁で栄えたようだ。道の駅もニシン漁の時、漁師が寝泊りする番屋風だ。



▲ 道の駅の食事処で、食べたのは店おすすめの焼ニシン定食1200エンだ。和風ポトフ(笑)の中にもニシンが入っている。うん、これはまさしくニシン味だ。細いヒゲみたいな骨を残して全部食べた。特に好きな魚ではないけど、こんな時だけは食べるのだ。(ことわっておかないと毎晩ニシンになる恐れがあるので)




▲ 道の駅に隣接して、本物の鰊番屋が保存されている。重要文化財「花田屋番屋」。



▲ 鰊の漁期の3月~6月には、東北からの出稼ぎ漁師を200名も寝泊りさせたとか。
正面のいろりの間が、食事場兼居間で、周囲の一段高くなったところが寝床になった。文字通り雑魚寝だよ。

さあ、南下を続けよう。



▲ 天気は良く、海は青い。車どおりも少ない。

留萌を過ぎて、札幌に近接する石狩に入ってきた。

ここでも今回見たかったところがある。スェーデンヒルズ
80年代に、宅地開発業者がスエーデンハウス(北欧型住宅)をここに分譲販売し始めたのだ。
暖房が完備、大きい宅地、豊かな自然みたいなキャッチで、大々的な新聞広告を打った。
バブル時期とも重なって、北海道に広い住宅を持ってみたいと夢見た人も多かったはずだ。




▲ 地図があった。西から東に宅地は伸びているようだ。通り抜けてみよう。



▲ 道路の両脇には木が植えてあり緑は確かに多い。家の外壁はどこも赤色一色で統一されている。家のスタイルにはバリエーションが少しあるようだ。しかし、家と家の間のスペースは想像していたほどにはなかった。他人の住居だからコメントは控える。今の自宅でもいいかな。

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さあ、あとは一気に小樽へ向かう。

午後5時半ごろに、埠頭公園に到着。ここが今日の、カモメと一緒の宿泊場。
場所を確認したあと、スーパー銭湯へ。



▲ 「湯の花」。天然温泉とうたっているが、やはりカルキ臭がただよう温泉。でも旅行者には便利。


お風呂に入ってさっぱりしたあとは、食事に行こう。



▲ 運河を渡る。

もう決めているところがあった。昨秋、7時半からの出航には間に合わなくなるので断念したところ。



▲ 「オタリアン食堂・海猫屋」。小林多喜二の小説のモデルとなった元倉庫を改造した店舗。
ノスタルジックな雰囲気の中、小樽近海の海の幸が味わえる、らしい。

注文したのは、店おすすめのこれ。



▲ 「ヘラ蟹のトマトクリームスパゲティ」1600エン。
ヘラ蟹は小樽近海で獲れる貴重なカニ。そのカニミソとトマトソースをからめて濃厚な味を醸し出している。カニには白身の身は少なく、自分で少し掻き出してパスタに混ぜるぐらいだ。しばらく掻き出しに熱中していたが、手が赤くべとべとになるだけなのでヤメタ。
味は? ウン、美味だった。口まわりも赤くして、パスタはもとよりソースも残さず食べた。量が少ないので、フランスパン等が欲しかった。




▲ 雰囲気もアダルトで良かった。



▲ 店を出ると、すっかり暗くなっている。


野外バンドの音がきこえてくる。埠頭の方だ。





▲ フム、オールディーズナイトか。でも、演奏している曲は ♪夏はー とか、叫んでいるのでチューブの曲かい。チューブがもうオールディーズになるんだ? オレのオールディーズは50,60年代の曲だよ(ちょっと古過ぎだよ)。



▲ さあ、静かな埠頭公園へ戻った。もう疲れたので、ブログアップは明日の朝にしょう。

明日、夜7時半出港だ。