青い空とわたし

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蒼い風と3 飯盛山

2012年05月28日 11時00分34秒 | 同上 (山歩き)
5月27日(日)

ここは、南牧村。平沢峠、獅子岩(ししいわ)の駐車場です。
早朝に到着したのでしょうか、すでに2台ほど車が停まっています。
予報どおり、今日もいい天気です。



今日はここから、飯盛山(めしもりやま)1643mに登ります。
2回ほど、5年以上前ですが登ったことがあります。
標高差は200mぐらいでしょう。気軽に登れて視界の開けた歩きが魅力です。
decoと登ったことのある数少ない山のひとつです。

朝7時半にスタート。


5年前に比ると、登山口の案内図も新しく、道も整備されているようです。

初めは岩だらけの坂道が続きます。ここは海岸かい?と思うほど。
川俣渓谷はスニーカーで歩いてしまいましたが、ここは一応登山靴でないと
だめですね。



しばらく、ちょっとした急坂を登りつめると、平坦な、まさしくハイキング気分で
歩める道が続きます。左側にある平沢山の側道にあたります。



この側道の右側には、八ヶ岳の眺望が拡がります。
行く先の方に、飯盛山の頂上が見えてきました。



さあ、飯盛山の頂上が目の前のところまで来ました。

この姿、名前のとおり「ご飯を盛ったように」見えますか? それとも、
「乙女の胸のふくらみのような・・」(昔のガイドブックの表現)感じに見えますか?
あなたの感性の問題ですね~。

私は、もちろんロマン派。青い山脈派(たとえがチョー古いヨ)。

余談ですが、会津若松に行った時、白虎隊が自害した山も飯盛山と名づけられて
いました。けど、あれは、いいもりやま、でした。

小海線近辺は、野辺山が典型ですが、寒冷地で農作には適さなかった貧農地です。
その影響で地形上のふくらみが、大盛りにご飯を盛った山に見えたり、蓼科山
もご飯を盛った「お供え山」と呼んだりした(deco幼少時)のですかね~?


直前の坂道を一気に登って、頂上に到達!

だあれもいない。 もう人気(にんき)ないのかね? いや、まだ朝の8時15分だからだ。
で、しょうがないので

一人で、自分の影法師を撮ります。



ここは、360度のパノラマが拡がります。
↑これは八ヶ岳、横岳方向。残念ながら頂上のあたりに雲がかぶさっています。
この左手側は、南アルプス、甲斐駒ケ岳が。おっと、とうとう私のデジカメは電源
が無くなってしまいました。アウト。

(今回は電源コードを忘れたため、発電機はあるものの、PCもデジカメも電力危機に
陥ってしまいました)

私の後ろ側は、こりゃあもう秩父の山並みが一気に広がっています。金峰山も。
あとは、想像していただくか、行ってみてください。


リュックには、昨日買ったパンを切って持ってきましたが、45分で登ってきました
ので、まだ9時前です。当然、お腹はまったく空いていません。
しょうがない。下山するか。

来るとき通り過ぎた平沢山に、初めて登ってみます。この頂上も見晴らしの良いところ
でした。

中途に宮司の滝という案内板があります。ここにも寄ってみるか。
細い尾根づたいの誰も通りそうにない、ほとんどケモノ道でした。

ここからは、普段使うことのないケータイカメラを用いてみます。


これはレンゲツツジかなあ?花のことはよくわかりません。とにかく、この背の高い
ツツジが道の両脇に群生しています。花はまだつけていない。6月にはいったら、
このルートはものすごいツツジ山になるのでは。

ずっと歩きましたが、宮司の滝とは清里の方面だと判明。到着しそうにないので
中途からあきらめて、駐車場直行ルートに転換しました。


駐車場に戻りました。様変わりに車で一杯です。

まだ、午前10時前。実家に戻るか。 decoに連絡をとると、11時からご両親を連れ
出して食事に行き、午後1時ごろ戻る予定とか。

そうかい。親孝行に努めてくださいね。
ではそのあいだ、私はここで八ヶ岳を見ながら、読書タイムとしようか。
図書館で借りてきた小説を読みましょう。

 most precious time

旅先で、何もすることなく、クルマの中で、時折車窓外の自然を眺めながら、
読書をする。これは、私の中では一番充実したリッチな、時の過ごし方なのです。

おりしも眼前の八ヶ岳の頂上の雲も、完全にとれてきました。



また八ヶ岳が広がります。いいなあ~。
(ケータイカメラもわりとやるじゃん)

移動式ワンルーム別荘(笑)でのprecious timeはつい時間オーバーして、decoを
待たせてのピックアップ。

午後5時ごろ帰宅でした。